慎泰俊のレビュー一覧

  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    本書以上のエクセル本があると言うならお目にかかってみたい。現場でゴリゴリにモデルをいじっている人にしか書けない超実践的なTipsと具体性。マジで素晴らしいと思う。モデルの説明とか丁寧すぎるくらいでほんと感謝。この本が1000円そこそこで手に入るって事件ですよ。

    タイトルは財務モデルと謳っていますし、冒頭でも「この本はエクセル本じゃねーですから」と期待値下げておいて、実際にはエクセルの基本作法や、頻出ショートカットまでこれでもかと優しく解説されている。「外資系コンサルのスライド作成術」の説明とのリンクも意識されていて、そのへんの丁寧さも感動を覚える。

    私もコンサルをやって長いので、クソ汚いエ

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    2020年01月11日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    メモです

    ◯問題点
    ・児相の一極集中化
    ・多くの地域、特にコミュニティが弱って子どもを支える力が失われていることで、児相が子供とその親の問題を全て一手に抱えていること
    →細かいケアができない、児相自体に外部の目が行き届かない

    心理士は、子供の心理状態+安らかに過ごせる環境づくり

    ・学校との連携の重要さ、他機関との情報共有

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    2019年11月08日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

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    「ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた外資系投資銀行のエクセル仕事術 数字力が一気に高まる基本スキル」(熊野整)と類似の本で、こちらの方がモデリングに関する記載がやや厚めです。
    いずれの本も、エクセルの速さよりも分かりやすさを重視する姿勢は共通で、お行儀の悪いエクセルを作りがちな自分には滲みる本でした。

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    2019年10月20日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    多くの取材、それも内部からの視線であるのは納得しました。
    学校の協力は重要とする。子どもが家庭の次に多くの時間を過ごしているのは学校であるから。これは説得力のある意見だ。

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    2019年02月14日
  • 正しい判断は、最初の3秒で決まる

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    正しい判断は最初の3秒で決まる

    その直感はどのように生まれ、なぜそれが信用に足るのか、なぜ直感を信じることができない人が多いのかなどを本書は教えてくれ、直感に委ねることができる組織につくりかたにも言及します。

    また直感で正しい判断ができると共に、その判断を正しいものにするという気概を文章から強く感じます。


    著者も書いていますが、まだ何も成し遂げていないこの時点で本を書くことに、強い危害を感じとても説得力に繋がっていると思います。
    まさに決意表明、私の履歴書をリアルタイムに見るような内容に心を打たれます。

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    2019年01月27日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    著者は社会的養護下にある子どもの支援に取り組む非営利活動法人Living in Peace代表理事。児童相談所以上にその実態が知られていない一時保護所に焦点を当て、一時保護所経験者の声を集め、自ら施設に泊まり込みもしてまとめられている。貧困や虐待のデータを示した偏らない主張と行政等への具体的な提案に説得力。以下、備忘。
    ・一時保護所の処遇内容は地域差が大きく、元教護院など保護所の歴史が影響している。
    ・目を合わせてはいけない、私語禁止、私物不可、ルール違反に懲罰部屋等々極めて抑圧的な保護所も。一時保護所が耐えられず、虐待されても家庭復帰を選択する子どももいるなど、子どもの保護を第一にした場にな

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    2018年11月13日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    児童相談所についての雑多な役割について、一時保護所に焦点を当てて現状と課題解決の方向性を示している。職員だけでなく保護所にいた子どもたちからも丁寧に取材されている。以前実習したときの違和感に合点がいった。守られるべき子どもたちが厳しい規則で縛られている不合理さ。

    良い一時保護所と悪い一時保護所、都道府県ごとの平均在所日数、子どもの貧困率と一人親家庭の子どもの貧困率など各国比較など図示。
    フィンランドの教育改革の紹介、教育は投資という。

    児童養護施設歴史上初となる海外大学留学輩出した鳥取こども学園。児童園こどもの里を題材とした映画は観てみたい。
    なんでも児相に一極集中から流れを地域へ社会的養

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    2018年10月07日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    ■一時保護を行う必要がある場合。
    ①緊急保護
    ・養護の必要があるケース。棄児,迷子,家でした子供など,保護者又は寝泊まりする場所がないために緊急にその子供を保護する必要がある場合。
    ・虐待等(ネグレクトを含む)のケース。そのような状況にある子供を家庭から一時的に引き離す必要がある場合。
    ・非行のケース。具体的には,子供の行動が事故又は他人の生命,身体,財産に危害を及ぼし若しくはその虞がある場合。
    ②行動観察
    ・児童相談所が子供の援助指針を定めるために,一時保護を通じて十分な行動観察,生活指導等を行う必要がある場合。
    (例えば,里親での生活がうまくいかないと判断(不調という)さえた場合)
    ③短期

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    2018年06月23日
  • ルポ 児童相談所 ──一時保護所から考える子ども支援

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    児童相談所、一時保護所の実情を伝えています。子どもにとってはかわいそうですね。著者の言うように、児相と地域が一緒になって寄り添っていくのが理想だと思いますが、その根本にある、子どもの貧困連鎖を絶ちきりたいですね。教育が大事だってことですよ。

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    2017年02月15日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    慎さんの本は「15歳からのファイナンス理論入門」始め何冊か読んでいます。

