清田隆之のレビュー一覧

  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    「一般女性」の立場からすると「うるせぇバーーーーカ!!!」って言いたくなるような語りもまあまあ含まれてるんだけど、きっと悩みを打ち明けたときそういう反応されること自体が生きづらさでもあるんだろうなぁと思う。
    共感できないし歩み寄るのも難しそうだけど、ちょっとだけ「アンタも大変なのね」って視点が持てる...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    読んでいて、正直気分の良いものではなかった。掲載されている男性は、自分が好きで、自分を語りたい人たちのように思えた。もちろん、人選し、話を引き出した著者の力もあると思う。一般男性といえども、多くを特殊な例と感じた。だから、ここまで語れるし本にできるのかな。
    2022,9/25-29
  • さよなら、俺たち
    「“受験型モデル”の呪縛」という章がある。
    著者が早稲田の入試に特化して勉強した1年間で、「外から与えられた課題を頑張って打ち返していくこと」が努力や勉強なのだという感覚が根付いてしまったこと、その後、受験が終わって無事に大学生になってから、やりたいことややるべきことを自分で見つけなくてはいけない状...続きを読む
  • 自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと
    登場するみなさんそれぞれ、
    自分の思考回路を
    自分でちゃんとわかっていて、それを
    詳しくそのまま話してくれているので、
    理解できないのもあったけど、
    こういう考え方なのかって知ることが
    できて面白かった。理解できない部分も
    少なからずありましたが。

    ジェンダーをしり、
    『82年生まれ、キム·ジヨ...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    いろいろな人の話を聞くこと、そして当事者研究的に自分をさらけ出すことで、この著者は、人を傷つけない自分を見つけ出し、自己肯定しているのではという印象でした。
  • さよなら、俺たち
    何をした人かの「human doing」ではなく、その瞬間の自分や相手の感情を大切にする「human being」な男性になろうと作者は主張する。

    男性は生存的な安全性が確保されていれば、あとは異性を巡る評判獲得競争にさらされている。だから相手に見えない、相対順位がわからない「human Bei...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    インパクトのあるタイトル。
    表紙だけで既に面白い♪
    世の男性たちに感じている小さなイライラ、モヤモヤが詰まった一冊。(男性に限らず女性にもいますけどね)
    小さな面倒を押し付けてくる、人の話を聞かない、謝らないなど。「こういう人いるなぁ」と一人頷きながら楽しく読みました。

    女性から見た「男性あるある...続きを読む
  • さよなら、俺たち
    著者がけっこう赤裸々に自分の恋愛遍歴や女性への思い、女性とのつき合いなどを書き連ね自己開示をしながら、男性というもの女性への対し方を悟っていくような……感じかな。よくぞここまで男性的行動や心理を自分なりに分析しながら(たぶん)正直に書いたと思った。いやはや、男たちって物事や異性をこの程度にとらえてい...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    ファンタジー消費
    現実の生活に則し、実際に生じた必要性ゆえに購入するのではなく、まるでロールプレイングゲームにおける装備やアイテムのように、それを身につけるとあたかも自分がすごくなれるかのような「気分」に対してお金を払っている。これがファンタジー消費の正体。
  • よかれと思ってやったのに
    予想よりずっとまじめで情報量の多い本で、男子たいへんだな、とかそういうの。著者の先生が女子たちから延々彼氏や旦那のだめなところを聞きだしてきたろう。フェミニスト寄りの男性の偉い先生たちの話も豊富。1冊全編ダメ出しでほんとにたいへんですなあ。ダメなところ直そうとしても能力ある人しか抜けだせないだろうな...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    『名もなき家事』風の内容を期待していただけに少し期待はずれ(言葉の意味通り)。ダメンズの紹介的な意味合いもあり読んでいてちょっと苦しくなる。もう少し笑える要素があるかなと思っていたのだけれど。ちょいちょい出てくる参考図書のいくつかは読んでみたい。「ナラティブ」って言葉最近よく目にする気がする(たぶん...続きを読む
  • よかれと思ってやったのに
    永遠に男女が分かり合える時は来ないだろうけど、それでも分かり合いたいと思う気持ちを持ち続けることが大切なのかもしれません。
  • 大学1年生の歩き方 先輩たちが教える転ばぬ先の12のステップ
    大学デビューを気負ってしようとしなくて良いよ、
    じゃあどうやり過ごせばいいんだ、
    という不安にわりと応えてくれる1冊。

    知っていると、夏休み前までの日々を
    むやみに緊張して過ごさなくても良くなるかもしれません。
    が、
    現役生がこれを読むには、タイミングが難しそう…
    合格決まった3月後半…かな??