【感想・ネタバレ】MONSTER 完全版 デジタルVer. 1のレビュー

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感情タグBEST3

懐かしい

2022年03月15日

浦沢直樹の代表作の1つ「MONSTER」、ようやく電子書籍版が登場ですか。

連載時から読んでおり懐かしい…というか、今でも単行本全巻持っているんですけどね。
(さらに言えば、公式外伝的な「ANOTHER MONSTER」も持ってます。大ファンだったので)

前半の展開は、ちょっとどこかで...続きを読む見たような流れ。
ぶっちゃけ言うと、連載開始の前年に公開されたハリウッド映画「逃亡者」ですね。
(2012年のフランスでのJapan Expoで作者本人が「逃亡者」のドラマ版と「フランケンシュタイン」からこの作品の着想を得たと語っています)

また、主人公の恋人役が浦沢直樹の女性キャラの中でもかなり嫌なタイプに描かれており、これまたぶっちゃけ言うと、ほぼ同時期に連載されていた浦沢作品「Happy!」に出てくる嫌~なライバルキャラ「竜ヶ崎蝶子」にソックリなんですよね。

そんなこんなで、ハラハラしつつも既視感を感じつつ読み進めていくことになるんですが、中盤からの展開は見事で、完全に引き込まれていくと思います。
最初悪者扱いだったキャラ達も、どんどん良い面を見せ始め、好きになっていくでしょう。

ラスト前の展開だけは少しあっけない感じがし、かつ「MASTERキートン」のラスト前のそれと似ている感じがしますが、真のラストの余韻も十分。
「第3回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞しただけの素晴らしい作品だと思います。

もっとも、終始重く、暗い展開であり、特に後半は心理戦メインになるので読む人を選ぶ作品とは言えるかもしれないですが。


ただね、最後にこれだけは言わせてください。
浦沢直樹最大の傑作は「MASTERキートン」だと思いますので、色々大人の事情があるとは思いますが、ぜひそちらも電子版で!
(こっちも単行本全巻持ってるんですけど、それでも電子版も買います)
ちなみに、代表作は知名度からして「YAWARA!」と「20世紀少年」が筆頭だと思います。




#エモい #ドキドキハラハラ #ダーク

5
購入済み

映画の始まり

S
2022年03月01日

色んな伏線が散りばめられた物語の始まりがまるで映画を見てるようです。
昔読んだのにすっかりストーリー忘れてるので、新たな気持ちで待ちに待った電子を楽しみます!

1

Posted by ブクログ 2023年04月08日

MONSTER誕生の第一巻!
人間の悪意と善意…善意だと信じたら悪意に。悪意が見方によっては善意になる瞬間が… 自分だけ良い人だと信じたいよね、けど……
さぁ、二巻へいそげ〜

ぜひ〜

0
購入済み

電子書籍化

2022年05月19日

家のスペース等の都合で電子書籍に切り替えてから、浦沢直樹先生の漫画が読めなくて寂しかったので、嬉しかったです。
今後も、初期作品などの電子書籍を切望します。

#ドキドキハラハラ #深い #タメになる

0
無料版購入済み

2022年03月03日

浦沢作品が電子化されておらず、ずーっと待ってました!今現在、舞台のドイツに転勤で住んでいるので読みたくて読みたくて!コミックス持ってくる訳にもいかず、嬉しい限りです! あとは、マスターキートンが電子化されるのを待つばかりです!漫画の世界観に引き込まれて全巻を1日で読破してしまいました。 この漫画のモ...続きを読むンスターは、時代が引き起こした人間の狂気なのか、洗脳によりモンスターにさせられた子供なのか、双子の母親なのか、それら全てなのか、読み終わった後でもわからない。モヤモヤ感が残る。 モヤモヤの答えは読者に委ねられているのだろうがやっぱりモヤモヤする。 続編を是非描いてほしい。

