大森藤ノのレビュー一覧
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購入済み
久々にラノベに触れました
しばらく読み物を読んでなくて何か読もうかな〜と思って、ネットサーフィンしながら物色していたところ、これを見つけました。
ちょうど試読ができるものだったので、試読してみたところ、
良いところで終わって、クソォ(笑)
気になって買っちゃいました。(笑)
最初の方に流すようにでてきた場面も後半で"あれか〜"と思わせるようなところもでてきたりと読み応えがありました。
次巻も読ませていただくことにします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレヘルメスファミリアの団長万能者アスフィを主人公にしたダンまち外伝
二つの中編が入っているのだけど、やっぱりアスフィがヘルメスファミリアに入った経緯を語る後半のお話がとてもダンまちらしい。
押さえつけられている者。酷い境遇にいる者。絶望している者。そう言う者が苦悩の果てに想いを爆発させて、立ち上がる姿。それはダンまちの物語そのものだと思うのだ。
だから幼い人形姫の境遇から、自身を閉じ込める孤島の鳥籠から、文字通り飛翔したアスフィは正しくダンまちの主人公たり得るだろう。
ただ、ヘルメスファミリアで良かったかどうかはまた別の話だけど^^いや、ほんと苦労するよね笑
あと前団長リディスについての物語も -
Posted by ブクログ
ネタバレ激戦の果てにようやく「日常」へと帰還した者たちが自らの歩みを静かに見つめ直す巻。物語全体を覆うのは、喧騒の後に訪れる静かな余韻――だが、その静けさの奥には過去に流した血と涙、積み重ねられた選択の重みが確かに息づいている。
著者の筆致は戦いの熱狂を描くときとはまた違う深みを見せ、キャラクター一人ひとりの心の皺を丁寧に撫でていく。彼らがどこから来て、何に傷つき、どんな想いで今立っているのか。その“背景”が紐解かれていくたび、物語の地層が少しずつ下へと掘り進められ、この世界がいかに多層的で、いかに豊かな重層の上に成立しているのかを思い知らされる。
とりわけ印象的なのは、主人公ではないキャラク -
Posted by ブクログ
ネタバレ大森藤ノ著『ソード・オラトリア2』は、ただの外伝ではなく、「英雄とは何か」という問いに静かに、しかし確実に切り込んでいく一冊である。アイズ・ヴァレンシュタインという少女の強さは、剣の冴えにではなく、心の奥底に潜む焦燥と渇望にこそ宿っている。その内面を掘り下げる本巻は、彼女の「沈黙の情熱」を見事に描き出している。
本編では端正で冷静な印象を与えていたアイズが、ここでは迷い、傷つき、それでもなお前を向く。その姿は、強者であることの孤独や、力を求める者の宿命を象徴しているようだ。神々や仲間たちと交わすささやかな会話のひとつひとつが、彼女の人間性を織り上げていく。特に、彼女が戦場で見せる無言の決意に