清田隆之のレビュー一覧

  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    一般男性の自分語りのエピソードをまとめた本
    「成果」を残すことにこだわる生き方を感じ取ることができる
    同じ人間でありながら、男女の関係性の構築の在り方は大きく異なることを理解できた
    資本主義社会下で自分が幸せだと思う生き方を知ること、実現することの難しさを感じた
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    桃山商事、懐かしい~!という思いで読み始めたのだけど、なかなか斬新な切り口・題材だったので読み終わったときは何とも言えない気持ちになった。
    男性が、今までの人生やターニングポイント(よいものも悪いものも)となったエピソードを話していくもの。
  • よかれと思ってやったのに
    女性の男性との恋愛に関するの悩みや不満をアンケートする団体のメンバーが、あるあるな内容を取り上げ意見を述べていく構成となっている。冒頭には著者自身の自戒の言葉も添えられており、その思いに激しく同意する自分もいるというテンドンを続けながら興味深く読み進めていけた。

    目下悩んでいるからか「話し合いでき...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    声を出して笑ってしまう部分がいくつもあった。筆致も読みやすい。男性全員に読んでもらってどんな感想が出るかを聞きたい。
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    タイトルの「一般男性の話」にひかれて手に取りましたが、目次の最後に小さく
    「発言の一部に暴力的、性差別的な表現があるため、フラッシュバックなどの可能性がある方はくれぐれもお気をつけ下さい。」
    とあったので、少し構えつつ読みました。

    フラッシュバックこそなかったものの、パートによっては読み終わって気...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    10人の「一般男性」の人生や内面についての「自分語り」を集成。「男性性」というテーマが通底している。
    「ちょっと「男性性」という視点での解釈が先走っていて、これは本当に男性特有の話なのだろうかと思うところもあったが、「男性性」について考えるよいとっかかりとなる本だと思う。
    「男性性」というテーマはさ...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    「一般男性」へのインタビュー取材を通して男性性(男らしさ)の正体を解き明かそうとした一冊。もちろんトキシック・マスキュリニティ、ホモソーシャル、マチズモといったテーマは決して平易な問題ではないため本書で気持ちいい一発回答を得られるわけではない。それでも多種多様な人選の自分史を読む中で正直全く共感・理...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    清田さんの最新刊、一般男性10人の自分語りを収録。
    正直言って、全然共感できない語りばかりで気分悪くなってしまいました笑。常々男性の不可解行動に悩まされてきたけど、本人の口から解説されても、
    なるほどわからん、っていうのが分かった、笑

    出てくる人みんな、悩みや失敗を語ってても、根底に「自分大好き&...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    分類が難しい……。
    女性が男性に思う、「何で男ってこうなの!?」の疑問に答える本。

    出てくるエピソードが、あるあるのオンパレードである。

    一般的に男性の方が自分の感情の言語化が苦手で、あまり内省的な考え方をしない傾向にある。
    特に、ずっとマジョリティとして生きていて、自分の人生に疑問を抱かずにき...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    勝つこと/役に立つこと/優位に立つこと/うまくいくことの快感と、それを達成できないことへの恐怖。わたしのなかにある“男性性”が抉り出される気分で読んでいた。
    自分が捨ててきたもしくは捨てたいと思っている“それ”に向き合い、言語化していくことでしか楽になれないのだと。

    ジェンダーに関する話においては...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    秀逸なタイトルと恋バナ収集という特異な活動背景があるからこそ書ける本。自省的な思考を刺激されるが先の変化に繋がる兆し少なく、もう少し見通しの開ける感覚は欲しかった。
  • さよなら、俺たち
    ・男はdoing 女はbeing

    ・human being としての多様性を認めること。
     実績としてのdoingの根底にあるもの。

    ・説明したがる男たち。

    ・テレビ番組によるジェンダーの再生産。

    ・個人モデルと社会モデル。熊谷晋一郎
     社会が個人に合わせること。バリアフリーも、生理も。
    ...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    借りたもの。
    「男女あるある」を「男の目線から」丁寧に解説した良著。
    読んでいて思ったのは、本のタイトル「良かれと思って」とは“相手を思いやって”という意味ではなく、“自分がそれで良いと思って”という意味だという事。
    安っぽい心理学系の本でも男女のモノの捉え方に差があること――女性性に相当する共感、...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    わかりやすい言葉で記してくれている教科書のような本。
    時代は変わっても、今まさに起こっているだろう
    事例。
    男の特権。。。言い得て妙でした!!
  • さよなら、俺たち
    清田さんが、高校生の頃や大学生の頃の自分を振り返り、客観的にみて今の社会構造と結びつけて考えていることに、上から目線かもしれないが偉いなと思った。人は、誰かを傷つけたりした思い出などは、触れたくないし思い出したくもないのに。
    でも、男性の清田さんだけでなく、女性である私も、似たようなことで人を傷つけ...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    桃山商事の清田氏の最新著書が面白くて前作である本書を手にした。ジェンダー問題を男性が自らの反省も込めて論じているのに好感持てる。男性に向けた本らしいが、女性としてはこーゆー男性多い!とページをめくるたびに激しく共感。私としてはいつも感じてる会社の中のモヤモヤが、本書で解説されてる"ホモソーシャル(女...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    身近な男性にもやる気持ちが言語化された。派生して読みたい本が増えた。もやりながらもなぜ黙ってしまうのか→特権を無意識に認めているから?という自分が少し見つかった。
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
    大学1年生で出会えて良かった!!
    自己投資を惜しまない!!
    自分は何を必要としているか、どう生きたいのかといったものと直結し、ときに可視化させるものがお金の本質!お金に対する考えを養っておく。
    不真面目でも、正しくなくても、それなりに生きて
    いける。
    大学生活は何度でも仕切り直せる!失敗に怯えている...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    男性は〜、女性は〜、と主語を大きくするのはあまり好きじゃないしやらないようにしているけど、それでもどこかで無自覚的に「まぁ、男性だししょうがないか」とか「男だったらそれくらいやってくれても…」とか思ってしまうことはある。

    結局は個人ベースの話にしないと余計な誤解や偏見を生んでしまうだけだと思うけど...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    対談の部分が勉強になったし面白かった

    インチキ自己肯定
    変化を嫌うことは豊かさへの無関心
    人格テスト
    友達地獄
    ジェンダーは名詞ではなく動詞である