道満晴明のレビュー一覧
-
購入済み
おたき先生の漫画好き
第一集からは、全体的に雰囲気が変わったかなという感じがします。
かなりエロ押しになった感じ。
個人的には第一集の方が好きでしたが、おたき先生の漫画は好きです。 -
Posted by ブクログ
唯一生き残った地球人バブと愉快な仲間たちのドタバタ珍道中を描くSF。宇宙人のナンセンスな造形や生態など、印象はガーディアンオブギャラクシーに近い。ここに育児要素がプラスされる……というか、それまで交流のなかった双子(しかも発達障害持ち)を引き取った新米パパの試行錯誤が笑いを交えて展開される。
TS、ショタ、同性愛、人外など、道満作品ではお馴染みの要素がてんこもり。しょっぱなから主人公が宇宙人の風俗に出かけていくのだが、セックスの仕方が斬新。まさしく人類には早すぎる。
惑星ソラリスやアカシックレコードをもじった造語やケビン・ベーコンゲームといい、B級映画やSFへの愛が随所に散りばめられたマニアックな内容で、わかる人にはわかるけどわからない人は何これツマンねとなりかねない。そういう人はどの道満作品を読んでも合わないと思うので、他をあたったほうがいい。
そして本作では家族愛も重要なテーマとなる。
ナノマシンの影響でしばしば性別が変わる主人公と、そんな主人公と微妙な距離感を保ち続ける双子。
壮大な宇宙をテーマにしながら移動中の宇宙船内で繰り広げられるのは、扱い辛い子供にへどもどする半人前パパと、それに呆れる仲間たちのシットコム。この脱力シュールな落差がいい。
長大すぎる回転寿司やまるごと漫画喫茶の惑星など、彼らが旅する星々はいずれもユニーク。宇宙というマクロな舞台でミクロな冒険を繰り広げるのだが、星新一のSSで育った読者なら、こんな星あったらいいなあと受け入れられる。
デフォルメが利いた絵柄は可愛く、しばしば変態的ともとれるきわどい性を扱っても、ドギツくならずにすんでいる。レズもホモもショタもあらゆる特殊性癖がタブー視されず、同一の世界観の中で混沌と共存する独特のノリがなんだか心地いい。
タイトルの伏線回収など、回想に入ったあたりからオチは読めていたが、最後まで楽しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの付け方と回収方法が実に見事。
やられた!と思う事でしょう。
藤子不二雄先生の少し不思議を軸に
道満晴明さんがスペースオペラ風に味付けをすると
この作品が出来上がると思います。
カバー下がモロにそんな感じのお遊びになってますしね。
地球が消滅し、地球人最後の生き残りである記憶喪失状態の男バブが
種の保存の本能のまま後輩相手を求め宇宙を旅する序盤。
バビロンという場所に行かなければならない事を思い出し
バビロンを求めて情報を集める中盤。
オーバーロード人と地球人のハーフである双子と共に
最終目的地を目指す終盤。
全編を通し、少年時代に持っていた冒険心を刺激してきて
全1巻ながらも読み応え抜群。
地球が消滅した理由に始まり、
表題のバビロンとはどこのことなのかに至るまで
全ての展開に無駄が無く、筋の通ったしっかりとした話なんだけど
ベルトラン星人の頭のゆるさや
スタービー星人の胎内の描写や
種の保存のためにはバブは男よりも女であるほうがいいだろうという事で
ナノマシンで性転換手術を試みるも性別が不安定になる等々
道満晴明さんらしい頭のイカれた(褒め言葉)描写は健在なので
合わない人は開始5ページ程度で駄目かもしれない。 -
Posted by ブクログ
各話タイトルがアルファベットのAから始まり、B.C.D・・・と続き
1巻は13話が収録されているのでMで終わり。
という事は次巻はN~Zの13話で、全2巻ですかね。
でももしかしたら、Zの次はギリシャ文字が控えているかもしれない。
道満晴明さんの作風を考えると、なきにしもあらずなので油断大敵。
作品名にあるように、基本的には全ての話がメランコリック。
そして13の話があちこちで繋がりを見せたり、見せなかったり
更には過去作のキャラクターや設定まで出てきて
最終話の着地点がこれ程絞りきれない作品もそうはあるまいよ。
悲観的なストーリーの中にも希望を見出したり、あるいは希望が無かったり
もしくは、希望とは何ぞや?と問いかける話。
そもそも悲観的ではない話。
悲観と希望のごちゃまぜ短編集、なかなかよくできています。
道満晴明さんの作風はとても良く生かされているとは思うけど
応用編のようなスタイルなので
初めて氏の作品に触れるのであれば、この作品は避けた方がいいね。 -
Posted by ブクログ
全部で11人いるオッドマン、つまり人外の異端児。
その中にいる被虐属性の伊丹君の事を好きになった、普通の人間である逆叉セツさん。
伊丹君と恋仲になるべく、何故か10人のオッドマン達と対決をする事に・・・
癖しかないオッドマン達との辛みが面白いのは勿論の事
オッドマン達そのものがみんな強烈な個性を持っていてとっても素敵。
オッドマンの中にはニッケルオデオンに出てきた蒐集家の一つ目の魔女もいるんだけど
幕間にオッドマン達のデフォルメイラストが挿入されていて
その一つ目魔女さんのデフォルメイラストを見た時の衝撃ったらないね。
センスの塊、センスの根源そのものを見た気がする。
多少理解していたつもりではあったけど、道満晴明さんのセンスは計り知れないわ。
オッドマンという要素を省けば、女子たちの友情及び恋物語なんだけど
問題なのは、2巻が発売されるのが最速でも2022年であるということ。
隔月連載でしかも1巻につき25のエピソードが収録されるから物凄く待たされる。
でも東京オリンピックが決定した時も、開催まであと7年か・・・と思っていたのが
あと3年後にまで迫っているから
過ぎてしまえば2022年の訪れも早いかもね。
作者自身が巻末コメントで、単行本はもう一生出ない物かと思っていた。
と言うくらいだから、続刊は気長に待ちましょう。
もし2巻が出なかった場合は、セツと嘲子が尿を縁に百合カップルになりました。
と補完すればいいや。 -
Posted by ブクログ
太平洋の南西に存在するブレフスキュ島。
その島にあるホテル・ヴォイニッチがお話の舞台。
人造人間、殺人鬼、ゾンビ、ヤクザ、漫画家、元レスラー、メンヘラ料理人など
様々な癖のある従業員や客や、はたまた島の住人が繰り広げる
オカルトサイココメディ。
島の伝説の魔女であり、現在はメイドのベルナが
日本から逃げてきた訳ありヤクザのクズキくんとのやりとりを中心としつつ
次々とホテルにやってくる殺し屋や、殺人鬼による事件を追う刑事たち。
彼らの物語の顛末がどうなるのか?
ドキドキしながら見守っていたのが第2巻までの事。
最終第3巻は息切れというか勢いが失速した感じがする。
恐らくシリアス率が高まって、2巻までの内容と3巻のバランスが崩れたからかな。
1巻2巻で味わえた面白さと3巻で味わえる面白さが別物に感じられたんですよね。
決して駄作ではないけど、名作になり損ねた作品という感
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。