あらすじ
千円札を拾うと得をする― ― これは一見常識的なこと。でも、千円札を拾った人は本当に得をするんでしょうか?既存の常識にとらわれたあなたの固い頭を、ふっと解き放ってくれるビジネスバイブルがついに登場です。累計35万部を超えるベストセラー『採用の超プロが教える~』シリーズで話題となった著者のユニークな戦略や経営、人材育成に対する考え方の根幹が明かされます。見えている人には見えている、新しくて本質を突く内容に、思わずうなってしまうはず!
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Posted by ブクログ
何かの本で著者が薦めていたビジネス書。
いやぁ~思っていた以上に良かったです。
①成果を生み出す「時間」のとらえ方
~時間の常識はゴミ箱へ~
②利益をもたらす「お金」の上手な使い方
~お金の常識はゴミ箱へ~
③大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方
~人を見る目の常識はゴミ箱へ~
④トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方
~常識を捨てる勇気ある決断~
インパクトのあるタイトルの本書は上記4章から構成されています。
千円札が落ちてたら拾っちゃいますよね^^;
拾っちゃいけない理由と共に、自分の中で「常識」と思っていたことをバンバン覆されていきます。
その理由と説明がわかりやすい。
1時間ちょいで一気読みしましたが、何度か読み返したいと思います。
真の「成長」のために「捨てる」。
「変化」し続ける大切さを再認識させて頂きました。
説明
内容紹介
「これはこうするもの」「こうやれば得をする」
そんな既存の常識にとらわれたあなたの固い頭を解き放ってくれる、
新しいビジネスバイブルがついに登場です。
累計35万部を超えるベストセラー
『採用の超プロが教える~』シリーズで話題となった、
著者のユニークな戦略や経営哲学、そして人材育成に対する考え方。
その根幹にあるものはこれだったのかと、読む人は目からウロコ。
見えてる人には見えている、新しくて本質を突く内容に、思わずうなってしまうはずです。
若いビジネスマンや経営者はもちろん、ひとりでも部下を持つ人ならぜひ読んでほしい一冊。
頭の固い上司のデスクに、こっそり置いておくのもいいかもしれません。
出版社からのコメント
「成長とは、何かを身につけることではない。何かを捨てることによって初めて、人は成長できる」
という著者のメッセージに、私自身とても感銘を受けました。
この『千円札は拾うな。』という言葉を切り口に仕事や人生を見直してみると、
いまよりももっと豊かで、心地いい毎日が送れるはず。
あなたがこれまで拾っていた「千円札」はどんなものでしたか?
それを捨てることで、どんなことが見えてきましたか?
みなさまからの感想をお待ちしています!
内容(「BOOK」データベースより)
残業をやめれば、給料は増える。見えてる人には見えている、常識の「半歩先」の考え方。『採用の超プロが教えるできる人できない人』から3年、読者待望の「安田式・人生を劇的に変えるビジネスバイブル」。
著者について
株式会社ワイキューブ代表 。
1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。
帰国後、リクルートでの営業職を経て、90年株式会社ワイキューブ設立。
主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開。
独自の手法による戦略立案と、それに基づいたツール製作、コンサルティングサービスの提供により、
多くのクライアント企業の業績アップを実現。
その確かなノウハウが、経営者やビジネスマン、そして学生からの絶大な支持を集めている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安田/佳生
株式会社ワイキューブ代表。1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後、リクルートでの営業職を経て、90年株式会社ワイキューブ設立。主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開している。独自の手法による戦略立案と、それに基づいたツール製作、コンサルティングサービスの提供により、多くのクライアント企業の業績アップを実現。その確かなノウハウが、経営者やビジネスマン、そして学生からの絶大な支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by ブクログ
とても前向きになれる本です。
1つの事に対して両極端の考え方を、色々なバリエーションで次々と紹介してくれています。
多くの人が思い描き、選ぶ方とは別の道にある魅力をたっぷりと語ってくれていて、勇気づけられたり、挑戦する意欲の湧いてくるパワー溢れる1冊です。
Posted by ブクログ
・成長とは自分を捨てる勇気
・立場が変わるたびにリセットしなければ、役職にふさわしい成長は望めない。
・嫌なお客(うるさいお客)は断る
・仕事が出来る女性はおしゃれ(流行や価値観の変化に敏感)
・判断・・・正解がある
・決断・・・正解がない
b.o.
