清田隆之のレビュー一覧
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"昭和のおじさん"たちに投げつけたくなった!!笑 (※本は大切に扱いましょう。)
そもそも男女とかって、区別つけるのはあんまり好きじゃありませんが、わかるなぁって思うことたくさんあった。
そして、ああ、なるほどな、そういう感覚だったのかって理解して、こちら側もどう接すればいいか考えるきっかけになる本だった。
でも、というか、なんか女性であるわたしのほうが、耳が痛い話もあって、少し反省しました笑
相互理解。相手を理解するって、本当に大切。
個人的には、女性の身体的なことをもっとたくさんの知らないひとたち(男性)に知ってほしいなと思う。切実に。 -
Posted by ブクログ
素晴らしい。
わたしたちが長年感じていた不満を理解しようとしてくれているし、実際してくれているし
ものすごく頭にくるエピソードもあるけど、それを認めた上で、なぜそういう考えを持ってたかとか、どうして改めなければいけないか、具体的にどう変わるべきか、
そういうことを考えて(くれて)いる。
そっか、だから"男の人"って、そういう行動をとってしまっているんだ、って納得できたこともたくさんあった。
自分のことを"男性"だと思っている人に、繰り返し読んでほしい。
コミカルだけど、
日常のジェンダーに関する、バイブル本になるくらい、深い本だと思う。 -
Posted by ブクログ
近年、フェミニズム、#MeToo、#KuKuu、など、ジェンダー平等が大波となって、社会現象となっているが、男性からの発信はあまり多くない。著者は、自身の成長過程での違和感をふり返り、桃山商事の活動を通じて女性たちとの対話、ニュースやカルチャー、多くの文献を通して、男性の視点でジェンダー平等を考える。「男だから」といって与えられた特権や優越感を内省し、自身のこれまでの言動や行動、心の揺らぎを赤裸々に語り、ジェンダー平等を多面的に捉える。性的同意や生理にかかわる男性の知識不足と無理解、そして自民党改憲草案からジェンダー平等がいかに脅かされているか、など幅広く考える。最後に「高度に発展した資本主義
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Posted by ブクログ
男たちはどうしてこうなのかー。
1200人以上の恋バナを収集して見えてきた「男性」の実態。
さようなら、という言葉は、「それならば」という接続。現象を受けて自分はこうしよう、という心の構えから来ている。という冒頭の文、再読するとグッとくる。
男性である自分のこれまでの言動と感情を細かく細かく観察して分解していって、その加害性、履かされてる下駄を認識する途方もない作業、辛すぎるでしょ…。それをやってくれる男性がいることの希望よ。
ぺこぱの「優しいのに面白い漫才」、説教したがる男たち、コンビニのエロ本、ナイナイ岡村の風俗失言、公共の場のやたら性的なアニメ絵、コロナ離婚、女子小学生から既に呪いをか -
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主語を大きくして語ることは、時にそれに当てはまらない人の否定に繋がりうるだろうし、そうは言っても人それぞれだよね、というのが基本的な私の考えではある。
けれど、この本を読み通していく中で、やっぱり男性という括りでみたときに本質とまではいかずとも傾向として持ち合わせているものはあるだろうなと感じずにはいられなかったし、また、男性ということで知らず知らずのうちに得られている特権に対して無自覚である自分にも気付かされた。
内容自体は著者が各媒体で書いてきたエッセイを再編集したものということで、全編でワンメッセージというよりもライトな入り口(著者自身の恋愛経験をベースにしたものや、映画や漫画のサブ -
購入済み
おすすめです
著者さんの笑えるエビソードがちょこちょこ挟まれてて気軽に読めますが、しっかりした社会学的考察もあり、バランス感覚のある本だと思いました。時代とともに著者さんのような男性が増えてきているんだなあとうれしく思ったし、「さよなら、俺たち」という題名がぴったりな内容です。おすすめ。
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表紙とパラパラめくってみた印象で「サクサク読めそう」と思いきや、なかなかどうして色々振り返ったり考えさせられたりする箇所が多く、読み終わるまでに時間がかかりました。
その分、読後の達成感(?)もたっぷりです。
「女性が感じる男性への不満・不思議」が軸になっていますが、同性(女→女)に感じる不満等と男性に対するそれは確かに質が違うことが多いなと気づかされました。
これまで「男はこういう生きもの」と巷でよく聞くような事象も「へぇそうなんだー」で勝手に完結させて、「なぜそうなのか」まで掘り下げて考えたこともロクになかったので、一つ一つの行動理由が明文化されているのが面白くてたまりませんでした。
何 -
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ネタバレかいつまんでしか読んでないけど、印象に残ったのは
・ナンパ師が声をかけまくるのは、人に断られるのに慣れるため。そうして断られて耐性をつけていくのだが、ある意味それは人を人として見ない不感症。コミュニケーションはお互い探り探りが丁度いい。
・かけっこでも、勉強でも、俳優でも、音楽でも、あらゆる分野で自分と他者を比較し、負けても勝っても自分を受け入れられない人。ドラえもんは出木杉だけじゃなくのび太もジャイアンもいるから面白い。優等生だけなんて見てて面白くない。比較もほどほどに。
・男は正統派orアウトローで勝ちたがる。正統派で勝つほどの力もないし、アウトローになりきる度胸もない人はいわゆる普通 -
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様々な場所で書かれた文章をまとめたエッセイ集。
とても面白かった。
過度に性的な誇張をされた図画を公共の場で掲出することへの批判に対して、一部男性からの異常なまでの反発具合を、男性の側からおい待て待て、それは男性の自己評価(女性とは違って)「理論的」「理知的」「道徳的」な態度からは離れすぎてやしませんか、ていうかそもそもお前らは批判の対象ですらないよ、と諭している。
気付かないでいられる、無頓着で鈍感でいられる立場の男性、というくだりに、新井素子のSF小説『もいちどあなたにあいたいな』に出てきた「卑怯階級」という言葉を思い出した。
とても面白かったけど、これを読んでもらいたい男性こそは -
Posted by ブクログ
最新作が不発という口コミもあり、あまり期待していなかったがなかなかに鋭い本。「さよなら」という言葉(一から、改めてという意味を含む)からの出発も素敵だった。
being doingの言葉遊びはピンとこないところはあるが、ただ「いること(存在すること)」の大切さはいくら言っても言いすぎることはない。
本書を見てしこりが残るのは、なぜ清田さんは「ウォーク」できたのか?最近そのことを考えていて、清田さんの場合、過去の開陳がすごいと思うのだが、聞いても聞いてもあまりピンときておらず、それはある意味でどんな男性だってウォークできるのではないかという希望なのかもしれない。