感情タグBEST3
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綺麗で汚い、大好きなシリーズ。
シンプルな画面構成と多くはないセリフから、とんでもない密度の物語を叩き出す手腕は本当に秀逸。
「食餌の衝動」「魅惑のヴンダーカンマー」「積めない方程式」あたりが特にお気に入り。
本当に綺麗で汚い、大好きなシリーズ。
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九井諒子さんと道満晴明さんのショートショートは本当に心が潤いというか幸せになるというか、たった8pそこらの漫画なのに喜びと発見が詰まっている。厚い本ではないけれど、満足感が高い一冊。
Scene 1 「Grimm DEAD」 おとぎの国の空腹
Scene 2 「迷子のチーコ」 すぐに迷子になる彼女
Scene 3 「リノベート・アトランダム」星の開拓
Scene 4 「食餌の衝動」
Scene 5 「魅惑のヴンダーカンマー」森の魔女
Scene 6 「とある家族の飲尿法」死にそうな爺さん
Scene 7 「不死体コンストレイント」
Scene 8 「かいばみ幽霊」腐れた幽霊
Scene 9 「ミシュリーヌとその中の者たちの話」
Scene10 「ほうき星のナルナ」
Scene11 「積めない方程式」密航宇宙船
Scene12 「OKEYA」カオス理論で桶屋も儲かる
Scene13 「うたかたの日々」
シンプルに美しいメリハリの効いた絵がいい。
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すばらしく変ですばらしく可笑しくすばらしい短編集もこれで完結で、もっと長く読んでいたかった。間に入る1コマがまた愉快でたいてい身も蓋もなくてすばらしい。
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『ニッケルオデオン三部作完結』
あれ?薄い?ああIKKI休刊だからか。
と、手に取った時に思ったのですが確認すると前二作(赤・緑)とほぼ同じ頁数。
むしろ一番ページ数が多かったです。
内容は赤・緑と同じ空気の短編漫画が13編収められています。
短編漫画のページ数としては1話あたり約8ページ(8ページ+1ページのおまけ)と少なめで、
絵も描き込みが多いというわけではないのですが、何故か情報密度が少ないと感じない短編漫画でした。
あっけなかったり、しみじみしたり、すこし悲しかったり、シュールだったり、ほのぼのしたりと全編楽しませてくれます。
ニッケルオデオンを初めて読む方は、
青には赤・緑に収められた短編と関係がある話も収められているので、
赤と緑の方を読んで肌に合ったら青も読んだほうがより楽しめるかもしれません。
といってもそれぞれ一話完結ですし、
明確な話の繋がりがあるわけでも無いので肌に合えば青から読んでも十分楽しめると思います。
もちろん赤・緑が楽しめた方なら今回の青も楽しめると思います。
自分は大いに楽しみました。
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オチが読めなくてワクワクする、が
フユーレイの話だけは1ページ目でオチがわかってしまった
赤緑青ときたら次は黄色か金色か
いつかまた再開してほしい作品
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猟奇的・畸形的メルヘンワールドを描かせたら一線級の作者であるドウマンセイマン氏の最新刊。セリフの一つ一つは毒々しくて生々しいのだけれど、それらが一つの作品として体を成した途端にその毒々しさ生々しさは中和されて奇妙で切実な物語が浮かび上がる。この作風に引き込まれたらもう元の漫画読みには戻れない。
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おもしろい。とても印象に残る。
シュールでちょいグロでちょいエロ。
「迷子のチーコ」は切ない。
「食餌の衝動」はリアル。
「とある家族の飲尿法」は温かいw
「積めない方程式」の最後のシーンがとても好き。
「うたかたの日々」にやぁ!ひさびさ!
完結してほしくなかった。
いつまでも読み続けていたかった。
満足感と寂寥感が同時にやってきた読み終わりでした。
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道満さん、うんこオシッコネタは鉄板ですね。それと愛に対する毒がすごい。普通のカップルはいないのか?いや、普通ってなんだ?となってきます。
毎回思いますが、表紙の手触りが良い。ビニール被せられている状態だと分からないのでもったいないですね。
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20分くらいで読めた。
今回はメルヘン強め。赤緑の内容を忘れてるので繋がりがイマイチ…。まさにショートショートって感じ。
休刊だから、これで終わり?細々と続いてほしかったなあ。
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購入
8P読み切りの短編集。
相変わらずの世界観で童話を読んでいるような気分にもなる。
食餌の衝動、とある家族の飲尿法、かいばみ幽霊あたりが特に好きだなと思った。
この巻で終わってしまうのが寂しい。