樹なつみのレビュー一覧
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ネタバレノエイと立人とマハティの第二妃のセレイラのお話の短編集です。
■Sanctuary
ノエイが出て来ました。上官の美人で優しいお嬢様を妻にし、利発な男の子とかわいい女の子のパパになってて、周りの人にも理想的な家族と言われていた彼の前に、懐かしい女性からの手紙が・・・。
ってところから、回想が始まり、学生時代のノエイが結構本編と変わらない堅物だったのは、予想通りでしたけど、彼にも忘れられない女性がいたとは、思いませんでした。
家族のことは頭から飛ぶほど、自分の感情に素直になって、最後頭の布を手渡したシーンは、切なかったです。
■VACANCES
花鹿が由依と卒業旅行に出かけるということで、 -
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収録は二つの短編と、四巻へと続く長編がひとつ。
「Sanctuary」
家庭を持ったノエイの学生時代の恋。堅物の軍人というイメージばかりが強かったノエイが、彼もひとりの人間であり男なのだと思えた。聖布を取ったシーンがとても美しかった。
「VACANCES」
留守にする花鹿が立人のためにユージィン、カール、ルマティを召集。婿候補たちが一同に会するなんて、なんて豪華な顔触れ!いいなぁ。懐かしい気持ちでいっぱいになりました。最後、多忙なカールとルマティが帰った後の、ユージィンと立人が二人で並んで寛いでいるシーンがとても好きです。
「後宮物語」
マハティの第二妃の話。第二妃が主人公でくるとは思って -
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ネタバレ大概因為太早期了吧,網路書店沒有一般的版本~
只好登錄文庫版~~~
[Vol.1]
台灣1993年出版(已經是頗早期的東立了),日本1982年。此時作者樹夏實應該22歲左右~但頗多內容我都很喜歡,不像出自年輕漫畫家之筆……看樣子樹夏實思想有點老成XD
Vol.6側欄作者自己說,Vol.1此時他大4,正為畢業論文焦頭爛額中XD
這套我很小的時候就看過了,不過最近才買下整套。
跳舞的方式展示衣服有印象。馬加洛不顧合約,參加其他設計師的展示會,這點也讓我印象深刻。
不過當年沒有注意過戴門大叔的對應方式。
現在覺得戴門真不虧是職場老手~而這同時也顯現了作者的老成XD
若是年輕的作家,處裡「背 -
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特別編2巻目。
ハリーとキティ編、ルマティー幼少時代編です。
*ハリー編
花鹿の両親の馴れ初め。
自由奔放で怖い者知らずの若いハリーと、忠実でちょっと天然な頑張り屋キティ。
この、「自分に自信があって女なら誰でも落とせる男」と「軟派な男には落ちない真面目な女」という、王道にもほどがあるような王道展開が逆にすばらしい。
2人の関係を近づけるところは近づけるけど、一筋縄ではいかせない展開が、はまります。
恋愛だけに軸を置かず、ハリーとラギネイの微妙な関係、石油事業など、しっかりとした世界観も魅力的。
そしてなにより!!!
立人派の私にとって、幼少期の立人と立人パパが見れたことが一番嬉しか -
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樹なつみ作品初めてでした。
読後感を一言で言うと、「少女漫画の王道!」です。
王子様、貴族、大財閥…と、乙女(?)ならば必ず一度は夢見る世界が舞台。
そして出てくる男の子がみんな主人公を好きになる。
この時点で少しむずがゆく、「また夢みたいなご都合展開か…?」と思っていました。
しかし、稀代のストーリーテラーというだけあり、深く練られた世界観と展開に目が離せず、特別編まで一気に見てしまいました。
少女漫画に必要なことは、どれだけヒーローを格好良く魅力的な人物にするかということだと思います。
その点で「花咲ける」に出てくる男の子たちは満点。
お兄さんタイプで優しい立人、影があることにより一 -
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今回は花鹿の父・ハリーと母・キティの話と、
ルマティの幼少期の話の2本立て。
といっても、ルマティはほとんど出てきませんが。
ハリーとキティの話は泣けました。
ハリーのキティと花鹿に対する深い愛情が改めて
ひしひしと伝わってきて涙腺が。・゚(´pωq`)゚・。
花鹿は本当にキティに似たんだな~と思ってしまいました。
ルマティ幼少期の話は、主にクインザ等侍従の話です。
クインザのルマティに対する愛がとても深かったのが
分かりますが、この頃からクインザはこんな奴なのか!
と、ちょっとビックリ。
次巻はついに立人がくるのかな...?
早く読みたいですが完結してしまうのも淋しいです。