二宮正明のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白かっただけに残念。
少し興味があったのでコワゴワ読んでみたらこれが面白い!
ストーリー自体がねっとり面白く、グロいシーンは思ってたより少ない。
その分排他的な村の陰湿さが現実的でゾッとする。
生きてる人間が1番コワイみたいな。
それでいて主人公がまだまだ人間できてません系なのもいい。
誰がいい人なのか悪い人なのか、そしてどこまで信用できるのかそれとも罠?など、サスペンスかと思いワクワク。
登場人物のセリフや表情など、何かの伏線?とか勝手にいろいろ想像して面白かったんだけど。
なのになぁ。途中までは良かったのに。
結局腹の探り合いしてだだけ。
私個人として気になってた前巡査は本当にパチンコで借金があったのかとか、すみれは何故いつも同じ服でスーツケース引いてるの?とかはスルー。
どうもそのままらしい。
そう、そのままのストーリーのようでサスペンスではなかったw
青年漫画だから当たり前なんだけど、全て男性目線。ここでの女性は子供を産む者かお荷物。
主人公が妻子と別れるシーンや「父親」のストーリーは男性が絶対好きで泣けるところ。
なのに女性は我が子に諭されるまで母性に目覚めないとか。2人もいて。絶対ないしな。お腹痛めて産み育てとるねん。我が子置いていかんで。
主人公の奥さん子供の前で旦那の悪口やケンカばかりでドン引き。
ましろが9歳もひいた。9歳の子抱っこしてるの?
洋介は21歳?中学生思ってた。確かに中学生では銃取り扱い免許とれないしね、幼稚過ぎ。
もう少し緻密さが欲しかった。
ラストはハッピーエンドだろうけど、どんな落とし所になるのかな。
続編楽しみにしてます。
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購入済み
思った以上にハラドキな展開!
内容としては、都市伝説的な話をかなり際どくサスペンスに画いた作品。
登場人物や物語の設定も良く練られており、読めば読むほど次の展開が気になってくる。
画のタッチも物語とマッチしていて、久しぶりにこういったジャンルで楽しめる作品だと思う。
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Posted by ブクログ
物語も佳境に入ったのかな?
前巻まで狂気の深みにはまって暴走が懸念された主人公が、娘の失踪から信念を揺り起こされ、ヒロイック路線に戻って一安心。
妻子を村から逃がすと決断し、「あんたも一緒にいこうよ」と説得する妻へ言い放ったセリフがぐっとくる。
それに返す妻のセリフもいい。
そして敵の本拠地で、一族総出のおもてなしを受けるのだが……
敵も一枚岩じゃなく、儀式に疑念が芽生える者など、分裂の兆しがさし始めて今後の展開が気になる。
狙撃の天才でもある末子が味方になってくれれば心強いのだが、意味深MAXの神主が敵か味方がいまだにわからないのが不安要素。
前作「鳥葬のバベル」は打ち切りっぽく、駆け足で四巻完結したのだが、本作も次巻か次々巻で終わりそうな気配。下手にずるずる引き延ばしてもダレるし、物語のテンションを維持したまま幕を締めるならそれ位の配分がちょうどいい。
この作者の特徴として物語のキーパーソンになる幼女を無垢でいたいけな存在に描いて、「守るべき弱者」の側面を強調するのだが、娘のましろはやはり幼すぎる。9歳といえば小3、その年齢でアレを拾ってあの反応は解せない。
娘視点での描写がないので、現在の彼女が母親や父親に対しどう思っているかは想像するほかないが、父と娘の溝の修復が裏テーマならそこをもう少し掘り下げてほしい。
「食われるためだけに生まれてくる子ども」というショッキングな事実、鬼畜すぎる村の実態に単独で挑む主人公の死闘から目が離せない。 -
Posted by ブクログ
―「この村の人間は人を喰っている」―
前任の駐在が不審な失踪を遂げた供花村に妻子ともども引っ越してきた主人公。
よそ者とからかわれながらなんとか村に溶け込もうとするも、山で遺体が発見されて……
これは面白かった!陰惨な因習の残る村、一見和やかだが閉鎖的で排他的な村人たち、そんな共同体に異分子として紛れ込んだ主人公。
これから何が起こるのか?謎を孕んだストーリーラインと、曰くありげな様子にハラハラドキドキが連続。家族パートが湧和気藹藹としているだけに、シリアスに切り替わった時のギャップが凄い。村人からも畏怖される後藤家の内情や「あの人」の正体など、グロ描写以上に人間関係が濃く緊迫した不気味さが漂っている。
ほんのささいなきっかけでそれまで友好的だった村人の態度が豹変するなど、田舎のいやらしさやその枠組みに絡めとられていく息苦しさも存分に描かれている。
一体だれが味方で敵なのかもさっぱりわからず、結果だれにも心を許せない疑心暗鬼のスリルがページをめくる手を休ませない。
主人公も一癖あり、決して黙ってやられているだけじゃない。妻子を守るという大前提はもちろん、巻が進むごとに自らが刑事をやめる発端になった御しきれぬ暴力性や狂気に侵されていく様子に手に汗握る。
気になった点をあげるなら、娘のましろが幼すぎること。初登場時はてっきり3~5歳だと思っていたので、9歳と知って驚き。
言葉を失う原因となった事件のショックで幼児退行を起こしたなど、後で辻褄合わせの注釈が付けられるのかもしれないが、それにしたってあんな光景を目撃してあんなモノを拾ったらパニックを起こすのでは?物心付くか付かないかの幼児ならともかく……。