慎泰俊のレビュー一覧
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児童相談所がそんなひどい所だったとは……。もちろん、そんな場所ばかりではないことは、この本にも書いてあるし、日々頑張って働いている職員がたくさんいることも書いてある。けれども、ひどい場所ひどい職員がいることも事実だ。
家庭にも恵まれず、保護された場所にも恵まれず、そんな状況で育った子どもはどうなるのだろうか。
そこで働く人も言いたいことはいっぱいあると思う。本にも書かれていたが、児童相談所にはいろいろな子どもが来るので、優しくするだけでは管理できない面もあるだろう。だからといって、監獄のような生活でいいというわけではないだろう。
まずは、職員の増員が急務だ。 -
Posted by ブクログ
駆け出しのビジネスパーソンとして自己成長を目指しながら、社会を良くしようという活動をパートタイム組織で実現しようとしている著者の活動・行動録と考え方・分析内容がまとまった一風変わった書籍。
確かに、自分の人生は所属している会社だけで決まるものではないし、生きている間、起きている時間を使って、何をやるかが大切なんだ。色々考える前に、目の前の取り組むべきテーマに集中すればいいんだよな。現場を見て、最初から高く飛ぼうとせず、走りながら考える、という著者が提唱するとおりにやってみよう。
最後にパートタイム組織の作り方が記載されており、普段の仕事においても参考になる。
①存在意義を見出す。
②走りながら -
Posted by ブクログ
ファイナンス理論入門の名の通り、理論を学ぶ本。伝えたいことは分かるが若干説教が随所に。
現在価値の部分で引っかかってしまった。「現在価値=将来価値-不確かさの対価-待つことの対価」というのは分かるんだけど、将来の単純な額でいいのか?将来価値をどうやって現在価値に数値化するのか分からなかった。使いこなせないわー
リスクの対価がリスクプレミアム
分散できないリスクをベータ
p33何かに慣れてしまう人は平均的に同じ見返りを得ることができるのであれば確実な方を好む
p49歴史上かつて起こらなかったことは今後も一切起こらないだろうと信じるのは人間の尊厳への不信の証拠です。ガンジーの言葉。 -
Posted by ブクログ
Living in Peace代表の慎さんの新刊。
この人の本は「働きながら社会を変える」に続いて2冊目。
働きながら~は慎さん自身の体験をなぞり、なぜ児童養護施設での活動を始めるに至ったかというのが中心に書かれているんですが、今作はパートタイムでの活動「プロボノ」としての働き方がメイン。
おそらく現在の日本のプロボノ組織ではトップクラスに機能して結果を出しているLIPで実践されている考え方が紹介されてます。
実際プロボノとして活動している自分にとっては参考になる部分が多かった。
ただ、これからプロボノ活動を始めようかなと考えている人に進めるとしたら「働きながら社会を変える」の方かなぁ。