    たまたま子供の貧困問題に興味を持っていたところ、慎さんがパートタイムでのNPO活動を通じてこの問題に取り組んでいるということを知りました。

    慎さんが本文で述べているように、まずは関心を持ち、小さいことから始めようと思います。

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    2016年12月08日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    投資の仕事をしていて経済に強いビジネスマンが、自分のプロフェッショナルを生かして児童養護施設へ貢献する実話。

    内容がぼかしすぎず、活動していく過程や筆者の心の動きがクリアに書かれている。落ち着いた、でも情熱が伝わる文章だ。普段の仕事ぶりが伝わってくる。

    自分のプロフェッショナル、さてどう生かすか。どうせやるなら自分の職業を生かしたい。

    彼の話を読みながら、自分のこれからのことに考えが移り、また本に戻るといった感じで読んでいる。

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    2016年10月05日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    著者が子どもの貧困について関心をもち、実際にアクションを起こして世の中を変えていこうとする話。
    子どもの貧困に関する事実などについてはすでに知っていることが多かったが、専門家ではないのに分かりやすくまとめられていた。
    そして児童養護施設を訪問し、住み込みまでしてしまう行動力はすごい。真の問題を探るために、現場を知るというのは重要だが、なかなかできることではない。外からではあるけれども、他人事と済ませるのではなく、きちんと向き合おうとしている。自分も寄付だけでなくもっと行動できることがあるのではないか。

    今後心にとめておきたいこと。
    「自己肯定感は日ごろのちょっとしたことの積み重ね」
    「社会の

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    2016年03月03日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    仕事で児童養護施設関係の知識を入れなおさないといけなかったため、読み返した。
    ビジネスパーソンが社会課題に関わることがタイトルになっているが、児童養護施設の状況や統計的情報を理解する上でも役立った。

    仕事で必要な知識について個人用メモ。

    ・普通学校が特別支援学校かで進路を迷った時について。特別支援学校に行くことのメリットは自己肯定感をはぐくむための成功体験が積むことができる。一方デメリットとして、将来の仕事が決まってしまう。普通学校に行くことのメリットはその反対。劣等感を感じ続けるかもしれない一方で、将来の選択肢は広く残せる。

    ・そういう子がヤンキー風になるのも、勉強やスポーツなどで劣っ

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    2015年01月17日
  • 未来が変わる働き方 TAKE ACTION(テイクアクション)

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    発想が多角的で新しい。副業を始めようか、あるいは転職しようと考えようか、さもなくばこれから人生何しようか迷っている方に一読いただきたい。

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    2014年07月30日
  • 外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

    外資金融で働かなくても!

    「仕事が出来る人はエクセルが綺麗」…金融関連の仕事はしてませんが、すべての仕事に通じますよね…勉強します。

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    2014年05月16日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    僕自身がボランティアで参加しているNPOの代表の著書です。活動を通して知った事は、世の中にとって良いと自分が思った事を発信し続ける事で、そのアイデアが的を得たものであれば、共感の輪が少しずつ広がっていくという物です。
    社会養護に興味がある人にはもちろん、日本をとりまく貧困の問題や、広く社会問題に取り組みたいと思っている方まで、是非手にって貰いたい本です。

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    2014年05月05日
  • 正しい判断は、最初の3秒で決まる

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    曖昧だと思い込みがちな直感や信念といったものの重要性を、非常に理論的に説明してくれる本。

    買い物をしていて、直感で良いと思ったけど、一応他のものも目を通すが、結局最初に良いと思ったものに戻ってくることがよくある。
    逆に直感ではこれが良いと思っているのに、理性的に色々理由付けした結果、別のものを買って後悔することがある。

    こういった経験がある毎に直感って強いなと感じていたけど、曖昧に感じて重要な意思決定では参考にしてこなかった。
    今一度、直感という力を真剣に考えてみようと思い読んでみたが、説得力があってとても参考になった。

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    2014年01月18日
  • 未来が変わる働き方 TAKE ACTION(テイクアクション)

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    投資ファンドで働きながらパートタイムでNPO組織の運営という二足のわらじをはく慎さん。抽象的な方法論・飛び飛びの具体例だけでなく、自身の経験に沿って書いてある点が非常にイメージしやすく説得力がある。
    「本業をおろそかにしない」はぜひ実行したい考え方だ

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    2014年01月04日
  • 正しい判断は、最初の3秒で決まる

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    暗黙知が力を持っていることは、体験としてわかっていました。
    特に、仕事をする時に、それが正しいと分かりながら、周囲に伝えられずもどかしい思いをすることがあります。
    その、体験を言葉にされてる本で、共感しながら読みました。

    そこを、言語化しようとする人がいることにも、驚きましたが、

    私は、慎氏の聡明さ、ご自身でも書いてらっしゃる感度の高さがとても好きです。
    未来を変える知恵は、ここから生まれるのだと、感じています。

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    2013年12月18日
  • 働きながら、社会を変える。 ― ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

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    刺激になる本だった。LIPの思いが伝わってきた。そして、施設の現状をわかりやすく書いてて、後輩たちにぜひ読んで欲しいなと思った。自分たちができることについてまたしっかり考える必要あるんじゃないかな?そして、他の施設に関わる団体にも興味が湧いた。

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    2012年10月27日