宮本昌孝のレビュー一覧

  • おねだり女房 影十手活殺帖

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    宮本昌孝 著「影十手活殺帖 おねだり女房」を読みました。

     忍者の末裔の和三郎と寺役人の市助、公儀お庭番息女の紀乃が縁切り寺に駆け込んでくる女たちの背後に隠された意外な真実を暴き、事件を解決していくシリーズ第2弾。

     主人公の和三郎の鮮やかな十手術と、飄々とした市助の人柄が今回も魅力的に描かれています。

     いつの時代も男と女には、理性では割り切れない情の深さがあることを考えさせられます。

     和三郎と紀乃の仲の今後も気になるところです。

     第3弾が出ることを楽しみにしています。

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    2013年01月22日
  • 風魔(中)

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    物語は中盤だけど、まったくだれることなく楽しめるのは、唐沢玄パとかソロリとか、あと柳生とか半蔵とか、それぞれのキャラがしっかりたっていて、なおかつそれぞれに魅力的だからか。

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    2012年10月05日
  • 風魔(上)

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    名前はよく聞くけど、実際の人物像とかは全然知らなかった。というか、空想上の人物かと思ってたし。戦国無双とかやってても、完全に化け物扱いやし。そういえば北条傘下として登場してたな、とか思いながら、イメージ的には戦国無双のそれを想い描きながら読み進めてます。完全に裏方の話だけど、雑賀孫一の話(尻くらえ孫一)とかと同様、この時代を彩る面々は、表裏問わず面白いすね。

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    2012年09月26日
  • 海王 中 潮流ノ太刀

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    海王こと足利義輝の遺児が、織田信長とこう関わって、明智光秀とはそういうことだったんだ・・・
    それと、キリシタンとの密約なんていう話が、これまでに読んだ戦国ものにはなかった観点。

    いやぁ、面白い。下巻も、前作「剣豪将軍義輝」も読まねばならんようだ・・・

    (2012/5/27)

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    2012年06月16日
  • 風魔(上)

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    風魔小太郎を題材にした小説だから軽いのかと思ったが、なんて骨太な小説。特に豊臣秀吉の軍勢と北条氏一門の小田原城包囲戦は読み応えがあった。本当は氏康の時代をもっと読みたいのだが、4代氏政、5代氏直との関係性、そして氏照・氏邦・氏規とそれぞれ魅力的に描かれていてとても良かった。その中を風魔の頭領、小太郎が他の忍びの勢力と戦いながら北条家と風魔一党の存亡を賭して暗躍する。小太郎も忍びにして陽の性格であり非道を嫌い義を重んじ魅力的にキャラに仕上がっている。服部半蔵は恐ろしく、徳川家康はより狸だった。

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    2012年04月22日
  • 海王 上 蒼波ノ太刀

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    今年になってから、織田信長あたりの時代の戦国物を立て続けに3作ほど読んだんですが、またもや・・・になってしまいました。足利第13代将軍義輝の遺児が信長の時代で活躍するというお話。

    足利将軍といえば、細川藤孝⇒明智光秀とつながっていくんだが、この二人の関係が、これまで読んだ作品と本書との間、どれもこれおも大きく異なっているので、歴史物は面白いが、まだまだ先は永そう。

    (2012/3/10)

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    2012年03月14日
  • 海王 下 解纜ノ太刀

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    あー面白かった。それにしても、熊鷹は山丈をイメージさせるし、鰩十郎と海王の興す商家が「夢屋」とか、白戸先生の『カムイ伝』を思い起こさせるモチーフが随所にあるな

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    2012年02月25日
  • 海王 下 解纜ノ太刀

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    この時代の個人的に戦闘力が強い方々や有名人がてんこ盛り。人物・行動のフィクション度合いが強いところが、良くもあり悪くもあり。

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    2012年01月22日
  • 海王 上 蒼波ノ太刀

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    室町幕府13代将軍義輝の遺児、 海王(ハイワン)を主人公としたエンターテイメント。
    中巻・下巻に期待。

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    2012年01月11日
  • 風魔(下)

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    秀吉が死に天下は家康のものとなりつつある.北条氏滅亡の後風魔一族は分裂する.服部半蔵にかわって家康の忍者集団となった柳生一族との対決が話の主軸になる.気は優しくて力持ちの小太郎はここでも圧倒的な強さと誰にも属さない自由な心で天下人家康を翻弄する.最後はちょっとできすぎ.

