道満晴明のレビュー一覧

  • メランコリア 上

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    SFチックなショートオムニバス。他の話と少しずつ繋がっているのが面白いです。
    大どんでん返し的な展開がもっとあったらいいかなと思いました。

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    2018年07月28日
  • メランコリア 上

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    各話タイトルがアルファベットのAから始まり、B.C.D・・・と続き
    1巻は13話が収録されているのでMで終わり。
    という事は次巻はN~Zの13話で、全2巻ですかね。
    でももしかしたら、Zの次はギリシャ文字が控えているかもしれない。
    道満晴明さんの作風を考えると、なきにしもあらずなので油断大敵。

    作品名にあるように、基本的には全ての話がメランコリック。
    そして13の話があちこちで繋がりを見せたり、見せなかったり
    更には過去作のキャラクターや設定まで出てきて
    最終話の着地点がこれ程絞りきれない作品もそうはあるまいよ。

    悲観的なストーリーの中にも希望を見出したり、あるいは希望が無かったり
    もしく

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    2018年07月09日
  • メランコリア 上

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    ネタバレ

    道満晴明のショートショート・オムニバス。タイトルどおり(もしくはいつもの道満晴明の作品どおり)メランコリーが漂う、しかし軽やかな物語を描く短々編集。不可思議が混じり込む日常を、各話独立した登場人物を通して描きながら、それぞれの世界が僅かに接点を持ち、重なっていくのがいつもながら面白い。
    上巻収録作では『ハンドスピナー』が特に良かった。
    地球に接近する彗星の名が「メランコリア」なのは、ラース・フォン・トリアーの映画を思い出すけれど、上巻では言及されなかったように思う。下巻で回収されるのだろうか。

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    2018年03月29日
  • オッドマン11

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    全部で11人いるオッドマン、つまり人外の異端児。
    その中にいる被虐属性の伊丹君の事を好きになった、普通の人間である逆叉セツさん。
    伊丹君と恋仲になるべく、何故か10人のオッドマン達と対決をする事に・・・

    癖しかないオッドマン達との辛みが面白いのは勿論の事
    オッドマン達そのものがみんな強烈な個性を持っていてとっても素敵。
    オッドマンの中にはニッケルオデオンに出てきた蒐集家の一つ目の魔女もいるんだけど
    幕間にオッドマン達のデフォルメイラストが挿入されていて
    その一つ目魔女さんのデフォルメイラストを見た時の衝撃ったらないね。
    センスの塊、センスの根源そのものを見た気がする。
    多少理解していたつもり

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    2017年10月06日
  • ヴォイニッチホテル(1)

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    太平洋の南西に存在するブレフスキュ島。
    その島にあるホテル・ヴォイニッチがお話の舞台。
    人造人間、殺人鬼、ゾンビ、ヤクザ、漫画家、元レスラー、メンヘラ料理人など
    様々な癖のある従業員や客や、はたまた島の住人が繰り広げる
    オカルトサイココメディ。

    島の伝説の魔女であり、現在はメイドのベルナが
    日本から逃げてきた訳ありヤクザのクズキくんとのやりとりを中心としつつ
    次々とホテルにやってくる殺し屋や、殺人鬼による事件を追う刑事たち。
    彼らの物語の顛末がどうなるのか?
    ドキドキしながら見守っていたのが第2巻までの事。
    最終第3巻は息切れというか勢いが失速した感じがする。
    恐らくシリアス率が高まって、2

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    2017年10月06日
  • ニッケルオデオン 赤

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    世界観が繋がっているようで繋がってなく、でもやっぱりどこかで繋がってる13の短編集。
    切り落とした手首が街を徘徊するようになる話や
    地雷を踏んで四散した女の子の体を集めて復元する話や
    自由を得た熊のあやつり人形が自由を求める話など、どれもこれもかなりキてる内容で
    ちょっと疲れてる時とか、精神が不安定な時に読んだら心を病む事間違いなし。

    道満晴明さんらしさの範囲内に収まってる作品だけど
    読後に残る独特のもやもや感はちょっと表現し辛いね。

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    2017年10月04日
  • ニッケルオデオン 青

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    ネタバレ

    道満さん、うんこオシッコネタは鉄板ですね。それと愛に対する毒がすごい。普通のカップルはいないのか?いや、普通ってなんだ?となってきます。

    毎回思いますが、表紙の手触りが良い。ビニール被せられている状態だと分からないのでもったいないですね。

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    2017年08月03日
  • オッドマン11

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    ネタバレ

    2巻が出るのが2022年とは…果たしてちゃんと出るのか?そして私は覚えていられるのか?
    淫乱ちゃんと不潔ちゃんがかわいい、イカちゃん好き。

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    2017年03月06日
  • ニッケルオデオン 赤