Posted by ブクログ
㈱ワイキューブの安田さんの著書
基本的には、固定概念からの脱却を促している本。
気づいているようで、気づいてない事に気づかせてくれた本。
『常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』ーアインシュタイン
『リスクのない人生などこの世には存在しない』
しっかり胸に刻みます。
Posted by ブクログ
中小企業ブランディング支援のワイキューブ代表 安田さんの著書。
思わずどういうこと?と興味を惹かれるタイトルですよね。
目の前の千円札に固執するばかりに、すぐ横、またその先にある価値のあるモノに目がいかない。
見えている人には、足下の千円札ではなく、はるかに価値のあるその先の世界が見えている。という話。
『人が生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。
必要なときに必要なお金を生み出すことのできる能力を身につけることである』
などといった「半歩先」見据える考え方を提唱されている一冊。
投資やリスクの考え方から、新しい彼氏の探し方まで、幅広く一歩先を見据えるための考え方が書かれている。
ある社員に、
「一千万円予算を取ったから、一年で飲み食いだけに使い切れ」という話が特に印象的で、
思わず、自分が飲み食いだけに1000万円を頂いたら、どれだけ上手く使い切ることができるか、と考えさせられました。
またもう一つ本書の中で、好きな言葉
『ビジネスは、頑張って努力して100mを9.5秒で走るより、まったく別の方法で100mを5秒で移動した者が勝つ世界なのだ』
Posted by ブクログ
世の中にある価値観をわかりやすく否定しつつ、成長したいなら持つべき価値観を教えてくれる本だと思う。
個人的に自分の価値観を変えてくれる部分が多くある内容だったと思うが、ちょっと時期尚早だった気もする。
見識を深めた時に読み返して、理解が出来た時に成長を感じられる様な、現在地を教えてくれる本になる気がする。これがバイブルってやつなのかなぁ。
Posted by ブクログ
・「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」(アインシュタイン)
・何を「勤勉」と言い、どういうことを「努力」と言うのかという「言葉の定義」が昔と今では違っている
・自分の能力を本当に信じているなら、「オレはこの程度ではない」とおもっているはずである。
・成長とは「自分を捨てる勇気」と言ってもいい。
・どんな投資でも、一手先の戦略よりも、三手先で回収する戦略のほうが、勝率が上がって、リターンも大きくなる。
・自分の人生を納得できるものにするためには、常識や、他人や会社の基準に惑わされない自分自身の「軸」が必要なのである。
・人間は執着するのもが少なければ少ないほど、楽に生きることができる。
・どんな人生の、どんな状況においても、私たちはリスクと無縁ではいられないのである。
・人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きていくことだ。
2021.4.30
Posted by ブクログ
著者の会社はリーマンショックと社員の給料を上げたことにより倒産した。しかし、マーケティングや「チーズはどこ」「ダメな自分を救う本」等の自己啓発の要素が網羅されている面白い成功哲学であると思う。
なぜ千円札を拾ってはいけないのか?