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Posted by ブクログ 2022年02月01日

ヨーロッパを舞台にしたサスペンス。
この人は読者をドキドキさせる天才ですわ( ゚д゚)
ドキドキポイントにより★5

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Posted by ブクログ 2015年06月22日

大好きな漫画。
それぞれがつながっていて、それぞれに思いがある。
登場人物がみんなリアルで、主要人物じゃないのに彼らの話に、主人公が残したものに、じんわりくる。
終盤の畳み掛けも、個人的にはとてもすっきりするものだった(賛否両論らしいけれど、私は好き

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Posted by ブクログ 2015年02月21日

無人島に持っていく漫画5つの漫画は?
と聞かれたらそのうちひとつはこれです。

怪物はどこで生まれた?
怪物はここで生まれた!

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Posted by ブクログ 2014年10月28日

得体の知れないものに追われる恐怖、どうしてそんな事を??と理解不能な恐怖、でもきっと何か原因があるはずと追及したい思い、巧みな伏線、どんどん先へ結末はどうなってしまうんだろう、読む手が止まらなくなってしまう漫画。

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Posted by ブクログ 2013年03月31日

友達にオススメされ父親にオススメされ読んでみた。
これが浦沢直樹さんとの出逢いです。

最終回はものすごく薄気味悪かったけどこれでこそMONSTER!って感じがしました。
めっちゃはまって読み漁りました。

アニメも一度だけ見ました。

0

Posted by ブクログ 2013年03月26日

モンスター、ヨハンを救ったことで始まるテンマの転落。
物語にグイグイ引き込まれていく。 

姿を変えながらも、殺人を繰り返すヨハン。
彼の目的は何?

0

Posted by ブクログ 2012年07月18日

「Another Monster」も熟読したモンスター大ファンです。

あのDrテンマとヨハンリーベルトのキャラがたまらん!

何人死ぬねん!ってぐらい人が死ぬ。
少年誌で善人が次々死んでいく姿が当時高校生だった僕は衝撃的だった。
それぞれのストーリーが非常にこく、伏線の回収も見事。

浦沢直樹が天...続きを読む才だと刷り込まれた一作。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年07月28日

「いらなかったのはどっち?」
あの場面、本当に胸が痛かった。
人が怪物に変わるのに充分な理由だと思う。

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Posted by ブクログ 2011年03月02日

これが漫画なのか。否、漫画である。
現在から振り返れば過去とは閉じられた世界であり、その世界の中で更に過去が人物を弄ぶ。
小説の様な、映画のような、ドキュメントのような、ドラマの、漫画。そして、哲学書であり童話であり絵本でもある。
あまりにも悲しい人の強さと純粋さ。
ジャンル「浦沢直樹」そのような密...続きを読む度と現実感。

終りの風景どうやったら見えるか、何となく分かったよ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月15日

ぶっ通して読み直すと尚すばらしい作品だった。ヨハンが大好き。今でも「どっち」だったのか答えが出ない。

0
無料版購入済み

実は未読でして……

2022年11月04日

導入部としてはかなり良いので、その辺は浦沢直樹さんのストーリーマンガ家としての能力からすれば当然なのでしょうね。白い巨塔的な権力闘争、洋の東西を問わず、総合病院とかにはあるでしょうね。日本の東京女子医科大学病院でも理事長がどうしようもなくてずっと揉めていますし……。
やはり一般的には脳外科が一番難し...続きを読むそうでしょうが、実際は心臓外科医が最難関と聞きます。
続きが気になるので、本当は浦沢直樹作品もマンガアプリで配信して欲しいですね。

0

Posted by ブクログ 2022年09月27日

ドイツがまだ東西に分かれていた時代、感情なく人を殺してしまう〝怪物〟になるよう実験台にされたヨハン。その彼を偶然助けてしまったドクター・テンマが、追い込まれながらも怪物と対峙していく。

ストーリーが複雑で分からんまま読み進めてしまったところもあったけど、誰を信じていいのか分からない恐ろしさと壮大な...続きを読む展開にはまった。それにしてもヨハンの目が怖かった。

