あらすじ
王女の私が競売にかけられ愛妾として買われるなんて! 祖国を滅ぼされた姫ルシェンナを買い取ったのは、富豪の青年エディック。王女としての矜持を傷つけられ屈辱を感じつつも、甘い口づけに心が蕩け、結婚まで守るはずの処女を……。夜ごとの熱い情事に揺れる心。このまま愛妾として生きる? それとも王女として祖国再興を? 選択を迫られたとき彼の驚くべき正体が明らかに……!?
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Posted by ブクログ
国を滅ぼされて逃げる途中に奴隷狩りにあって、売られる寸前に助けられて愛が芽生えるのかと思ったら、いきなりその日のうちに・・・っていう展開にはちょっと驚きましたけど、まあ変な癖もなくて、許容範囲でした。
ルシェンナもエディックもお互いが本名と偽名を持っていて、結構思い込みもあったりして、それですれ違うんですけど、予想通りの展開で終わりました。
それにしてもエディックの父王がルシェンナにした仕打ちを考えると、あんなに和やかになるとは考えられないんですけど、大人なルシェンナだからですかね。あっさり片付いて、ちょっと物足りなく思いました。