道満晴明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下品マンガといえば田中圭一『みなりの青春』を読んだときも相当なものだと思ったが、それがお子様向けに思えるほどいっちゃってる。一回り半ぐらいしてる。発想が尋常じゃないというか、常人じゃない。ネタのつまり方も半端じゃない。田中圭一のお下品はわりと「話をでかくする」ガルガンチュワ物語的なアプローチに終始しがちだなということに、これを読んで気がついた。とにかく、下品であほくさくて笑えますが、たぶん血反吐はくような創作だったんではないか……。生徒会にえっちなこと話させておけばいいんじゃないか的な安易な下ネタマンガとは月とすっぽんくらいちがいます。感動しますた。
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購入済み
すこし不思議で退廃的な…。
ビバリウムとは、生物本来の生息環境を再現した飼育のことを意味するようです。この言葉がどう意味を持つのか…。
メインとなる小学生女子3人は、夏休みの自由研究として、街の七不思議を探して奔走します。その過程で出会ったおじさんは、未来の猫型ロボットのようなアイテムを持っていて…。
陽気で活発な登場人物たちと、この作者らしい軽妙な会話劇が物語全体を明るくしていますが、この街、そしてストーリーそのものが、常に謎に包まれていてミステリアスな雰囲気を含んでいます。
そのギャップがとても魅力になっている作品です。早く続きが読みたい!
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