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安土城を構え、天下布武の大業を半ば成し遂げた織田信長を狙う狙撃者。信長の命を救ったのは海王と名乗る青年だった。戦で負傷し記憶を失った海王は、養母メイファの宿敵である倭寇の凶賊・ヂャオファロンの息子と思い込まされていた。だが自由で高貴な魂は変わらない。その魂に惹かれ、心許した信長は、本能寺の炎風の中で問う。「我が大業を継ぐか、海王」。徹夜読み必至、怒濤の中巻。
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Posted by ブクログ
宮本昌孝 著「海王(中)潮流ノ太刀」を読みました。 中巻では、剣豪将軍義輝の遺児、海王が信長、秀吉、光秀たちと深く関わっていく。信長が光秀に討たれる本能寺の変にも海王は巻き込まれてしまう。そして、秀吉の世となったとき、果たして海王は己の進むべき道を見つけることができるのか。 前巻に続き、...続きを読む信長をはじめ戦国武将が次々に登場しながら海王の活躍が描かれ、歴史小説としても興味深かったです。 特に、信長が光秀に討たれる本能寺の変の裏側も新たな解釈で描かれていて、歴史を感じる醍醐味を味わうことができました。 その一方で伊藤一刀斎をはじめとした剣豪との交流や次々と現れる難敵との闘いも展開し、読み応え十分でした。 いよいよ次が最終巻、読み終わってしまう寂しさと海王の新たな活躍の期待を胸に、じっくり読み味わっていきたいです。
中巻では史実上の武将達も活躍! 本能寺でのハイワン、信長、森乱のやりとりはぐっときました 残りは下巻のみ♪
海王こと足利義輝の遺児が、織田信長とこう関わって、明智光秀とはそういうことだったんだ・・・ それと、キリシタンとの密約なんていう話が、これまでに読んだ戦国ものにはなかった観点。 いやぁ、面白い。下巻も、前作「剣豪将軍義輝」も読まねばならんようだ・・・ (2012/5/27)
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