慎泰俊のレビュー一覧

  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    酒井穣氏がおすすめしていた本で、いつか読もうと積読になっていました。

    非常に考えさせられる一冊でした。
    ・児童養護施設の現状の過酷さ。
    ・日本における貧困(貧困の再生産、スパイラル化)
    ・社会人が社会をかえるためにパートタイマーとして参加することの意義

    パートタイマーとして参加する具体的な方法論がもっと知りたいところでしたが、そのあたりはまだ著者も模索中なのかな、と。

    とはいえ、読み応えのある一冊でした。
    これからの自分の生き方を、改めて考えさせられました。

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    2012年10月27日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    意外かもしれませんが、この本を読む時には手袋をしなくてはなりません。 著者の熱い思いに火傷します! 熱意をもって挑む姿勢に、心が震えて一気に読みすすめました。

    内容の柱は自分が今まで悶々と考えてきた内容とほぼ一致。 意気込みの部分。子供への思いや社会の役割についての部分などが。 同じように考えている人が存在することに喜びを感じました~~ でも同時に、行動力とかいろいろなものに嫉妬しました。  行動って大切!!  

    子供に興味がある人、社会的な暴力に断固反対の人、日本変えたろやないかいって思っている人、優しさは兼ね備えているけど熱意に着火されていない人。 読んでみ!! 

    なんで児童養護施設

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    2012年06月15日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    ネタバレ

    自分なりのアンテナでひっかかった部分を。

    「行動のないところには何の変化もないし、行動を何もせずに現状を批判するのは虚しい。本当に世の中をよりよい場所にしたいのなら、自分自身を見つめなおして、まず自分自身から、次に自分の身のまわりから変化を起こすことだ。一人の行動はそれきりで終わらないようにすることができる。一人の行動を見た10人が新しく行動を始める場合がある。だから、自分の行動がもたらすインパクトが小さいとはじめからあきらめずに、行動を起こすとよいと思う。」

    「当たり前のことかもしれないが、本業を持っている人は、本業でしかるべき成果をあげてから他人のための活動を始めるべきだと思う。自分の

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    2012年05月12日
  • 15歳からのファイナンス理論入門

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    将来の出来事は不確かなもの。その為には不確かさ(すなわちリスク)の仕組みをよく知り、その付き合い方を知る事で、将来の出来事について活かせる知恵を身につけることになる。その為にファイナンス理論を学んでいく、という説明はお見事。ファイナンスに対する取っ掛かりを掴むには最適の書籍。

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    2011年10月04日
  • 15歳からのファイナンス理論入門

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    これも、実際には1年半ぶりの再読。
    やっぱり名著だと思います。

    この本は、金融に興味のない人にもかなりお薦めです。
    「自己啓発系」のジャンルとしても読めるからです。

    慎秦俊さんが、たとえ話を駆使して
    ファイナンス理論の本質の部分を、
    まったくといっていいほど数式を使わずに説明しています。

    書いてあることはシンプルです。
    1.リスクとリターン
    2.リスク分散
    3.現在価値(と将来価値)

    さらに突き詰めると、

    「不確実なこととどう付き合うか」

    ということです。

    これは、単にファイナンス理論というより、
    人生をよりよく生きるために知っておくといい知識を
    分かりやすく述べた、
    ある意味で

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    2011年05月20日
  • 正しい判断は、最初の3秒で決まる

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    信念や直感は大事な場面で自らを導いてくれる北極星だ。そして、これらは体験をもとにした身体知によって培われる。だからこそ良い経験を積んでいくことが大事なのだ。
    これまで自分で もやもやっと考えてたことを上手く言語化された感じ。あとがきも良い!民間の世界銀行を作るべく起業しますという宣言に痺れた。これこそ信念だ。

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    2025年10月05日
  • 世界の貧困に挑む マイクロファイナンスの可能性

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    マイクロファイナンスが流行った頃のことしか知らなかったので、その後の開発機関からの資金の引き上げ、代わりに商業資金が入り、ミッションドリフトが起きてきたことなどを知った。どうしたらいいのかと言う点についての著者の意見は、なによりもリーダーの使命感の大切さと、それを監視する仕組みの深化といったところだろうか。

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    2025年09月27日
  • 世界の貧困に挑む マイクロファイナンスの可能性

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    マイクロファイナンスのビジネスモデルがとてもわかりやすく解説されてる。コアはこれでカバーされてるのでは。また最終章にある、お金の使い方と時間の使い方に関しての記載が興味深く勉強になった。

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    2025年07月11日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    前半はExcelのショートカット活用による効率化のパート、後半はExcelを活用した財務モデルの作成方法のパート。
    基本的なことがまとまっており読みやすい。

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    2024年09月19日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    『外資系投資銀行のエクセル仕事術』とよく似たタイトルですが、こっちはオーソドックスな便利機能解説系も入ってました。実践的なので好み次第かな。どちらの著者も外資系でExcelさばきを叩き込まれた方なんでしょうが、根底の流派は同じだなというのは何となく感じた。

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    2024年05月15日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    すごい、分かりやすい!講義を受けているよう。
    初めて知ったエクセル機能もあったし、作業時は手元に置いていつでも参照できるようにしたい。

