宮本昌孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ文庫になったら読もうと思ってた。さっそく購入。
(どうやら、すでに新潮で文庫があったみたいだけど)
おもしろい。
伝奇小説っていう分野ですなあ。
そんなにたくさん知っているわけじゃないけど、戦国武将を主人公にして、伝奇小説って、あまりないんじゃないかなあ。
フィクションを盛り込みにくいというか、あまりやりすぎると、あきらかに「作りもの」感が出ちゃうんだと思う、有名な人物だと。
まあ、それはそれで、そういうつもりで読めばおもしろいんだろうけど。
この小説のいいところは、本物っぽさ。
もちろん、これが「伝奇小説」であることは、読み始めてすぐにわかるんだけど、それでもどこまでが本当で、どこからが嘘なのかがとってもわかりにくい。
マイケル・クライトンを初めて読んだときのような。
全体としては嘘だって理性ではわかっているんだけど、読んでいる感覚としては、なんだか目の前に展開されるドラマが本当なんじゃないかと錯覚する。
とても楽しく読めたー。
あと、長いのがいい。
どんどん読んでも、なかなか終わらないのが、とってもうれしい。 -
Posted by ブクログ
全3巻。
なぜか自分の中で
宮城谷昌光と混合してて
避けてた著者。
名前にてるから。
初見。
よいね。
ダーティーで化け物なイメージの強い風魔小太郎を、
純粋で陽なヒーローにしてる。
無敵のヒーローが個性豊かな敵方と
胸躍る戦いをって感じ。
それほど忍者忍者な伝奇でもない。
小太郎の人物像もすごくいい。
ただ、
ちょいちょい入る背景説明が少し邪魔。
時代背景。
なんでだろ。
背景説明とか、この手の小説だと普通のことなんだけど、
若干くどく思えた。
背景説明が物語にあんまつながってなくて、
ただ単に背景描写になってるように見えたんかも。
特に戦国初期の政治的な関東情勢って、
複雑すぎてなんべん読んでもいまいち理解できてない。
おれが。
だからなおのことうっさく思ったのかも。
終盤の盛り上がりはかなりテンション上がる。
結びも爽やか。
読み終わりが気持ちいい。