【感想・ネタバレ】15歳からのファイナンス理論入門のレビュー

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Posted by ブクログ

将来の出来事は不確かなもの。その為には不確かさ(すなわちリスク)の仕組みをよく知り、その付き合い方を知る事で、将来の出来事について活かせる知恵を身につけることになる。その為にファイナンス理論を学んでいく、という説明はお見事。ファイナンスに対する取っ掛かりを掴むには最適の書籍。

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2011年10月04日

Posted by ブクログ

これも、実際には1年半ぶりの再読。
やっぱり名著だと思います。

この本は、金融に興味のない人にもかなりお薦めです。
「自己啓発系」のジャンルとしても読めるからです。

慎秦俊さんが、たとえ話を駆使して
ファイナンス理論の本質の部分を、
まったくといっていいほど数式を使わずに説明しています。

書いてあることはシンプルです。
1.リスクとリターン
2.リスク分散
3.現在価値(と将来価値)

さらに突き詰めると、

「不確実なこととどう付き合うか」

ということです。

これは、単にファイナンス理論というより、
人生をよりよく生きるために知っておくといい知識を
分かりやすく述べた、
ある意味での自己啓発本になっている、
というのが僕の認識です。

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2011年05月20日

Posted by ブクログ

とてもわかりやすいファイナンス理論の入門書。

ファイナンス理論、というとなんだかすごく難解なイメージがありますが、
この本は3つのエッセンス「リスクとリターン」「リスク分散」「現在価値と将来価値」を抽出し、豊富なイラストと図で解説しています。

上記の3つの言葉はビジネスの現場でよく使われているますが、そもそもどんな考え方に基づいているのか、しっかり理解するのに役立つと思います。

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2012年05月20日

Posted by ブクログ

若い人がかいた子供向けの本でした。
でもすごくよかった。

ファイナンス、ってなにかわからないままよんだけど、
数字とか社会とか苦手だった私でも書いている事は理解できた。
それがどう実用できるのかは、まだわからない部分があるけど、
勉強にはなりました。

何か始めるのに新しいものさし?が手にはいったような気持ちです。
考え方の参考になりました。

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2010年10月18日

Posted by ブクログ

「15歳からの」という名前に偽りなく、平易な言葉で優しくファイナンス理論が学べます。文字も教科書みたいに大きめで、行間も広めに取ってあるので、開いた瞬間に威圧感がありません。ボリュームは実質3時間ほどで読める程度です。ざっとファイナンス理論のさわりを学びたいならお勧めです。

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2009年12月26日

Posted by ブクログ

慎さんの本。

ファイナンス理論というのは、
日常を上手に生きる思考ツールだということも言えそう。

しかし、放課後の部分はついていけなかった。。。
バカ。
これから勉強しよう。

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2009年10月28日

Posted by ブクログ

ファイナンス理論入門の名の通り、理論を学ぶ本。伝えたいことは分かるが若干説教が随所に。

現在価値の部分で引っかかってしまった。「現在価値=将来価値-不確かさの対価-待つことの対価」というのは分かるんだけど、将来の単純な額でいいのか?将来価値をどうやって現在価値に数値化するのか分からなかった。使いこなせないわー

リスクの対価がリスクプレミアム
分散できないリスクをベータ

p33何かに慣れてしまう人は平均的に同じ見返りを得ることができるのであれば確実な方を好む

p49歴史上かつて起こらなかったことは今後も一切起こらないだろうと信じるのは人間の尊厳への不信の証拠です。ガンジーの言葉。

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2014年07月20日

Posted by ブクログ

著者はモルガン・スタンレーに勤務する慎泰俊氏。本来大学で学ぶべきファイナンス理論を中学生向けに分かりやすく書いた一冊。

本書では大きく分けて三つのファイナンス理論の原理原則に関して書かれています。

①リスクとリターンの関係
②リスク分散
③現在価値と将来価値

後半の四章、五章では上記①~③の理論を使って故事成語や文学作品、経済の仕組みや政治の仕組みを見ていくという面白い試みもしています。

ファイナンスのイロハのイを学ぶには良い本だと思います。非常に平易な文体で書かれているので、大変読みやすい一冊でした。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

授業形式の文章は冗長だが平易な口調は取っつきやすいかもしれない。
リスクとリターンはベニスの商人、相関性の低い組み合わせによるリスク分散は桃太郎のチーム編成、現在価値と将来価値は朝三暮四の肯定。基本を理解するのに喩え話は有効だった。

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2012年06月24日

Posted by ブクログ

ファイナンス理論のごく初歩的な基本的概念を、桃太郎の話やバスケットボールの試合に例えて極力分かり易く説明しようと試みている。リスクマネージメントの説明などは分かり易い。タイトルの通り、中学生向き。

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2012年02月06日

Posted by ブクログ

「ファイナンス理論」=お金のこと、ではない。
人が何に価値を感じ、何を嫌がるのか、という話。
経済だけに限らない生きていくための知恵としての理論の入門書。
15歳からの、とあるけれど、15歳でもわかる程度に、噛み砕いて書かれているよ、というだけで、大人でも読めるんじゃないかしら。もっと小さくてもいいかな。
できれば親子で一緒に読みたい。私は。

価値の数値が著者によって何の説明もなく決まってしまって、「うん?」と思う人もいるかも。
「この本が提示してくる「数値」は必ずしも絶対ではない」のは念頭に置かないと変に悩んじゃう人は読みづらいか。

はじめの方はわかりやすいけれど、後半から少し頭がぐちゃぐちゃしてくるかも。いろいろ言葉がでてくると頭がすぐにこんがらがっちゃう人は、ゆっくり落ち着いてメモをとっていくのがお勧め?

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2011年08月31日

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