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    2024年04月13日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    児童相談所の一時保護所の実態を、筆者が実際に過ごし、関係者にインタビューし、明らかになった一保による格差を目の当たりにした。年々増加する虐待件数、それ以上に保護される子どもも増加の一途を辿っているにも関わらず、増えない児相職員の数、繁忙感に駆られる職員の精神的疲弊、子どもへの苛立ち不十分なケア事情など、課題は山積み。都道府県でも格差、一保間でも格差があること自体問題であるし、心の傷を負った子どもをさらに追い込む現状はあってはならない。地域が児童擁護の役割を果たすことが重要とする筆者の考えは、至極ごもっともで、地域の住民が子どもを育てる思想を持つことが、親の負担を減らし、そもそも虐待を減らせる一

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    2024年02月24日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    前半の見せ方、ショートカットは参考になった。
    後半の財務モデルのページはどうやっても合わない項目があり断念。

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    2024年02月04日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    私の業務は、会社では計数管理とかって言われています。

    何をするかっていえば、その名の通りで、フロント部署がどれくらい程度どんな商品で収益を稼ぎ(かつどんな要素で経費を使い)、ボトムでどの程度稼いでいるのか、を管理する、といえば端的な表現になるでしょうか。システムでそれくらい対応してほしいですが。

    でこんなのはまあ定型作業で付加価値はほとんどないのですが、親会社から増資してもらうとか、三か年の業績予想を本社から求められるとか、そういう話をされると途端に固まってしまうんです。
    そんな時に役に立つのが、こうした財務モデリングの本だと思います。

    ・・・
    改めて本作の内容を、誤解を恐れずにざくっと

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    2023年04月30日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    前半は、Excelで表を作るときのお作法について。

    中盤以降は財務モデルをExcelで作成する手法をに非常に丁寧に段階を追って解説している。

    重要なのは、Excelでこのように財務モデルを組むのは、組織がとるべきアクションを明らかにするため、である。

    単に売り上げを上げましょう。ではなく、どの指標を改善すべきなのかと言うのを導き出すために、数百行ときには1千行に及ぶようなExcelを組んで、その解析にも時間を当てるということを紹介している。

    財務モデルを組むことが、多くの人にとって一般的なスキルではないとしても、Excelを使ってシミュレーションしてみるのは、汎用的で大事なスキルである

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    2023年04月09日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    タイトルから想像するのとは違い、
    児童養護施設の直面する現実について、著者の施設での実体験と統計等の客観的な情報の両面から語られる、興味深い内容だった。
    10年前の著作なので社会状況や制度等は変わっている(良くなっていると良いが…)とは思うが、一読の価値はあると思う。
    福祉や保育に直接従事していない普通の人、かつ優秀なビジネスパーソンだからこのような本が書けたのではないか。

    自分も会社勤めをしながら、何か社会にできることはないかと手に取った一冊だったが、良い意味で、それはとても難しく甘い考えだったのかなと思った。
    まずは知る、そして周囲とそういう話をする、何かしら関わりを持つことから始めたい

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    2022年06月16日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    アフォーダンスを高めるために、一般的な認知に従ったり、一定のルールに基づいて作ったりする重要性が理解できた。
    次は山口周氏の本も読みたい。

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    2022年02月07日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    たいへんに実際的ですばらしい。この本にある「1行あたり1計算ステップ」、「数式セルにベタ打ちの数字を入れない」などなどの教えをすべてのExcelで作業する人々に守っていただきたいものだ。自戒込みですが。

    字色ルール(ベタ打ちが青、数式が黒でリンクが緑)も良いものだと思うのだが、これやっているワークシートを残念ながら実地で見たことがない。

    財務分析のパートはごく初歩的な内容だが、かゆいところに手が届く感じ。ファイナンスの専門家でない人、またはこの手の仕事の経験がない経理担当者におすすめできる。

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    2021年12月31日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    堺や明石の件
    一方的な児相叩きをあおるような報道に疑問を感じて手に取りました

    おおよそ、疑問に感じたことが本書によって、「そうだよなー」と納得できました
    決して、どちらか側に偏らず、満遍なく取材をしている良書だと思います。

    一時保護は躊躇いなくするのが良い。これは間違いない。子の命を守るために
    その後に第三者機関で妥当性を早急に判断する
    児相の人員の確保と、施設や里親への一時保護委託を増やすことが課題

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    2021年03月10日
  • 正しい判断は、最初の3秒で決まる

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    正しい判断(直感)は濃密な経験によってのみもたらされる。濃密な経験の背景には、アウトプット(自分の考えを出すこと)を前提とした意識的なインプットが求められる。他の本でも自分の中に自分なりの意見を生成する工場を持ちそのレベルアップを図り続けることが大事というような趣旨の言葉があったが、やはりただ目的意識なく漫然と学習するだけではダメだということを再認識した。
    著者が学生の時に書いた「感性を磨くために」という文章は、今の自分では絶対かけない文章であり、素直にこれを学生の時に書くことができる著者の思考の深さに驚きと尊敬を感じた。たまに読み返したいと思う。

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    2021年02月11日