浦沢直樹のレビュー一覧

  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 18

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    全18巻

    一気読みできて良かった!最後まで息をつかせないサスペンス!面白かったです。
    グリマーが大好きだった…
    舞台が外国で出てくるのも外国人ばっかりで難しいと思いますがいつか映画化してほしい。

    しかし最後まで読むと善悪がよくわからなくなります。誰が怪物なのか。親や教育の影響って大きいですね。特に大きなトラウマもなく生きてこれたことに感謝します。

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    2012年07月31日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 1

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    むかし全巻揃えたのだが保管場所がなくなり、泣く泣く手放したシリーズ。さんざん迷った挙句、結局3度目の購入をした。

    約10年ぶりの再読だが、やはり素晴らしい。「学術サスペンス」を標榜するだけあって、何度読んでも新しい発見があり、読むたびに知的好奇心を刺激される。ミステリとしてだけでなく人間ドラマとしても深みがあり、人生経験を積めば積むほど心に迫るものがある。浦沢直樹の作品では、私はやっぱりこれが一番好き。後世に残したい名作。

    追記: 想像ですが、装丁に出版社の意気込みが感じられる気がします。一見、最初の版と同じ装丁に見えますが、よく見ると背景の黒地に特殊加工でアンティーク調の世界地図が印刷さ

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    2016年08月28日
  • BILLY BAT(2)

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    光瀬龍の「百億の昼の千億の夜」を思わせる超越者の計画の話。
    イエズスとユダ、ケネディのパレードのエピソードなど、時代を超えて現れるビリーバット。
    とても面白いです。

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    2012年07月27日
  • BILLY BAT(1)

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    日本が連合国の占領下にあった1949年(昭和24年)7月5日、国鉄総裁下山定則が轢死体となって発見、死後轢死の可能性が高く他殺説もあったが、警察は捜査結果を公表せず捜査を打ち切る、という実在のミステリー事件を元に謎が何十にも絡んでいて面白いです。

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    2012年07月24日
  • MONSTER 完全版 デジタルVer. 1

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    「Another Monster」も熟読したモンスター大ファンです。

    あのDrテンマとヨハンリーベルトのキャラがたまらん!

    何人死ぬねん!ってぐらい人が死ぬ。
    少年誌で善人が次々死んでいく姿が当時高校生だった僕は衝撃的だった。
    それぞれのストーリーが非常にこく、伏線の回収も見事。

    浦沢直樹が天才だと刷り込まれた一作。

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    2012年07月18日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 12

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    完全版第12巻、いよいよ最終巻になります。
    余りなじみのないルーマニアを舞台に、ドナウ河まで。

    - 君にこの風景を見せたい。

    こんな風に思える景色とそして人がいるのは幸せなコトだと、思います。

    そして、ユーリ先生のこの言葉には、

    - 人間はどんな所でも学ぶことができる。
     知りたいという心さえあれば……

    いつも勇気づけられます、"学ぶ"ことは人の本質だと、そう思いたい。

    最近、20年ぶりに「Reマスター」が連載されています。
    第2話は見逃しましたが、1話を見る限りは、変わらずに楽しめそうでした。

    コミックにまとまるのはいつか分かりませんが、楽しみに待ちた

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    2012年07月02日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 12

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    ネタバレ

    うちの親父もはまった漫画。主人公はちょっと抜けてて、年下から舐められがちな元大学臨時講師、元英国軍軍曹、現保険機関役員の平賀キートン太一。キートンが主に欧州を舞台に奔走するほんわかミステリー(?)。コナンや金田一、ゴルゴみたいに1シリーズごとに完結する話の漫画にありがちなマンネリに陥らずに綺麗に纏まった巻数だと思う!80年代後半~90年代前半まで連載していた間に起きた冷戦終結、ソ連崩壊、ドイツ合一を題材に取り上げているのは非常に勉強になる。

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    2012年07月02日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 12

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    中学生か高校生ぐらいの時に読んで以来私の中では今までもこれからも、マイベストな漫画です。

    考古学に政治にアーミーに人情。
    大好物すぎてたまらない。
    キートンは私の永遠の理想の男性像です。

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    2012年07月01日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 12

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    人間はどんなところでも学ぶことができる
    知りたいという心さえあれば・・・

    ユーリー先生の言葉。
    名言だと思う。

    で、完全版も、遂に最終巻。

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    2012年06月29日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 11

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    完全版第11巻、ドイツ統合の余波や斜陽が見え始めた日本、
    そして英国の闇など、当時の状況を俯瞰するような話がいくつか。

    中でも、一番印象的だったのは「失われた天才監督」の一遍。

    - ゼロからはいあがろうとする彼のエネルギーを、おまえはわかっちゃいない!!