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ネタバレ無料版購入済み

浦沢作品

2022年06月01日

浦沢作品ではこれが一番好きかも。
まあ男女の成人した双子が入れ替わりっていうのが無理だろっていうツッコミはあると思いますが、漫画なのでそこまで気にならなかったし。

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無料版購入済み

2022年03月01日

マスターキートンやYAWARAも読みましたけど、サスペンスな内容で、浦沢直樹の絵によく合っていると思いました

#ドキドキハラハラ #怖い

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Posted by ブクログ 2018年11月09日

昔読んだことがあったモンスターをそういえばと思い出して再び読むことにした。改めてすごいヒキを作るのが天下一品の浦沢先生やなあと思う。天才。ドクターテンマの元に9年前助けた双子の兄ヨハンが姿を現し人を殺すところを目撃する。ドクターテンマの悪夢のようなストーリーが始まる。

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Posted by ブクログ 2018年02月19日

読書録「MONSTER1」4

著者 浦沢直樹
出版 小学館

p18より引用
“病院は政治の世界だからな。
上手に世渡りしていかなきゃ、いつまでたっ
てもうだつがあがらない…
それが病院ってもんだ。”

目次から抜粋引用
“ヘルDr.テンマ
 ころして
 転落
 兄・妹
 殺人事件”

 天才的技...続きを読む術を持つ脳外科医を主人公とした、
長編サスペンス漫画。
 真夜中から日が高くなるまで、困難な手術
を無事に終えた主人公・テンマケンゾウ。
彼が受け持った患者は助かったのだが、もう
一組の患者は…。

 上記の引用は、主人公・テンマの同僚の言
葉。
お医者さんは政治家では無いのですから、患
者の治療に専念して欲しいものです。こうい
う病院を舞台にした話を読むと、「白い巨
塔」を思い出します。
 主人公が医師としての生き方を再確認し、
歩き出そうとしたことで、新しく大きな不幸
が始まってしまいます。第一巻にして、大い
に盛り上がる話の展開ではないでしょうか。

ーーーーー

0

Posted by ブクログ 2013年05月12日

こういう終わり方すごく好き。

でも、

片方を差し出した母親の意図は、ヨハンの行き先は、双子の名前は、本物の怪物は、、

納得いく答えを欲してしまうあたり、まだまだ青いです。

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Posted by ブクログ 2012年11月17日

浦沢直樹作品初めて読んだわけだけどなるほどー

ベテラン作家だけあって安定感ある。物語の裏にある巨大ななにか、を読者に想像させるのが上手いんだろうなって思う。巧みに好奇心を刺激してくる

さてさてどんな風に物語は進んでいくのやら

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Posted by ブクログ 2011年09月21日

またまた浦沢直樹。最後の終わりがちょっとアレ?って感じだったけど、こわいし、気になって読むのが止まらなくなる。
1回じゃ理解できないので何回も読むべし。
そして、ハリウッドで映画化されるらしい。
Dr.テンマは日本人だけど誰が演じるんだろう??

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Posted by ブクログ 2011年02月04日

最初から最後までハラハラドキドキが続いていて、ぐいぐい引き込まれました。
ずいぶん昔に読んだきりなので、また読み返したいです。

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Posted by ブクログ 2010年09月12日

俺は犯人じゃない!
それでも僕はやってない!!
舞台はドイツ。
警察に追われながら、犯人を追う日本人医師。
ヨハン・リーベルトかっけぇ・・

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Posted by ブクログ 2010年08月12日

大人が読む小説風の漫画と思った。おもしろかった。
子供:娼婦とかでてくる。たぶん読んでもおもしろくないと思う。

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Posted by ブクログ 2010年07月23日

え、二重人格オチ?1冊ずつの切れ目がにくい。

長い説明文とばして読んでたら時系列わかんなくなっちゃった。
読者にあまり考えさせないミステリー?
予想外の展開はおもしろいけど、少しずつ小出しにされているようで、18巻は長いんじゃないかと思う。