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    2011年07月03日
  • ふたり道三 上

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    ネタバレ

    文庫になったら読もうと思ってた。さっそく購入。
    (どうやら、すでに新潮で文庫があったみたいだけど)

    おもしろい。
    伝奇小説っていう分野ですなあ。

    そんなにたくさん知っているわけじゃないけど、戦国武将を主人公にして、伝奇小説って、あまりないんじゃないかなあ。
    フィクションを盛り込みにくいというか、あまりやりすぎると、あきらかに「作りもの」感が出ちゃうんだと思う、有名な人物だと。
    まあ、それはそれで、そういうつもりで読めばおもしろいんだろうけど。

    この小説のいいところは、本物っぽさ。
    もちろん、これが「伝奇小説」であることは、読み始めてすぐにわかるんだけど、それでもどこまでが本当で、どこからが嘘なのかがとってもわかりにくい。
    マイケル・クライトンを初めて読んだときのような。
    全体としては嘘だって理性ではわかっているんだけど、読んでいる感覚としては、なんだか目の前に展開されるドラマが本当なんじゃないかと錯覚する。


    とても楽しく読めたー。
    あと、長いのがいい。
    どんどん読んでも、なかなか終わらないのが、とってもうれしい。

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    2011年06月24日
  • ふたり道三 中

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    ネタバレ

    おどろ丸に変わり、息子が物語の主人公として登場!

    まったくなかだるみなし。スピード感のある、なかなかの筆力だ。

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    2011年06月24日
  • ふたり道三 下

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    ネタバレ

    なるほどー、こういうふうに決着を着けたかあ。
    よく練られたシナリオだった。

    後日譚である道三の最後があまり幸せじゃないのは、まあ、しかたないか。でも、どうせなら、そこもうまい具合に作り込んで、ハッピーエンドにしても良かったのかもしれないけど。

    でも、それはもう最後の終わり際の付録みたいなもん。これだけのボリュームの長編を飽きさせずに読ませる構想力は本当にすばらしい。

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    2011年06月24日
  • 風魔(上)

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    全3巻。
    なぜか自分の中で
    宮城谷昌光と混合してて
    避けてた著者。
    名前にてるから。
    初見。

    よいね。

    ダーティーで化け物なイメージの強い風魔小太郎を、
    純粋で陽なヒーローにしてる。
    無敵のヒーローが個性豊かな敵方と
    胸躍る戦いをって感じ。
    それほど忍者忍者な伝奇でもない。
    小太郎の人物像もすごくいい。

    ただ、
    ちょいちょい入る背景説明が少し邪魔。
    時代背景。
    なんでだろ。
    背景説明とか、この手の小説だと普通のことなんだけど、
    若干くどく思えた。
    背景説明が物語にあんまつながってなくて、
    ただ単に背景描写になってるように見えたんかも。

    特に戦国初期の政治的な関東情勢って、
    複雑すぎてなんべん読んでもいまいち理解できてない。
    おれが。
    だからなおのことうっさく思ったのかも。

    終盤の盛り上がりはかなりテンション上がる。
    結びも爽やか。
    読み終わりが気持ちいい。

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    2011年07月21日
  • 風魔(下)

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    忍びのものなのに途轍もない快男児。風魔の小太郎恐るべし。上中下巻をあっという間に読んでしまった。
    戦国末期から江戸時代当初が舞台の戦国忍者小説でも最高の部類に入る。

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    2011年02月28日
  • ふたり道三 中

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    ネタバレ

    避けようと周りが思っていた父と子の出会い。
    いろんな縁が重なり、美濃の国獲りに大きく前進する。
    下巻に入る前に一気に流れが加速するので、とっても面白いです!

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    2011年02月09日
  • 風魔(中)

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    戦国時代、秀吉、家康、伊達政宗らの覇権争いを陰で支えた超人的な戦闘能力を持った忍者部隊の暗闘を描いた痛快時代小説。

    豊臣秀吉の間諜機関は統帥・曾呂利新左衛門。真田最強の忍者・唐沢玄蕃。海賊・神崎甚内。家康の腹心・伊賀の服部半蔵や、本巻で初登場の柳生宗矩。そしてとりわけ超人的な風魔の小太郎。

    表の歴史は史実そのままに、裏にこういう世界があったかもしれないという、まさにフィクションならではのお楽しみです。

    (2009/12/8)

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    2009年12月15日
  • 風魔(下)

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    政(まつりごと)、兵法においては、目的はいかなる手段を用いようとも達成せねばならない。しかし、それは武士(もののふ)の情において美しくない。歴史上に名を馳せた強者も、一片の曇りもなく美しく事を成し遂げた者は一人もいない。唯一人、常人の考え得る範囲を超越した存在として、己の心のまま自由に生きることができた男、何の衒いもなく美しくあり続けることができた男、自分の意に沿わなければ世の流れにも仕組みにも順わぬ男、そんな孤高の存在として風魔の小太郎は描かれている。

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    2009年10月30日
  • 春風仇討行

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    秀次主役の「一の人、自裁剣」目的で買った筈が、それも良かったのですが気がついたらそれ以上に表題の春風仇討行(以下春風。蘭丸話は既読。瘤取り作兵衛も面白かったです。最後の80歳作兵衛のぶっちゃけ話がかなりお茶目で楽しい)。春風は5代将軍の丸亀藩が舞台なので若干守備範囲からは外れますが、これが一番。鰻侍(笑)。

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    2009年10月25日
  • 風魔(上)

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    主人公は戦国の世を忍びとして生きる風魔の小太郎。忍びでありながら陰にあらず陽の者。裏工作にありがちな非道を行わず、あくまで義を貫くナイスガイ。爽快感溢れるエンターテイメントです。

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    2009年10月20日