千円札を拾うことで視野が狭くなる。
目先のことしか見えなくなり長期的・大局的な視野がなくなる。
その結果より良いものに気づかなくなる。
大切にすべき本質(目的・ゴール)を見極める。
成長とは変化すること。変化するとは何かを捨てること。怖いけど。
慣れたやり方や環境・安定を捨てる勇気が必要。
成長とは自分を捨てる勇気。
成長できる人は間違った階段を登らなかった人ではない。
間違いだと気付いた瞬間に躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人。
降りられない人は 自分を正当化する言い訳をしているだけ。降りられるように事前に「ここまで」という基準をつくる。
仕事のやり方を劇的に変える方法は深く考えることであり、 考える時間が必要。
短期的にみると、得するようなことを捨てることでより大きな利益に目を向けることができる。
3手先を見据える。
お金は実際に使わないとうまく使えるようにはならない。 失敗して失敗から学ぶことで、上手なお金の使い方を学ぶ。
お金というのは 本来ただの共通概念、あるいはツール。
お金が持つエピソード ではなく、効果の高さで使い方を決める。
必要以上にお金が持つ歴史に思い入れしない。例(苦労したお金は大切に)
足りない時にする補充はマイナスの穴埋め。 プラスの戦略ではない。
「贅沢」「もったいない」「無駄」 といった基準 は人によって違う。自分の軸をもつ。自分が価値を感じられる使い方をする。
文化というものは 数や量ではなく質。( 数値化できない) 大切なのは世間の価値ではなく自分にとっての価値。
お金には上手な使い方があっても正しい使い方はない。人によって価値がちがうから。
どんなことにもリスクがある。変わらないということが 一番のリスク。
Posted by ブクログ
再読(過去読んだ時のログは無し)。
費用対効果を考える。無駄をどう定義するかがポイント。男性アイドルが髪型を変えなくなったらピークを過ぎたということ。というのは面白い見方だと思った。"捨てられるものの量"がその人の"変化値"を決めている。という言葉に納得。
短時間で読破し、刺激にる書。
"常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう"アインシュタイン。
Posted by ブクログ
*頑張らないで成果をあげるやり方を見つける努力が必要
*人と同じ事を人より長時間やる所に解決策はない
*もっとも大切な能力は「新しいものを生み出す能力」
*あと0.01秒を縮める方法ではなく、車を使うかジェット機を使うかといった、「全く別の方法」を考える
*やるかやらないかというときは、それが新しいものであればやる。今やっていることを続けるか続けないかというときは、それが今までずっとやってきたことならやめる。
*今の自分に似合う服を着るのではなく、オシャレな服に自分を合わせる(今の会社の規模や事業に合った戦略を選ばない)
*自分が成長し、自分がその仕事のキーマンになったら、自分がいなくてもできる状態を作る事
【コメント・感想】
目の前の利益でなく、先の利益を考えなさい、という趣旨の本。
レバレッジリーディングで紹介されていた本の一つで、納得できる内容だった。
ベストフレーズは「やるかやらないかというときは、それが新しいものであればやる。今やっていることを続けるか続けないかというときは、それが今までずっとやってきたことならやめる。」優柔不断な私にとって、凄く勇気付けられた一文。
Posted by ブクログ
・「負け犬」に陥ってしまったビジネスは、さっさと撤退して、そのリソースを「問題児」に振り分けるか、新たなビジネスモデルを構築するために使わなければなりませんね。でも、人は止める時に勇気が要るのです。
《収入がアップするとは、「時給が上がる」ということです。同じ収入で倍の時間を働くと、時給は半分になってしまいます。今は、人と違う結果をだすためには、どうすればいいかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」ということです。最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」です。変化をし続けること、それが今の時代に求められる「勤勉さ」です。》
私は、勤勉さとは、労働という資源をより多く投入することだと勘違いしたまま働いて来てしまったかもしれません。いまさらですが、頭を切り替えなければ……^^;
《成功する人が千円札を拾わない理由。それは、彼らには、千円札よりもはるかに価値のあるものが見えているからなのです。千円札を拾う人は、千円を拾えば得をするという固定観念に動かされてしまっています。それは彼らが、拾った千円と拾わない0円とを比較しているからです。価値のある情報は「ひらめき」を生み、新しいビジネスや、自己の成長をもたらしてくれます。もっと大きな目で世の中を見渡し、自分の目線を億単位にまでに高められれば、千円札などは視界から消えてなくなってしまうのです。》
でも、千円札が落ちてたら拾っちゃいますよねぇ~。
2010年に読んだ本の再読。2006年に発行され『千円札は拾うな。』なんて、奇をてらったようなタイトルですが、12年後に当たる、今にフィットした経営方針を予言したかのよう内容です。