    購入済み

    いやもう、

    思考の広がりが凄いですね、参りました。

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    2016年02月03日
  • 花とアリス殺人事件

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    岩井俊二の花とアリスの、新作の、道満晴明によるコミカライズ・・・って位置づけでいいのかこれ? 原作知らないで読んだんだけど原型はあるの?? っていうかなんで道満晴明を選んだ、いや超慧眼だと思うけど。

    道満晴明はすっかり一般誌で活躍する人になったなあ感ある。そういうときに水爆とか読むと味わいが増す。

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    2015年10月28日
  • 花とアリス殺人事件

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    原作は見たことがなく、更にこの作者(漫画家さん)の本も初めて。なんとなく表紙に惹かれ(岩井俊二が好きという事もあり)購入。
    とても不思議な一冊だった。独特なタッチとギャグセンス、クセのあるコマ割りで、読めば読むほどこの世界に引きずり込まれていった。読み終えた後はすっかりこの作者さんのファンになってしまっていた。
    そして、内容がとても面白かったので、アニメ(映画)も観てみたくなり、某動画サイトで予告篇を見たのだが、あまりにもこのコミカライズの衝撃が大きすぎて、なんだかそちらが霞んで見えてしまった(失敬)。

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    2015年10月19日
  • 花とアリス殺人事件

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    映画と比べると本質的なストーリーは変わらないんだけど、うまい具合に自分のテイストを織り込んでいて、映画のほうを先に観てみても十分に読みごたえがあった。

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    2015年10月12日
  • 花とアリス殺人事件

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    とりあえず読後の感想は「大丈夫かコレ?」
    むちゃくちゃ面白かったし岩井俊二作品パロディもすごく多くて岩井俊二ファンとしては楽しい一冊
    ギャグも性癖もキレキレで楽しい。
    でもこれたぶん映画見てないとわかんねーんじゃねーかな。

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    2015年10月09日
  • ニッケルオデオン 青

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    尖った作風のために評価されにくいのかもしれないが、九井諒子に先立つ才だと思う。「ほうき星のナルナ」に鳥肌。このまま一般誌での活動を望む。

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    2015年06月20日
  • ニッケルオデオン 緑

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    なんと上手く8ページにおさめるものだわー!
    天晴れですよ。

    かなり好きなのいっぱいです、緑!
    遊星より愛をこめて が一番好き。名作じゃな~い?

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    2014年12月05日
  • ニッケルオデオン 緑

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    余韻を残す短編集の二巻目。
    どれも甲乙付けがたい良作。
    『カミサマレガシィ』『飲酒番長』が好み。

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    2014年10月26日
  • ニッケルオデオン 青

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    あれこれ最終巻なの?

    キャラの可愛さ相変わらず

    必ず一つはホモ話いれてきてくれるので俺得

    桶屋の女子三人組だけで長編出来そうだ

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    2014年10月08日
  • ヴォイニッチホテル(2)

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    ついに悪魔まで出てきてカオスっぷりが半端ないが、
    ようやく群像劇の形が見えてきて楽しみ方が分かってきた。
    次女の頭部がキーになりそうだ。
    恋する現役魔女のエレナが可愛いすぎて仕方が無い。

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    2014年10月07日
  • ヴォイニッチホテル(2)

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    4コマのイメージが強い道満晴明だから少々不安を感じたけど上手な群像劇でブラックさと下ネタギャグとシンプルでかわいい絵柄が良い感じに作用して夢の中の様な不安定さだしてて良かった。
    舞台も南国のホテルや廃墟の遊園地と一貫性の無さが夢の中のようで良い。何気にロマンスが軸なのがとても良い。人がアッサリ死ぬところも良い。物語からキャラを退場させるのに「ホテルをチェックアウトする」という手法が使えるのがヴォイニッチ・ホテルの便利なところ。
    クロサワと間宮姉の死に様がやたら心に残る。
    昔一つのアパートに住んでいる異常者達のロマンス漫画を描こうとしていたことをこの作品を読んで思い出した。

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    2014年08月03日
  • ニッケルオデオン 赤

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    装丁も綺麗で面白かったです 話どうしが繋がっていたり、自由でした ただ、森のプー太郎はインパクト強すぎです 怖かったです 表情のない動物であるのが余計怖かったのだと思います あの首を切った、プー太郎が「選ばれた」木は何だったんでしょうか?

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    2014年02月04日