井手英策のレビュー一覧

  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    ベーシックサービス 国民の教育や医療、福祉など生きていくのに不可欠なサービスを保障する なるほど、確かにありな考え方だ
    医療の側から見ると、医療制度自身にも大きな変更が必要だなと感じた。現実的には何処まで踏み込むことができるのか

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    2026年01月15日
  • 令和ファシズム論 ――極端へと逃走するこの国で

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    現下の日本社会に漂う不安の原因をあぶり出して明確にしていく試みにはじまり、自由と民主主義の未来に向けての論が展開される。世界各地を見ても独裁的な政権が跋扈して、いつどこで突発的な事故が起こらないとも限らない不安は容易に解消されそうにもないが、ひとりひとりの冷静な判断が求められる時代に生きていることを感じた。

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    2025年11月09日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    生活保護だと受給者への屈辱がある。
    サービスは、ベーシックインカム(BI)と比べ、 必要なサービスは限定されるためBIよりはるかに低コストという利点があり、自民党の少子化対策はまさに著者の施策を取り込んでいっている。
    一方、どのサービスがベーシックなのか、業者の見直しなどのレビューのコスト妥当性が問われるし、意見がまとまらないところだろう。
     

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    2025年10月26日
  • ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

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    ネタバレ

    小学生の目線なのでとても分かりやすい書き方がされている。今の世の中の問題や、大人たちの心の冷たさなんかを感じられる話。その中でも、愉太郎のように、今を大切に、“ふつう”の日々を精一杯生きていきたいと思った。

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    2025年09月26日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    【読もうと思ったきっかけ】
    格差について何かできることがないのかと思い、こちらを手に取った

    【感想】
    ベーシックサービス自体の内容は調べていただけたらと思う。
    筆者の熱い気持ちが伝わる書籍。作中でも述べられているが、生い立ちに関わるところが強いのだと感じた。厳しい環境にいてからの東大となると、思うところがあるのだろうなと思う。自分も似たような境遇なのでこの「ベーシックサービス」については同意。ちなみに賛否はあるが私も北欧的な制度設計はいいと思っている。

    ただ筆者の思想自体には全て賛成というわけではない。健康・幸福・人間観というところを重視すべきという考え方には同意しつつも、コロナの政府のや

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    2025年06月19日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    文章がカクカクしていてところどころつっかえるというか、読みやすい本ではなかったけど、内容にはなるほどと思った。

    消費税を「暮らしの会費」と捉えることや、貧しい人や外国の人も平等に払うからこそ、困ったときに尊厳を傷つけられることなく国からサービスを受けられるということ。著者の言うとおりに消費税を増やすことでこれだけのサービスと安心が本当に手に入るなら、減税を訴える議員に手放しで賛成するのは、踏みとどまった方がいいかもしれない。

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    2025年05月28日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    ネタバレ

    日本は現役世代への暮らしの保障がとても弱く、「自分だけの力」で生きていくことをとりわけ大切にしてきた国である。

    生活保護は「救われる人間の心には屈辱が刻み込まれる」もので、日本では「他人様の厄介になるくらいなら」と不況時には自殺者が急増する。また「救済してくれる人たちの気分一つで未来が左右されるため、他者への服従が強いられる」性質をもつものである。

    お金はサービスと異なり、誰もが欲しがってしまい、「もらえる人=受給者」と「もらえない人=負担者」の間に分断が生まれてしまう。よって、だれもが受給者になるしかない。そこで、不正受給できず、必要な人しかサービスを使わないからコストを大幅に減らせるベ

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    2025年01月05日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    ・タイトル通り、働く大人が社会の問題点を考えるときの土台を教えてくれる本でした。
    多分学生時代に社会で習ったことも多くあると思いますが、ピンときていないから覚えていないんですよね。
    同じことを学んでも社会に出て経験を重ねることによって「あれは、こういうことだったんだな」と理解出来ることが多くあると思います。
    そういうことが学べる本です。

    ・「労働の義務」ではなく憲法27条「勤労の義務」(まじめに労働にいそしむ)
    を定めているのは日本だけ。
    勤労の義務は25条「すべての国民は文化的で最低限度の生活を営む権利を有する(生存権)」と結びついている。
    勤労の義務を果たしていなければ、生存権は保障され

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    2024年11月20日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    現金を支給するベーシック・インカムとは違って、教育や医療、介護などの社会保障へのサービスを分厚くするベーシック・サービス。読んでいて確かにこれが実現するのなら、現在の日本が持つ問題が大部分が解決されそうに思える。
    財源は消費税から。現在の10%から16%まで上げる。そう聞くと怯んでしまうが、それでここまで社会保障が充実されるのならばやっても良いと思えた。
    刺激的なアイデアだし、これが機能するならば多くの人が助けられるだろう。

    ただ、どうしても現在の日本でこのベーシックサービスが機能するとは思えなかった。
    現状の消費税の10%から6%引き上げただけでここまでの社会保障が行き渡るだろうか?
    それ

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    2024年10月22日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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     教育・医療・介護・障害者福祉をベーシックサービスとして無償化する。加えて、品位ある最低保障を実現して「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会を実現する。その理論と、実際の方法論を提供する。財源は消費税。16〜20%にすれば、ベーシックサービスを無償で提供できる社会が実現する。そうすると、将来の不安から解放され、将来のために貯蓄に回っていたお金が今を生きる、楽しむために使うことができるようになり、経済も活性化する。