ビジネスモデルにも時代の潮流による流行り廃りがあり、限りあるリソースを最大限に活用して成功するためには、仮に成功し続けていたとしても、過去になりつつあるビジネスに見切りをつけないと、新しい波に乗るビジネスを切り拓いて行けないのかもしれません。アップルの変身は、典型的でしょうし、設備投資した企業は、工場を持て余していましたからね。
Posted by ブクログ
成功する人は、千円札よりはるかに価値のあるものが見えている。
•人と違う結果を出すためにどうすればいいのかについて、新しいやり方を考え、実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが「努力」である。
•優秀な人というのは、暇な時間ができると「考える」時間にあて、そして必ず何か新しいものを生み出す。
•「今の自分は何点か?」という質問で、自分の変化値がわかる。
•成長とは「自分を捨てる勇気」。成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではなく、間違えた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び下りることができた人。
•過去の自分を捨てることによって、人は初めて新しい自分を得ることができる。
•「無謀なほど高い目標」を掲げることで、大きな変化を生み出す。
•常識と、非常識の周りには、どちらにも属さない「常識外」という未知の可能性に満ち溢れている。
•投資先として確実なのは、人材•情報•ブランドの3つ。
•生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。必要なときに必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけること。
•今蓄えているお金を自分に投資することで、人生はもっと豊かになる。
•男性は30歳ぐらいのときに気に入った店にずっと通い続ける傾向が強い。一方、女性は流行に敏感で、次々と新しいものに変化していく。
•その人の変化値は「捨てられるものの量」で決まる。執着するものが少なければ少ないほど、楽に生きることができる。
•日本人は、世界で最も変化に強い民族。特に日本人女性は世界で最も変化値の高い存在だと言える。
•男が大成するかどうかは、お金の使い方、時間の使い方でわかる。
•どうしても答えが見つからない場合、重要なのは「早さ」。
•今が「どんな時代なのか」を見極める。変化の時代には、変化することを選択し、安定の時代には、安定を選択する。
•今与えられている仕事を極める努力もせずに、次のビジネスに行ってもそれは成長とは言わない。
•どこかで覚悟を決めて、その穴を捨てることが必要。
•そのときはとても大事だと思っていたものでも、手放してみると意外と「あんなものを大事にしていたのか」と思うことが多い。
•自分がいなくても仕事が回る状態を作り出すため、自分の給料を下げる努力をする。結果的には、給料は上がり続けていく。
•人生において最も大きなリスクは、周囲の人の常識に流されて本当のリスクを自覚しないまま生きていくこと。
•逃げずにリスクに立ち向かい、素早い決断を下す。全力で乗り越える努力をする。
Posted by ブクログ
扇情的なタイトルからして、チャラい自己啓発本かと思いきや、なかなか芯のある内容でした。どちらかというと経営者目線の内容。
常識に囚われず、変化を意識すること。
著者の目のつけ所や、柔軟な考え方に良い刺激をうけました。
時間を置いて、また読みたい。そんな本です。
Posted by ブクログ
千円札を拾って得るメリット以上のデメリットと拾わないことによるメリットを考えよう。半歩先を見据える先読み方法を教えてくれる、そんな1冊です。
こんな考え方もあるのか!このような方法を取っていいのか?と考えさせられることが盛りだくさんで非常に刺激的な内容となっています。
ただ読みながら実際に当てはまっているな、と思えることも多く、個人の問題から会社自体が抱えている問題解決に一役買うものだと思います。
視野が狭い、安定を求めている、お金の使い方が下手だ、そんな考えを持っている方には非常にオススメの一冊です。
Posted by ブクログ
目先のことに執着せずに、もっと大きな視点で考えよ、というのが筆者の主張。仕事に追われて残業と休日出勤続きなら、寧ろ残業禁止、週休3日を徹底しろ、そうすればやり方そのものの変革を求められて頭を使うようになるから、という話が面白かった。
Posted by ブクログ
本書のテーマは『常識を疑い状況を劇的に変えろ』ということ。
長期的な視点で自分にとって最も利益になる選択肢を考え、周囲の固定概念に流されずに常に戦略的な思考を続けていくことが重要であると説いている。
起業を目指す人はもちろん、そうでない人にとっても、ドラスティックな意思決定を行う上で非常に参考になる本である。
Posted by ブクログ
オススメ度 ★★★☆ ≪73点≫
【こんな人にオススメ】 千円札をみたら、つい拾ってしまう人
もし、本当に千円札が落ちていたら、拾ってしまうだろうw
著者が言わんとしていることは、とてもシンプルだが重要なことだと思う。
