あらすじ
七本の神剣を集め、古代の怨念を昇華せよ! ──島根県の山奥の村で49年に一度だけ行われる秘祭・神和祭(かんなぎさい)の取材に同行した七地健生(ななちたけお)は、巫女として舞っていた少年・布椎闇己(ふづちくらき)と出会うが…!?
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Posted by ブクログ
面白かった!
大和王朝成立以前から続く出雲のシャーマン一族が
世界の滅亡を食い止めるファンタジー。
途中から始まった古代編と現代編がそういうことだったのかー!!
となるところは圧巻。
古代神道・日本書紀・古事記…等々参考文献も
読んでみたくなった。
樹なつみさんは今のところ外れなし。
話も毎度しっかりしてるし、キャラクターも魅力的。
すごい作家さんだなーと思う。
Posted by ブクログ
一巻が面白くて、残りの巻をまとめ買いした。
いっき読みをしたからかもしれないが、途中から人物関係がごちゃごちゃになった。
一巻は星5つ、一巻は。
全部買って後悔はしなかったけど、一巻だけしか読まなくても良かったかもしれない……。
Posted by ブクログ
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」――スサノオノミコトが妻を娶った際に読んだとされる、喜びの歌。本作では、大和王朝によって滅ぼされた、古代出雲族の呪詛がこめられた歌、という解釈がされている。
普通の大学生として暮らしていた七地健生は、巫覡である布椎闇己とともに、1700年前の古代出雲族の怨念を昇華させるために必要な神剣探しを始めることになる。
昨今、巫女さん=萌えが多かったので、男の巫覡が登場する作品はとても新鮮に感じました。
設定の細部までこだわりがあって、すごいの一言でしか表わせません。
この作者の作品で共通して言えることは、男性キャラの色気が半端ないところだと勝手に思ってるんですが、その中でも闇己は1位2位を争える程のキャラだと思います。
本当に男性キャラを魅力的に描くのが毎度上手いな~。
匿名
懐かしい
わたしの中で樹なつみ先生といえばこの八雲立つ。歴史モノや少しゾクっとする話が好きで、画力でそれを更に面白く見せてくれる作品が好みの方にはおススメしたい。
八雲立つ!懐かしくて一巻無料版読みました!古事記らしく、禍々しくも美しく、抗えない魅力ある作品だなと改めて実感。
なんといっても物語の始まりの儀式は衝撃💥
けっこう怖めなお話だけど、
闇己と七地のコンビもBLっぽくて、癒される。
匿名
個人的に「樹先生の絵は東洋の古典が似合う!」と思った作品です。ヨーロッパや欧米も素敵だけど。和装姿も所作も美しいです。闇己が七地たちと共に、重すぎる運命と戦うのが切なくも愛おしいです。
傑作
この作品にホラーという言葉は個人的にはピンと来ないが、
神話、転生、民俗学など様々な要素を複合させて現代に生きる稀代の
シャーマンを描いた傑作。改めてみると布椎宗主の設定重い・・・。
ヒロイックホラー
当時、ヒロイックホラーと銘打っていた記憶があります。たしかにグロいシーンもありますが、この作品の良さはくらきくんと七地の心の交流です。
おもしろい
さすが樹先生、と毎回唸っております。
でも、どなたかも書いてらしたけど、女の子キャラ、なんで頭の悪そーなコが多いんですかねぇ。。
ヒーローが完璧過ぎるから対極な感じになっちゃうのかな。
イラついて、途中で投げ出したくなるときもあります、、投げ出しませんけどね。
Posted by ブクログ
時々、それはないだろってご都合主義もあるんだけどね…
特に最終回の最後の最後とか(えー)
でもとても魅力的なお話だからいいのだ。
(寧ろそうでなかった場合の読後感とか、想像する方が恐ろしい気もするしなー)
神事とか何とかの妖しい雰囲気、個性的なキャラクターたち、
何より、闇己くんの七地に対する執着がたまらん。
古代編は、後世に伝わってるのと何か話が違うんですけどΣ
…ってところがすごくイイと思います。うん。
Posted by ブクログ
大好きです。
古代史には全く興味がなかったのですが、八雲にハマり、勉強させてもらいました。
神の起源とまではいかないけれど、凄く面白い題材と知らない世界を覗いた充実感が
この漫画にあったと思う。
最終回はあわわわ…となったけれど、それまでの経緯とかは面白かった。
OVAとCD−BOOKのドラマキャストが同じってのがまた私的には嬉しかった。
樹なつみさんの八雲画集発売サイン会に行くくらいにはハマりまして、大好きな漫画です。
興味深いんですが
布椎闇己が先代の宗主海潮の首を刎ねるシーン、人間の首ってああ簡単に切れないんですけどねえ。余程思い刀か鋭利な刀でかなりのスピードをつけて頸椎の隙間を切らないと絶対切れません。日本刀はそれほどすごく切れるものではありません。
Posted by ブクログ
鍛冶師とシャーマンという組合せが
ありそうでなくて面白いと思う。
七地の方が年上なのに頼りなさそうでいて
実は重要でという設定が良い。
闇己が七地に最初は荒い対応なのに
だんだん心をひらいていく様子が安心できる。
先祖が刀に関わることを生業としていた大学生(男、平凡)と16歳(少年、シャーマン)の2人が主人公。(少年は16歳の誕生日の出来事に苦しんでいるが、表に出さない)
2人で古い(1000年以上前の)曰く付きの刀を探すのだが、関係なさそうな念(悪霊とは違う)に襲われたりしている
高校生は笑わない子だが、大学生には笑顔を見せる(懐かれた)
この二人が出会うのはある意味、宿命
ホラーはダメな私だが、この話しは平気だった