清田隆之のレビュー一覧

  • さよなら、俺たち

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    清田さんの2冊め、とても力のこもった体当たり的な内容なんだけど、不思議と残らない。どうしてかな?3冊目読んでかんがえようっと。

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    2022年11月25日
  • どうして男はそうなんだろうか会議 ──いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと

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    男社会の日本をめぐるやるせなさや理不尽を語る会議。
    テーマは性や恋愛や社会など多岐に渡る。

    議論の中には賛同できることや反対したい事が様々あったが、基本的には自分たちの主張を正当化しすぎていて、せっかくの対談なのに賛同しかなかったので、これではお互いが歩み寄れる議論にはならないのではと思った。

    特にマイノリティの男性や男性意識を保護する方向でのみ議論していたのは危険だと思う。
    もっと当人がしんどくならないけど、世渡りができる考え方を供与すべきでないかなど。

    問題的としては面白かったが、評価は2から3のあいだくらい。

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    2022年10月10日
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

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    「一般女性」の立場からすると「うるせぇバーーーーカ!!!」って言いたくなるような語りもまあまあ含まれてるんだけど、きっと悩みを打ち明けたときそういう反応されること自体が生きづらさでもあるんだろうなぁと思う。
    共感できないし歩み寄るのも難しそうだけど、ちょっとだけ「アンタも大変なのね」って視点が持てるようになった一冊。

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    2022年10月08日
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

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    読んでいて、正直気分の良いものではなかった。掲載されている男性は、自分が好きで、自分を語りたい人たちのように思えた。もちろん、人選し、話を引き出した著者の力もあると思う。一般男性といえども、多くを特殊な例と感じた。だから、ここまで語れるし本にできるのかな。
    2022,9/25-29

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    2022年09月29日
  • さよなら、俺たち

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    「“受験型モデル”の呪縛」という章がある。
    著者が早稲田の入試に特化して勉強した1年間で、「外から与えられた課題を頑張って打ち返していくこと」が努力や勉強なのだという感覚が根付いてしまったこと、その後、受験が終わって無事に大学生になってから、やりたいことややるべきことを自分で見つけなくてはいけない状態に戸惑ったこと、大学の講義に全く興味が持てず、語学の授業も難しすぎて全然ついていけなかったこと。
    「外から与えられた課題を頑張って打ち返していくこと」が、女性が男性にイラッとすることにもつながるんだろう。
    「自分の時間と体力=すべて自分のことに使うもの」とか「「考えなくて済む」という男性特権」とか

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    2022年08月13日
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

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    登場するみなさんそれぞれ、
    自分の思考回路を
    自分でちゃんとわかっていて、それを
    詳しくそのまま話してくれているので、
    理解できないのもあったけど、
    こういう考え方なのかって知ることが
    できて面白かった。理解できない部分も
    少なからずありましたが。

    ジェンダーをしり、
    『82年生まれ、キム·ジヨン』を
    きっかけに女性に対する見方を改め
    自分は女性と仕事をする方が楽だと
    話していた人のエピソードが
    とても印象に残っている。
    こんなに成熟した考えの男性も
    いるとこにはいるんだ!と思った。

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    2022年07月30日
  • さよなら、俺たち

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    いろいろな人の話を聞くこと、そして当事者研究的に自分をさらけ出すことで、この著者は、人を傷つけない自分を見つけ出し、自己肯定しているのではという印象でした。

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    2022年04月07日
  • さよなら、俺たち

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    何をした人かの「human doing」ではなく、その瞬間の自分や相手の感情を大切にする「human being」な男性になろうと作者は主張する。

    男性は生存的な安全性が確保されていれば、あとは異性を巡る評判獲得競争にさらされている。だから相手に見えない、相対順位がわからない「human Being」な男は勝ち残れないと思う、残念ながら。

    「human Being」だとアピールする「human doing」な男が勝ち残れるなら世の中は変わるかも。

    年齢を経るごとに自分自身男の単純さを実感する。
    著者のいう通り。
    でも男は変われないと思う。
    橘玲氏に感想を聞きたい本。

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    2022年01月02日
  • よかれと思ってやったのに

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    インパクトのあるタイトル。
    表紙だけで既に面白い♪
    世の男性たちに感じている小さなイライラ、モヤモヤが詰まった一冊。(男性に限らず女性にもいますけどね)
    小さな面倒を押し付けてくる、人の話を聞かない、謝らないなど。「こういう人いるなぁ」と一人頷きながら楽しく読みました。

    女性から見た「男性あるある」の行動や発言を分かりやすく分析して下さってます。
    モヤモヤが言語化、図解で可視化されていて分かりやすかったです

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    2021年09月06日
  • さよなら、俺たち

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    著者がけっこう赤裸々に自分の恋愛遍歴や女性への思い、女性とのつき合いなどを書き連ね自己開示をしながら、男性というもの女性への対し方を悟っていくような……感じかな。よくぞここまで男性的行動や心理を自分なりに分析しながら(たぶん)正直に書いたと思った。いやはや、男たちって物事や異性をこの程度にとらえているのかと思った。わりと女性的立場で物事を見ているつもりの自分のお株を奪われるような危機感を思った。
    タイトルには、何かと徒党を組んでホモソーシャルな世界で女性とちゃんと向き合わない「俺たち」と別れ、あらたに「私」という個人へ脱皮するような思いが反映されている。読み始めた前半のあたりは、「俺たち」的な

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    2021年08月07日
  • よかれと思ってやったのに

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    ファンタジー消費
    現実の生活に則し、実際に生じた必要性ゆえに購入するのではなく、まるでロールプレイングゲームにおける装備やアイテムのように、それを身につけるとあたかも自分がすごくなれるかのような「気分」に対してお金を払っている。これがファンタジー消費の正体。

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    2021年06月19日
  • よかれと思ってやったのに

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    予想よりずっとまじめで情報量の多い本で、男子たいへんだな、とかそういうの。著者の先生が女子たちから延々彼氏や旦那のだめなところを聞きだしてきたろう。フェミニスト寄りの男性の偉い先生たちの話も豊富。1冊全編ダメ出しでほんとにたいへんですなあ。ダメなところ直そうとしても能力ある人しか抜けだせないだろうなとも思う。ポジティブに行ってほしい。

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    2021年03月05日
  • よかれと思ってやったのに

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    『名もなき家事』風の内容を期待していただけに少し期待はずれ(言葉の意味通り)。ダメンズの紹介的な意味合いもあり読んでいてちょっと苦しくなる。もう少し笑える要素があるかなと思っていたのだけれど。ちょいちょい出てくる参考図書のいくつかは読んでみたい。「ナラティブ」って言葉最近よく目にする気がする(たぶん今まで気が付かなかっただけ)。意識した途端に目に入るようになる(姑獲鳥効果?ちょっと違うか?)。『機動戦士ガンダムNT』の影響です。

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    2020年02月14日
  • よかれと思ってやったのに

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    永遠に男女が分かり合える時は来ないだろうけど、それでも分かり合いたいと思う気持ちを持ち続けることが大切なのかもしれません。

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    2020年01月19日
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ

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    大学デビューを気負ってしようとしなくて良いよ、
    じゃあどうやり過ごせばいいんだ、
    という不安にわりと応えてくれる1冊。

    知っていると、夏休み前までの日々を
    むやみに緊張して過ごさなくても良くなるかもしれません。
    が、
    現役生がこれを読むには、タイミングが難しそう…
    合格決まった3月後半…かな??

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    2017年09月01日