今まで自分が積み上げてきたやり方、スタイル、こだわり、常識などなど・・・
これらを捨てることは、とても難しい。
が、捨てることができれば、新たな自分の伸びしろができる。
今自分が100の仕事を1時間でこなすとしたら、
そのやり方で、改善してもせいぜい100の仕事を50分くらいにしか短縮できないだろう。
しかし、そのやり方を捨て、新しいやり方にしたら、100の仕事を30分で
できるかもしれない。
そういう考え方も重要であるといった内容だ。
自分がなにか捨てられないときに、読み返したい一冊である。
Posted by ブクログ
成長できる人は間違った階段を登らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人なのだ。例えば現場の社員から係長になり課長になり部長になっていく時、一見するとキャリアを積み重ねているように見えるが、本当は立場が変わるたびにリセットしなければ、役職にふさわしい成長は望めない。
日本はこれまでアメリカお手本に1人量を追求することで成長してきた。しかしその延長線上に文化は無い。その事はアメリカの食事を見てみるとよくわかる。今世界で1番お金持ちの国アメリカの食事は、世界一まずい。それはこの国の価値の判断基準が、まだ文化ではなく公立であることを物語っている。
決断と判断は似ているが決定的に違う点がある。それは判断には正解があるが、決断には正解がないと言うことだ。メリットとデメリットを考えメリットの多い方を取ると言うのは、決断ではなく判断である。メリットもデメリットも同じでどちらを選べばいいかわからない時、そういう状態で下すものこそが「決断」なのだ
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経営者としての思いを綴ったもの。
タイトルの「千円札は拾うな」にそれ程大きな意味はない。「安田佳生の経営論」みたいな方がしっくりくるかと思います。
一部に考えを異にする所もあるが、多くの部分で「もっとも」と肯ける内容が続く。ただ、この手の本を書くにはまだ若すぎるのでは?と思ったりする。自信に満ちた表現が続くのは羨ましい限りだが、実際にはそうもいかない事もあるだろう。そこら辺の色々な悩みや経験を経てからだと、もっと読者を惹きつける味(文化)が増していただろうにと思う。
Posted by ブクログ
1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ(勤勉は悪、努力は報われない
残業をやめれば給料は増える ほか)
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ(経営とは買い物だ
「お金は血と汗と涙の結晶」という考えを捨てる ほか)
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ(男性アイドルの頂点は髪型でわかる
変化値は捨てられるものの量で決まる ほか)
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断(即決にこそ、価値がある
大きいことはもはや安定ではない ほか)
Posted by ブクログ
・成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人。人は身につけてきたものを捨てたときに初めて成長する。
・「捨てられるものの量」がその人の「変化値」を決めている。
・本質とトレンドを見誤らない。
→守り受け継ぐべき「伝統」や「文化」というのは、「トレンド」ではなく、本質的なもの。
・人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きて行くコト。
Posted by ブクログ
・変化できる人とは、捨てることのできる人。
・大成する人はお金と時間を上手く使える人。
お金→人生での総収入を増やすためのお金の使い方をしている。
時間→自分の時間には価値があると思い、意識して時間を使っている。
・人生において最大のリスクは、周囲に流されて、本当のリスクを意識しないまま生きていくこと。
Posted by ブクログ
拾ってはいけない理由はずばり目線が下に下がるため。
目先の利益にとらわれずに先にある大きな利益を出そう
その為にはどうしたらいいかといった内容でした。
・彼氏は彼女がいる人の中から選ぶ
・今の自分に合う服を着るのではなく、オシャレな服の方に自分をあわせていく
という事が参考になりました。
Posted by ブクログ
本書は、以前読んだことがあったが、その後、著者の会社がつぶれ、「私、社長ではなくなりました」を読んで、本書も再読。
「つぶれた会社の社長が調子が良かったときに書いたものだから、内容は信用出来ない」などと思ってはいけない。
結果的に著者の会社経営は失敗したが、本書に書かれてある内容については、それなりになるほどと思うことも多い。
Posted by ブクログ
今更ながら読んでみた。ワイキューブは倒産してしまったのでどうしても負のバイアスがかかって読んでしまう。でも、スキルを身につけるではなく、変化する事だとか、人に投資するだとか、リスクのない人生などこの世には存在しない、など色褪せない言葉もあった。つくづく残念。