    冒頭と終盤の"目の光"の差が、当時とてもインパクトを受けたのを覚えています。
    さて次はいよいよ最終巻、思い返すとあっという間でした。。

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    2012年06月01日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 1

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     敏腕オプ(探偵)にして、元SASの曹長。考古学を愛する、心優しき青年・キートンが様々な事件に遭遇し、人々の人生に触れる。
     元SASであり、考古学の研究員であることから、その知識量が彼自身の機転につながり、ピンチを脱する。この流れは、もちろんおもしろいんですが、人生の機微を感じることのできるストーリーは、何度読んでも心を潤してくれます。時にほんわかと、時に切なく……。
     基本的には読みきり。ちょっとした時間に読めるのもうれしい。

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    2012年06月04日
  • BILLY BAT(9)

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    ネタバレ

    時間を超越して歴史を掌握することができるという「巻物」をめぐる争い??

    月にコウモリの絵が描いてあった理由などなんとなくわかったこともありますが、あいかわらず謎のほうが多く、ケヴィンやジャッキーがただひたすら振り回されている(ように見える)展開です。
    緻密で質が高い作品であるのは間違いないですが、主人公のケヴィン・ヤマガタが辛気臭すぎるのか、イマイチ燃えきれず!?

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    2012年05月30日
  • BILLY BAT(9)

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    続きが気になる。様々な伏線が回収されつつあり、これから収束に向かうのか?もしくはさらに発散するのか?いずれにせよ楽しみ。誰が本当の事を言っているのだろう?

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    2012年05月28日
  • BILLY BAT(9)

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    今回も見事。外国人と先生が中心でしたね。そしてまさかのアインシュタイン・・・・・・・・・この時代の漫画、浦沢先生よく書くなあ。MONSTER然り、20世紀少年然り。

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    2012年05月26日
  • BILLY BAT(9)

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    ネタバレ

    たまたま本屋さんに行ったら新刊が出てた♪

    今回の巻では、アインシュタインの登場と月面着陸・・・

    てか雑風先生どうなったの?ヘンリーは白なのか黒なのか?

    あー、もうっ本当に何が本当で何が嘘なのか。
    それとも他の真実があるのか・・・。
    早く続きが読みたい!
    しかし、このむちゃくちゃに見える話が、全部伏線になってて、最後には綺麗にまとまっちゃうんやろうなぁ。。。
    浦沢先生、すごい。

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    2012年05月23日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 10

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    答えをぱきっと出さないストーリーが時々あるのも、なんか「らしい」感じ。明快なのもあるけどね、もちろん。
    やはり完全版を買って正解です。
    (連載時、本誌と単行本の両方を買ってたけれど)

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    2012年05月02日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 10

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    ネタバレ

    楽しかったです。キートンのいとこが出たり(しかもお金持ち)、日本にあった収容所を見に来た外国人の話があったり。
    この巻は覚えている話が無かったんですよね。読んで無かったのかなあ…まあ随分昔ですしね、読んだの。
    収容所の話は良かったです。苦しい思いと仲間が死んでいく辛い思い出しかなく、恨み憎んでいるのになぜ来たいと思ったのか。それがふと見上げた時に見えた満開の桜だったと気づいて涙ぐむのがですね…泣けまして。
    日本の桜ってそういう意味ではやっぱり特別だよなと思います。桜に向ける感情も違いますしね。
    どの話もおすすめ。
    毎回毎回、ジンとくるお話が多くて癒されます。

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    2012年04月30日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 10

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    完全版第10巻、終わり方がせつない話がいくつか、、
    そんな中でも、キートン先生らしいと感じたのが「御婦人たちの事件」

    - ちっとも女心がわかってないんですもの

    それにしても、何かを決意した"人"の目の描写は、相変わらずに引きこまれます。

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    2012年04月30日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 9

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    完全版第9巻、相変わらずに一つ一つ丁寧に綴られていますが、
    その中でもイギリスの闇を扱ったシリーズは、なかなかに興味深かったです。

    19世紀の印度や支那での"振る舞い"の根底にあるものが、
    今でも連綿と続いているのであれば、妙にリアリティを感じました。

    そういえば、チャーリーの失恋はいつまで続くんだったかな、、

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    2012年04月02日
  • MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 8

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    完全版第8巻、7巻とは変わって、挫折と再生の物語が多くみられます。
    でも、収録されている話で一番心に痛かったのは「狂った太陽」、チェルノブイリに関連するエピソード。

    - 核を制御できるなんて人間の思い上がりだ
    - 行けども行けども死の世界だった

    これは1990年代に描かれた話です、いつか子供にも伝えたい一遍と、感じました。

    そうそう、キートン初めての事件が収録されています、なんともらしい"最初の事件"の物語でした。

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    2012年04月02日