水島忍のレビュー一覧
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ネタバレまず、珍しく、表紙より中のイラストの方がよいです。表紙のヒーローより挿絵のヒーローの方がよかった。
小さい時から公爵の妻になるべく育てられたエディスは、公爵がプロポーズに来るという日に、母とおばさんの会話から公爵がトンでもない男であると聞いて、家出。
よくある設定でしたが、ヒーローとなるはずの公爵様が男としてどうなの?って感じでした。確かに5歳の子どもに恋愛感情はもてないってのは分かるけど、家を助けてくれた人の子どもであるとなれば、誕生日ごとにプレゼントを贈ったりしててもよいはずで、それが設定にあるだけでちょっと印象は違うのだけど、まったくほったらかしで遊んでます。
で、大きくなって、エ -
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ネタバレタイトルと表紙のイラストから獣姦ものかと思ってましたが、Hしてるときはちゃんと人型になってて、安心しました。
旅の歌姫のロズリンの声が、王族の皆様方の耳に心地よい声だったということで、手間のかかる双子の王子、王女の世話係として雇われたロズリンですが、城に入ってすぐ王子ダリウスに夜這いされちゃいます。
我慢はどこに?っていうくらい、すぐにロズリンとダリウスがラブラブモードに突入し、そのあとはおきまりですが、お互いに思い込んで、仲違い。最後は勘違いが解消してハッピーエンドって感じです。
ダリウスもいいですが、双子ちゃんがかわいいです。イラストではうさぎ耳でしたけど、王族にかけられた呪いはいろ -
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イラストはいいんですけど、なんかお話が微妙でした。
シャーロットの父に復讐するためにシャーロットに近づいたグリフィンでしたが、だんだんシャーロットに惹かれて、つい関係を持っちゃいます。で、関係を持ったあとはグリフィンは音沙汰なしで、シャーロットは身持ちの悪い女としてスキャンダルまみれ。
ここまではよかったんですけど、シャーロットとグリフィンが再会してから、誤解がとけるまで、お互いが相手は自分のことが嫌いだろうって感じで、シャーロットもツンツンしてるし、なんだかなぁって感じでした。
シャーロットの父が逃げちゃったり、意外と父はいい味出してたりしてたんですけど、最後は逃げたまんまで、中途半端 -
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ネタバレ実の娘なのに使用人とも口を聞いてはいけないっていうひどい扱いをされていたエリノアが嫁いだのは、父の脅迫によって結婚を承諾させられた公爵のブライアン。
経緯が経緯なだけに、最初から険悪な雰囲気というのは分かりますが、二人ともちょっと父親に振り回され過ぎた感じはします。ブライアンに父がついた嘘なんか、初夜を迎えたらばれちゃうのになって。
エリノアが虐待された理由は最後の方で分かりましたけど、ブライアンの方の問題児ショーンが意外といい子だったのはよかったかな。今まで身内で放蕩息子ってどうしようもない設定ばっかりだから、仕事の内容はなんであれ、ちゃんと仕事しようと考えていたのはよかったです。
た -
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ネタバレ没落した伯爵令嬢イザベルが家のため、妹のために、お金さえ持っていれば、あとは何でもって感じで社交シーズンにロンドンに乗り込みますが、そこで幼馴染みのクレイヴと再会。クレイヴは富豪になっていて、なんだか知らないうちに結婚式まで挙げてって感じでお話が進みます。
よくある設定かなって思いますが、こういうのって、だいたい、最初は元お嬢様のヒロインを憎んでいるヒーローが多いんですけど、今回のクレイヴは、最初は昔の恩を返すため、でもイザベルを一目見るなり、イザベルを手に入れようって感じで、最初からヒロインを好きっていうのは、珍しいかなって思いました。
ただ、イザベルの母を褒めすぎて、あれだけ言ったら、 -
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ネタバレマリーローズ文庫にしては、よかったと思います。
最初からデイジーとエドウィルがほぼ一目惚れに近い感じで惹かれあってて、そこから二人の気持ちがそれぞれの側から交互に書かれているんですけど、デイジーを拒否しながらも、ついついデイジーといい雰囲気になったら、突っ走ってて、エドウィルの葛藤っていうのが、なんか違うニヤニヤになっちゃいまいした。