     実際、北欧社会はそれを実現している。将来の不安、長生きするのがリスクの社会、チャレンジするのがリスクでしかない社会、息が詰まりそうな社会を変える処方箋。

     具体的な行動に移そう、という

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    2024年10月12日
  • ベーシックサービス ~「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会~(小学館新書)

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    これでうまくいくのかは丁寧に考えてみないと何か言うのは難しそう。さらっと流すとまずそうな感じがする。暑苦しいのは別に構わないのだが。

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    2024年09月11日
  • 18歳からの格差論―日本に本当に必要なもの

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    題名だけ見ると、『難しそうかな?』と思ってしまったものの大きい字とたくさんのイラスト、イラストに囲まれた文章に支えられてすぐ読み終えられました。
    私は家が貧乏で、当たり前に塾や習い事はできずにごはんもお腹いっぱい食べられない家庭で育ちました。今は自分で働いて生活できてるけど、フードドライブと社会福祉協議会への寄附続けてます。井手教授は私とおなじではないもののやはり裕福ではない家庭で育ち学者になった方なので、書いてある事が現実離れせず万人に優しい政策をこの本で提示してくださっていたことにほっとしました。

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    2024年07月09日
  • 幸福の増税論 財政はだれのために

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    本書に考えさせられた記述が多々。

    一つは、「働かざるもの、食うべからず」の価値観。我々は生活保護受給者を快く思わないが、それは不正受給への疑念もあるが、根底には、真面目に働く自分がバカみたいに見えたり、支給に対して感謝されるような実感がないからではないか。しかし、これは保険のようなもので、本当に困ればお互い様、と考えても良さそうなものだ。

    こうした価値観を補強するように日本には、勤労の義務と生存権がある。通常は、これらを両立させる必要があるが、前記は生存権のみの主張だ。ソ連の憲法の中にも、働かざるもの、食うべからずの原則に従った義務と言う記載があったという。ここでの「働かざるもの」とはレー

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    2024年05月24日
  • ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

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    友達に紹介されて読んでみました。
    主人公は小学生。でも中身は、大人向きかも。と思いながら読んでいました。

    大人じゃなかなか口に出せない疑問を
    聞いてみる。考える。
    世の中での不思議に思っていることを率直に聞いてみる。
    大人として考えるさせられる本でした。

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    2024年01月27日
  • いまこそ税と社会保障の話をしよう!

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    消費税の必要性を強く訴えるリベラルな学者。
    納得できる所は多い。
    政治的には挫折した案であるらしいのは残念だ。

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    2023年12月12日
  • 18歳からの格差論―日本に本当に必要なもの

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    ネタバレ

    助け合いは、多くの場合、人間に共通の必要を満たすために生まれました
    税への抵抗が強い社会は、誰かのために負担を嫌う冷たい社会
    貧困に喘ぐ人々を見て、見ぬふりをする社会を僕達は生きている
    同情とは愛する人を張りつける十字架である。哲学者、ニーチェの言葉
    僕たちは、連帯や団結を強いることはできません。なぜなら、人間は人間の心を支配することはできないからです。

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    2023年07月28日
  • 富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く

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    ブックカフェにて流し読み

    富山市在住です。
    歴史的変遷や、統計の数字を並べながら、富山の住み心地の良さを分析している本。
    そうだったのかー!とか、(他との比較で)そうなの?とか、色々な発見がありました。

    スウェーデンは世にしれた高福祉国ですが、富山の在り方をスウェーデンと比して書いてあるのは、なんだか目から鱗な気分でした。

    なーん、そんなことないちゃ
    (いやいや、そんなことはないですよ)
    と、自己肯定感が低めの県民性ですが、外側から客観的に見た豊かさの指摘は、なるほど!と思わされると共に、自信や心のゆとりにも繋がりました。ありがとうございます。

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    2023年02月11日
  • ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

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    設定は小学生ですが、大人向けの本。
    やや社会主義的な感じがしたが、色々と考えるきっかけを作ってくれる。
    大人も子供も正解がない中で悩みながら迷いながら生きているのです、ということが伝わればいいなと思いました。

    息子たちに読ませたいが、勝手に興味をもって読みださないと読んでくれなさそうなので目立つところにおいておく。(テスト)

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    2023年01月02日
  • 分断社会を終わらせる ──「だれもが受益者」という財政戦略

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    人種や思想の違い、さらに政治的思惑によって分断が起きる。その結果誰が喜ぶのか?人々が分断で安心する、見下す、そして仲間内で結束する、集団のリーダーや為政者がこの企みで甘い汁を吸う。そこに私たちは気づくべきであろう。民主主義は思想の違いを乗り越えて共存していく過程がイデオロギーとして存続する。痛みが伴う茨の道だが多様性はそれも含んでいる。決して理想郷やバリアフリーな道標ではない。

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    2022年09月05日
  • ソーシャルワーカー ──「身近」を革命する人たち

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    綺麗事でなく、ソーシャルワークを行っている人たちの文章が、響きました。

    「ソーシャルワーカー」という職業は日本にはないが、さまざまな専門職が、ソーシャルワーカーとなり得る。

    わたしも今は児童発達支援事業所の一担任ではあるが、福祉施設従事者として、ソーシャルワークの視点を持ち続けたいと思った。

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    2022年08月15日