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Posted by ブクログ 2022年09月07日
SNSで話題になっていて、編集者の澁谷知美さんの「日本の包茎-男たちの200年史(筑摩書房)」や清田隆之さんの「自慢話でも武勇伝でもない『一般男性』の話しから見えた生きづらさと男らしさのこと(扶桑社)」を読んでいたこともあり、共感することも多いだろうと思い、発売前に注文して読み込んだ。
編者の澁...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月17日
この本を読もうと思いそうな男の人が周りに見当たらない。笑
自分は女だから、そうなのか〜とよく分からない部分もあったけど、兎に角突き詰めまくっていてよかった。何よりこの本を読んで良かったのは、ケアとかサポートが資本主義の中だと軽んじられてしまう(=生産的でないとされる)ことへの反論の箇所を読めたこと。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月17日
自分は男性だが、男性とのコミュニケーションのときにホモソーシャル的なやり取りにうんざりすることが多いと感じていた。だが、同時に自分のなかに時折マチズモめいたものが頭をもたげる瞬間も感じるときもある。
以前読んだグレイソン・ペリーの『男らしさの終焉』を読んだときは自分ごとに感じつつも著者がイギリス人...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月03日
・自分の感情や体験を言語化することに慣れていない男性が多い
・そもそも男性同士の友人間コミュニケーションでも自分に関することの話は少ない。いじる/いじられる、片方が優位に立つコミュニケーションが多い
・加害は日常と地続き。暴力というほどではないが抑圧され支配されていた日常の経験から地続きにある。自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月16日
この本を読む前にたまたま、セジウィックの「男同志の絆イギリス文学と~」という本を上野千鶴子さんがTVで取り上げているのをたまたま見ていた。その番組で作られた社会のシステムのようなものを取り上げていて、なるほど、と思って見ていたのだが、全部読まなくてもセジウィックが書いた男社会の仕組みのようなものを、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月13日
男性がおかれている社会構造の中での優位性、生きづらさがディープな議論で紐解かれていき、日頃あちこちで目にする何気ない女性蔑視へのモヤモヤが少し晴れる。女性に偏りがちだった「ケア」を男性同士の間にも広めていくこと、おかしいと思うことをおかしいと男女ともに発信できるようになること。この2つの方向性が、ジ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月10日
男性性や男性社会について全6種の対談から文字通り会議して考える一冊。中高男子校、大学は理工学部でサークルも男社会、職業はITエンジニアとホモソーシャルどっぷりで生きてきた自分には納得できる部分も「ん?それは違うのでは?」と思う部分も。男性の加害者性と被害者性を考えるきっかけには間違いなくなる。唯一無...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月14日
面白い研究。
「自分は相手のことを完全には分かっていない」と意識し続けることで、弱い存在を意のままに扱わない、相手を支配できるけど支配しない。相手とのパワーの非対称性を支配.従属の関係に転嫁させないようなあり方、ケアリング・マスキュリニティの獲得。
「相手にとって1番良い事は何か、私が最もよく分か...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月30日
・同じ著者の本をよく読んでいるせいか、また聞いた、みたいな事例や話が良く出てきてしまっている。
・ただ、それでも良いとも思っている。自分は物覚えが良くないと思っているので、体に覚え込ませるつもりで読もうと思っている。
・身に覚えのある話や考えが多くあり、うわ〜…と声が出てしまう事もしばしばだ。
・同...続きを読む
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