後見人だから手を出せないってあらすじには書いてあったけど、意外と早く手を出しちゃってましたし。
デイジーの身の上は割と最後の方までエドウィルは知らなかったのですけど、この設定っていったのかな?最後に奪われた指輪を兄が持って出て来たのも、なんだか唐突でしたし -
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ネタバレ最初にいきなり囚われの身になっているところから始まったので、いきなり?って思ったら、ジュリアの夢でしたけど、自分の思い描く小説の主人公そっくりな人が現れたら、確かにドキドキするかも。
ジュリアは最初結構好感度高かったんですけど、後半はあまり好きではない猪突猛進娘っぽくなってて、うーんってところはありました。
アルフレッドと両思いだけど、お互いに誤解してて仲違いってところはこの方の作品によくあるとおりでしたけど、アルフレッドのもどかしさがちょくちょく伝わってきて、アルフレッド側の心情が入ってたらもっとよかったかなぁ。
(あとがきで解説してくれてますけど)
たまにアルフレッドの台詞が、これま -
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ネタバレマリーローズ文庫には、はずれが多いのですけど、これはまあまあでした。領主ルーファス側の心情も書かれていたし、ライラがいい子で真面目で、主人公に嫌な感じはしませんでした。
一方脇役の村人たちは、ほんとイラッとすることが多く、あの家族はいったいなんでしょうね。美人の姉二人はまだしも、あの父。自分を心配して帰ってきた娘が、領主のお手つきになったって分かったら、もっと違った反応するのが普通じゃないかなあと。まあ、元々生け贄として自分の娘を普通に送り出せる父でしたから、あんなものかもしれません。
ルーファストとライラがすれ違っていくのもなんか切ないところもあって、最後の終わり方は微妙かなぁとは思いま -
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ネタバレ国を滅ぼされて逃げる途中に奴隷狩りにあって、売られる寸前に助けられて愛が芽生えるのかと思ったら、いきなりその日のうちに・・・っていう展開にはちょっと驚きましたけど、まあ変な癖もなくて、許容範囲でした。
ルシェンナもエディックもお互いが本名と偽名を持っていて、結構思い込みもあったりして、それですれ違うんですけど、予想通りの展開で終わりました。
それにしてもエディックの父王がルシェンナにした仕打ちを考えると、あんなに和やかになるとは考えられないんですけど、大人なルシェンナだからですかね。あっさり片付いて、ちょっと物足りなく思いました。 -
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ネタバレ病気になった大叔母様のために、仲の悪い侯爵家に潜入した男爵令嬢サラ。自分を誘惑するなと言っておきながら、最初から誘惑してくる侯爵アレクに翻弄されて、正体がばれたあと、結婚を申込むところまでの流れは、ちょっとドキドキしながら読んでたんですけど、結婚してからの流れがちょっとねー。
好きなのか嫌いなのかよく分からないし、仲良くしてるのかと思った直後には乱暴になったり、二重人格なのかと思っちゃいました。なので、サラに対して「出て行け」と言ったあと、本当にサラが出て行って、迎えに来たアレクが、本当に心を入れ替えたのか、半信半疑でした。(残りのページ数で、これ以上はないよね?っていう理解でした。)
ア -
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ネタバレ「ヴィクトリアン・ロマンス」は結構面白いと思ったのに、ちょっと微妙でした。
メイドとご主人様というおいしい設定だったんですけど、メイドとなったきっかけも、そういうのあり?っていう感じでしたし、誠人が女性不信なのは分かりますけど、有紗を乱暴に扱ったあとは、二重人格と思われるほど優しくなったり、またそれを受け入れる有紗についても、なんかDVの典型な感じで、気持ちが入っていきませんでした。
有紗もいい子なのかもしれませんけど、ホステスの仕事がばれて、誠人の気持ちが離れたとなったあと、そのまま逃げて誠人が探して追いかけるならまだしも、愛人としてって関係を続けるのはちょっとどうかなぁ。
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