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Posted by ブクログ 2011年09月24日

実家に帰った時再読。やっぱりすごい。要はモンスター(絶対悪)は誰なのか。あるいは何なのか。って漫画だと思う。ヨハン、ヨハンを生み出した人々、親と様々な人々がフォーカスされるも結局結論は出さず。これはナチスですが、酒鬼薔薇然り、オウム然り、理解できないものをモンスターと決め付けることで楽になろうとする...続きを読む社会の雰囲気を巧く扱ったんではないでしょうか。

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Posted by ブクログ 2019年05月31日

医学ものかと思いきや、お話はどんどんミステリアスに…。
バラバラに散っているキャラクターたちは、どういう形で集合するのか。
それぞれがどんな運命をたどるのか…はらはらします。
BKAのルンゲ警部のキャラクターがインパクト大。怖い相手になりそう。

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Posted by ブクログ 2015年10月03日

テンマが出世コースを外れ、しかし医者の本分に立ち返って9年。
現れたのはあのときの双子の兄……その顔……。
陰影も描き込みも多くないのに、異様さを感じさせる。

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Posted by ブクログ 2015年07月25日

浦沢 直樹の名前を一気にトップへ押し上げた作品。(「MASTERキートン」も有名だが、まだそれでも連載中は全国区ではなかったと思う)
天才的脳外科医としてドイツの病院で着々とキャリアを積むDr.テンマ。「人の命の重さに上下があるのか」と悩みはじめることから、物語が始まる。
あまり話をするとネタバレ...続きを読むになるので、これ以上を語るのはやめる。

出てくる人物の人生の背景をしっかりと描けるのがこの作者の特徴で、今回もそれはふんだんに発揮されている。そのおかげであんまり必要なさそうなエピソードや人物を描くことにページが割かれているという印象はぬぐいきれない。が、そんな冗長性は気にならない謎解きの面白さ。


ラストシーンについては
「この人、こういうラスト好きだなー」
というのが素直な感想。

それでもやはりわたしは「パイナップルARMY」や「踊る警官」が好きだ(笑)。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月29日

ミステリーサスペンス漫画。浦沢直樹流の「何故?どうして?」と自問自答しながらストーリー展開するのはこの作品から始まり今もこのスタイルが定着してきたと思う。チラ見せしつつ、つかず離れずの位置関係で読者を誘導する。主人公が医者であるので「命の平等性」等をテーマに置いている。
モンスターとなってしまったか...続きを読むつて救った少年をも救おうとする姿勢が印象的。

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Posted by ブクログ 2012年02月12日

物語の展開と同じく、得体の知れない存在感を放つヨハンに序盤は惹き付けられるのですが、徐々にミステリーとしても、サスペンスとしてもフェードアウトしていく尻すぼみな展開と呼応するかのように、前述したヨハンの魅力も徐々に薄れていき、オチに至るまでも薄らぼんやりとした人物像に激しく違和感を覚える。粘着的個性...続きを読むを放つルンゲ警部のアクの強いキャラクターが良かっただけに、唖然とする幕切れとヨハンの浅い人物描写が残念でならない。

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Posted by ブクログ 2011年12月22日

たった今1巻を読み終えたところだけど、はやく2巻が読みたくてたまらない。

まだどんな話か分からないけど、おそらく殺人鬼の過去を明らかにしていくことで事件の真相に迫るんだろうな。

こういう頭のネジが外れた殺人鬼は大好きだから今後の展開に凄くわくわくする。

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Posted by ブクログ 2011年05月09日

これも、読解力がないからか、最後はいまいちフにおちなかった印象が。
マンガのドキドキ感はすごい作品だと思う。

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Posted by ブクログ 2010年09月21日

一気に読みました。

最後は賛否両論だとは思いますが、

まあ、あそこまで膨らんだら、

回収するのって大変だろうな~。って思います。

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