清田隆之のレビュー一覧
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・男性あるあるがたくさん。自分としてはかなりあるあるだなと思うけど男性はピンとくるものなのか気になる。ただこの本男性は読むのかな?とは疑問。
・特にあるあると思ったのは「決断を先送りにする」「謝らない」「男性同士だとキャラが変わる」「話し合いができない」あたり。でもまあ人による。
・本では枝葉の部分が紹介されている感じがあるがなんとなく男性あるあるの根幹として普遍的に言えそうなのは「感情の言語化が苦手」「上下関係/社会的評価を重視する=見栄やプライド重視」とかだろうか。
・対談部分が読み応えある。
・性欲には性的快感と心的快感(誰かと精神的にわかりあえる喜び)があるが前者のみが性欲と捉えられが -
Posted by ブクログ
ネタバレ・男性は感情の言語化が苦手
・human beingとhuman doingがある。前者は感情や欲求、価値観や生理的反応など今ここにあるもの、否定しがたく存在しているものがベースとなる人間の在り方、後者は能力やスキル、資格や肩書き、役割や実績など行為によって得たものの総体として捉える在り方。男性はdoingを重視しbeingを軽視しがち。というのはとてもしっくりきた。同時になぜそうなるのかは気になる。幼少期の育てられ方なら今後は変わっていくのかな。
★いろんな男性の語り。女性の本はたくさん読んできたが男性が内面を語る本を読んだことがないと気づき読んだ。まあ素直な男性の心の動きだなと思いながら -
Posted by ブクログ
「一般男性」とひとくくりにされる男性たちのリアルな身の上話。
女性に比べて、男性はこういう話をあまりオープンにはしゃべらないのかも、という意味で、ありそうでなかった本。
男性社会も上下関係や友情からの嫉妬なんかでけっこうドロドロしてるとこもあり、あまり女性と変わらない。
(だから、「女社会は、めんどくさい」みたいな固定概念も持たない方がよい)
登場するのは「一般男性」の中でも、こじらせ気味の人が多いのかな……?という印象(笑)。
でもまあ、「一般女性」も中身はいろいろ、というのは同じなんだろう。
著者は男性だが、ジェンダー問題に配慮してくれているので、登場男性の語りとのバランスがとれている。
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Posted by ブクログ
「“受験型モデル”の呪縛」という章がある。
著者が早稲田の入試に特化して勉強した1年間で、「外から与えられた課題を頑張って打ち返していくこと」が努力や勉強なのだという感覚が根付いてしまったこと、その後、受験が終わって無事に大学生になってから、やりたいことややるべきことを自分で見つけなくてはいけない状態に戸惑ったこと、大学の講義に全く興味が持てず、語学の授業も難しすぎて全然ついていけなかったこと。
「外から与えられた課題を頑張って打ち返していくこと」が、女性が男性にイラッとすることにもつながるんだろう。
「自分の時間と体力=すべて自分のことに使うもの」とか「「考えなくて済む」という男性特権」とか -
Posted by ブクログ
何をした人かの「human doing」ではなく、その瞬間の自分や相手の感情を大切にする「human being」な男性になろうと作者は主張する。
男性は生存的な安全性が確保されていれば、あとは異性を巡る評判獲得競争にさらされている。だから相手に見えない、相対順位がわからない「human Being」な男は勝ち残れないと思う、残念ながら。
「human Being」だとアピールする「human doing」な男が勝ち残れるなら世の中は変わるかも。
年齢を経るごとに自分自身男の単純さを実感する。
著者のいう通り。
でも男は変われないと思う。
橘玲氏に感想を聞きたい本。 -
Posted by ブクログ
著者がけっこう赤裸々に自分の恋愛遍歴や女性への思い、女性とのつき合いなどを書き連ね自己開示をしながら、男性というもの女性への対し方を悟っていくような……感じかな。よくぞここまで男性的行動や心理を自分なりに分析しながら(たぶん)正直に書いたと思った。いやはや、男たちって物事や異性をこの程度にとらえているのかと思った。わりと女性的立場で物事を見ているつもりの自分のお株を奪われるような危機感を思った。
タイトルには、何かと徒党を組んでホモソーシャルな世界で女性とちゃんと向き合わない「俺たち」と別れ、あらたに「私」という個人へ脱皮するような思いが反映されている。読み始めた前半のあたりは、「俺たち」的な