【感想・ネタバレ】MONSTER 完全版 デジタルVer. 12のレビュー

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テンマ

S
2022年03月09日

テンマが遂に逮捕されたけど、私はこれで少し安堵した。このまま突き進んで悲劇的な結末を迎えるより、何か別ルートでヨハンに繋がるのではないかと期待できるから。
テンマが関わった多くの人が無実を信じてるのが良い。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。 ...続きを読む

物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

▼MONSTERクロニクル▼第1話/長い休暇▼第2話/少年探偵団▼第3話/一番残酷なこと▼第4話/国境の街▼第5話/バラの屋敷▼第6話/開かずの扉▼第7話/長いお別れ▼第8話/ヘレンカを捜して▼第9話/残された人々●登場人物/天馬賢三(脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・...続きを読むリーベルト(テンマが命を助けた双子の兄、悪の根源?)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄の命を狙う)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部)●あらすじ/連邦捜査局に入局以来、初めて長期休暇を取ったルンゲ。強引な捜査手法で政治家の秘書を自殺に追いやった彼は、全ての捜査から外され、妻と娘にも見放され、いまチェコのプラハの地に立っていた。現地の警察を訪れて一連の連続殺人事件の詳細を聞き、テンマの事件との類似を確認していく。そして「なまえのないかいぶつ」の出版社を探し出した彼は、いま“怪物の正体”に近づいていく(第1話)▼慕っているグリマーにかかった疑いを晴らそうと、ペドロフ殺害現場で目撃した「金髪の女」を探す孤児院の少年達。だが、そのうちの一人が、行方不明に!! 知らせを受け、消えた子どもを捜すテンマとグリマー。一方、ルンゲ警部は休暇中にもかかわらず、独自の捜査を開始していた。(第2話)●本巻の特徴/“怪物”の存在を証明するべく、捜査を続けるルンゲ。絵本「なまえのないかいぶつ」の作者がかつて住み、本当の恐怖が眠るといわれる“バラの屋敷”の扉をいま開く。●その他の登場キャラクター/ヤン・スーク(プラハ署の新米刑事、殺人の疑いをかけられ指名手配中)、グリマー(フリーのジャーナリスト、511キンダーハイムの謎を追う)、カレル・ランゲ大佐(旧チェコスロバキア秘密警察の大物)

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Posted by ブクログ 2018年02月19日

読書録「MONSTER12」4

著者 浦沢直樹
出版 小学館

p56より引用
“この宇宙にとっては、地球の片隅で生まれ
た命なんて、
存在自体ほんの一瞬にもならないわ。”

目次から抜粋引用
“長い休暇
 少年探偵団
 一番残酷なこと
 国境の街
 バラの屋敷”

 天才的技術を持つ脳外科医を主...続きを読む人公とした、
長編サスペンス漫画。
 仕事一筋に生きて来て、初めての長期休暇
を取ったルンゲ警部。彼が休みを取って向
かった先は…。

 上記の引用は、母親を探していた子供に対
しての、変装したヨハンの言葉。
いつ始まったかもはっきりしない、宇宙の歴
史と比べれば、せいぜい100年位の人一人の
人生は、それは短いものでしょう。しかし、
今この時を生きている一人一人にしてみれば、
その感じ方は様々なのではないでしょうか。
 休みを取っておきながら、結局犯罪捜査を
してしまうルンゲ警部。こういう人に追いか
けられる側には、間違ってもなりたくはない
ものです。
 テンマの身に急展開が、この先も目が離せ
ません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月02日

チェコ・プラハで休暇中のルンゲ警部。
ビール飲むこともあるんだな~
 
「バラの屋敷」の「開かずの扉」。
ここでも思わせぶりなキーワード。
 
きっとまた肩透かしをくらいそうだ。

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