清田隆之のレビュー一覧

  • さよなら、俺たち
    ・男はdoing 女はbeing

    ・human being としての多様性を認めること。
     実績としてのdoingの根底にあるもの。

    ・説明したがる男たち。

    ・テレビ番組によるジェンダーの再生産。

    ・個人モデルと社会モデル。熊谷晋一郎
     社会が個人に合わせること。バリアフリーも、生理も。
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  • よかれと思ってやったのに
    借りたもの。
    「男女あるある」を「男の目線から」丁寧に解説した良著。
    読んでいて思ったのは、本のタイトル「良かれと思って」とは“相手を思いやって”という意味ではなく、“自分がそれで良いと思って”という意味だという事。
    安っぽい心理学系の本でも男女のモノの捉え方に差があること――女性性に相当する共感、...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    わかりやすい言葉で記してくれている教科書のような本。
    時代は変わっても、今まさに起こっているだろう
    事例。
    男の特権。。。言い得て妙でした!!
  • さよなら、俺たち
    清田さんが、高校生の頃や大学生の頃の自分を振り返り、客観的にみて今の社会構造と結びつけて考えていることに、上から目線かもしれないが偉いなと思った。人は、誰かを傷つけたりした思い出などは、触れたくないし思い出したくもないのに。
    でも、男性の清田さんだけでなく、女性である私も、似たようなことで人を傷つけ...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    桃山商事の清田氏の最新著書が面白くて前作である本書を手にした。ジェンダー問題を男性が自らの反省も込めて論じているのに好感持てる。男性に向けた本らしいが、女性としてはこーゆー男性多い!とページをめくるたびに激しく共感。私としてはいつも感じてる会社の中のモヤモヤが、本書で解説されてる"ホモソーシャル(女...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    身近な男性にもやる気持ちが言語化された。派生して読みたい本が増えた。もやりながらもなぜ黙ってしまうのか→特権を無意識に認めているから?という自分が少し見つかった。
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
    大学1年生で出会えて良かった!!
    自己投資を惜しまない!!
    自分は何を必要としているか、どう生きたいのかといったものと直結し、ときに可視化させるものがお金の本質!お金に対する考えを養っておく。
    不真面目でも、正しくなくても、それなりに生きて
    いける。
    大学生活は何度でも仕切り直せる!失敗に怯えている...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    男性は〜、女性は〜、と主語を大きくするのはあまり好きじゃないしやらないようにしているけど、それでもどこかで無自覚的に「まぁ、男性だししょうがないか」とか「男だったらそれくらいやってくれても…」とか思ってしまうことはある。

    結局は個人ベースの話にしないと余計な誤解や偏見を生んでしまうだけだと思うけど...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    対談の部分が勉強になったし面白かった

    インチキ自己肯定
    変化を嫌うことは豊かさへの無関心
    人格テスト
    友達地獄
    ジェンダーは名詞ではなく動詞である




  • よかれと思ってやったのに
    男ながらに色々考えさせられた。
    こういった事って言われないんだけど不満には思われてるから、縁切れのトリガーにはなり得るよね。
    なるべく当てはまるものは潰していこうと思った。
  • よかれと思ってやったのに
    "ホモソーシャルの一番ダメなところって、女性を「女」という記号や集合でしか見ていないところなんですよ。"(p.152)


    "よく持ち出されるのはレディースデーと女性専用車両の話ですよね。じゃ、わかったと。メンズデーも男性専用車両も作りましょう。その代わり給料は逆にしてもいいですか? 就職倍率も逆に...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    目次を見るだけで胸が締め付けられます。ただ、男を糾弾するのではなく、失敗を論理的に諭してくれることで、男性それぞれが我が身を振り返ることができる内容になっています。耳が痛い事ばかりだけど、その分気づきも得られる貴重な一冊。
  • よかれと思ってやったのに
    自分に当てはまるものはごく一部でしたが、それ以外のものについても「あ~、わかる」というカンジで読み進めていましたから、ここに書かれているのと同じ”芽”は自分のなかにも確実に存在するのであろうと感じました。
    それにしても人間の内側をここまで論理的に分析されている点、また文章表現としても的確な言葉を選び...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    女のわたしはわかる〜ある〜!って言いながら読む本なのかなって思ったけど、ジェンダーについての意外とまじめな内容だった。「教えて、先生!」っていういろんな先生にお話を聞くコーナーがとってもいいです。
  • よかれと思ってやったのに
    女の側から見た「妻のトリセツ」、男の側から見た「LOVE理論」。全く解釈は違うが全く同じことを言ってるこの2冊は男と女の性差を殊更に主張し、ああしろこうしろとラベリングする指南書だ、、、ということが「よかれと〜」を読んで痛感した。
    男と女の性差の、「その先」を本書では糸をほぐすように分析して根底に流...続きを読む
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
    今時の若者のことが知りたくて読みました。昔と違って今の大学は手厚く学生をフォローしてくれるようですね。ただ、著者が自分の妹と同い年だったので、当時の思い出話などはこっちの世代よりでした。大学教授の最大の仕事は学生を死なせないこと、には衝撃を受けました。
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
    初めは作者二人の後悔論だけかと思ったが、社会人からの視点で見た大学生の姿を読み取れることができ、実際に大学一年生の私には為になる本であった。

    キーワード
    #考えること #本を読むこと #探索能力 #自分なりになんとかする力 #実用至上主義の怖さ #個性 #個性的な人は愛される #ベストじゃなくてジ...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    よかれと思ってやったのに失敗した男たちのかわいらしい笑い話かと思ったらだいぶ手厳しい。「よかれと思って」というけれど、それすら相手のことを考えない自分勝手な思い込みでしかないんだよね、往々にして。
    女たちの言い分はいつも正論めいていて男たちは太刀打ちできないことが多いけど、それだって男たちが相手のこ...続きを読む
  • おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門
    ・清田さんの著作を読むと、そのジェンダーについての悪戦苦闘ぶりが他人事と思えない瞬間がある。これは私である。
    ・この本は何か激しいトピックがある本ではない。ただそうした男の日々の考えや起こった事を記したエッセイでしかない。が。他にもそういう人がいるという事実にちょっとホッとしている。頑張ります。
  • よかれと思ってやったのに
    いまいちピンとこなかった。男性に多いとしても「男性だから」で括ることの違和感。おそらくその正体は自分より上の年代で今回取り上げられていたような特徴の男性が多くても自分の年代ではあまり当てはまないからかなと。女性でもこの特徴を多く持つ人をたくさん知っている。