村山斉のレビュー一覧

  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    素粒子、その種類の説明からニュートリノ検出にまつわるカミオカンデなどの話、そこからヒッグス粒子、そして今行われているあらたなる試み。宇宙の誕生とニュートリノが果たす役割など。

    そのような話がわかりやすく解説されていて楽しく読める。

    0
    2013年09月24日
  • 村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?

    Posted by ブクログ

    世間では新聞社の科学記者ダメとか言われてた気がするけど,この対談の聞き手は,結構切れる。東大理物出身で村山先生の先輩にあたる高橋真理子氏,今は朝日新聞編集委員。
    話題はヒグス粒子,超高速ニュートリノ,小澤の不等式という流行りものから,暗黒物質・暗黒エネルギーという定番まで。コラムには,村山さんの生い立ち・経歴なんかも載ってて,興味深かった。

    0
    2013年08月27日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    素粒子の研究を分かりやすく説明してくれた本。
    最後まで読んでも理解できていないものも多数あるが、高校時代の物理に楽しかった記憶がほとんどない私にとっては、物理学や素粒子物理学にすごく興味を持って接することができたという体験がまず素晴らしい。
    ニュートリノやカミオカンデ、対称性の破れ、暗黒エネルギーなどニュースで見てもよく分からなかったものについても少しずつつながってきた。
    できれば物理を学ぶ前に出会いたかった本。
    もっとちゃんと内容を理解したいので改めて再読したい。

    0
    2013年08月24日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    ニュートリノとかヒッグス粒子という言葉は、よくニュース等で耳にするが、実際には何なの?という疑問にとってもやさしく答えてくる1冊である。非常に簡単に言ってしまうと、宇宙を構成するために無くてはならないものなのだ。

    しかしながら素粒子は目に見えないものなので、やさしく解説してくれているとはいえ、なかなか実感として理解するのはむずかしい。ちなみにヒッグス粒子が凝固する温度は4000兆℃だそうだ、耳から煙が出そうになるのをチョットこらえながら読んだ。

    宇宙が誕生してから137億年、そして地球が誕生してから46億年なんて言われているが、誰も見たことがないものを計算によって調べてしまうなんて、人間っ

    0
    2013年12月17日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    宇宙の成り立ちを超ざっくり、超さくっと。
    我々が存在することになった原因は書いてありますが目的なんぞは書いてありません。

    0
    2013年07月20日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    入門書の役割に徹した誠実な記述。かつ、実験と理論の歴史をめぐっては、正確な記述でこの分野の研究史を概観できる。

    もともと評者は大学時代、クォーク論のなかの強い力をスーパーコンピューター上で計算していたので、極小の世界はほぼ理解。極大の暗黒物質や暗黒エネルギーは初耳。

    これからの展望を知る上でも、面白かった。

    0
    2018年10月08日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

     宇宙については、誰でも1度は考えたことがあるであろう。無限に広がる黒い空間に吸い込まれている自分の姿を思い浮かべ、怖くて眠れなくなった幼少時代を思い出す。

     が、時が経つと共に、宇宙への思いはどこかへ行ってしまい、現実の世界での考えで、頭が埋め尽くされていく。

     そこで、現れたこの1冊。

     本の帯に書かれている一文を引用する。“ギリシャ神話で「世界の完全性」のシンボルとして描かれた「ウロボロスの蛇」。宇宙というマクロの世界が、素粒子というミクロの世界の法則に支配されていることを表している。”

     以前、NHKのドキュメンタリーで、宇宙は一瞬のうちに形成されたと映し出されていたことを思い

    0
    2019年01月16日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    素粒子物理学が難しそうで不安だったんですが、大変わかりやすく説明してくれていたので理解出来ました。そう、比喩が大事なんだ比喩が。文系にはね。しかも触れているどころじゃなくガッツリでしたからね。相対性理論の知識もほんのちょっと増え…たかなぁ。とりあえずエネルギーと質量を同じに考えることができるということを知り。

    はぁー、物理学はここまで進んでいるのか…最先端になるほどファジー君がやってきます。最先端の科学者ほどいきなりオカルトにハマりだしたりする、っていうのがわかる気がする。必死に考えてきたのにいきなりヘイ、ファジー!ってなればねぇ。頭のネジが飛んじゃうよね。
    そうじゃなくとも物理学者は研究の

    0
    2019年01月16日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    文系脳な私にもなんとかわかるように説明されていてありがたい。
    本当だったら物質と反物質が打ち消し合い、消滅していたはずの宇宙がなぜ存在しているのか。
    ニュートリノという存在を説明しながら、その謎に近づいていく。

    理系を高校の時に放棄したので、わからない用語ばかりで何度も読むのを挫折しそうになるし、右巻きのニュートリノと左巻きのニュートリノのあたりは途中頭がこんがらがる。
    だがめげずに読んでいくとなんとかなんとなくわかるように例えを交えながら書いてくれている。

    この本から知りたいことが増えたので、また違う本を読んでいきたい。

    素粒子、クォーク、レプトン、ボソン、ヒッグス粒子とか。
    インフレ

    0
    2025年11月14日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    文章は口語調で平易、しかしながら内容は…基礎知識のない私にはなかなか難しい1冊となりました。
    学が深まったのは間違いなし

    0
    2025年07月14日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    ブラックホールは、どうやって観測されたか?
    ブラックホール周辺のガス何ブラックホール人間吸い込まれる際に、X線を放射しておりそれを観測することで、ブラックホールの存在が確認できた。

    もう一度、読みたい。

    0
    2025年01月30日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    初読。おもしろかった。中学生・高校生にもわかるようにかなりかいつまんで説明されてる。元素が爆発した星の残骸でできてるってところで、合唱のコスモスの歌詞を思い出した。電波技師の人の話はちょっとわらった。日夜研究される方たちはすごい。このタイミングで読んでよかった。

    0
    2025年01月19日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

    Posted by ブクログ

    宇宙は果てしなく広がり、私たちの想像を超えたスケールで存在している。その光が地球に届くまでには膨大な距離を旅し屈折し時に歪む。どういうこと?物理の難解な理論が広がる。頭が回らない、追いつきようもない。オリオン座!金星!というだけにしよう。その写真は不思議なほど美しい。彗星や天体ショーを楽しもう。宇宙の壮大さに思いを馳せ解き明かそうとする。我々がなぜにいるのかにさえ答えを導きだそうとする。凄いなあ、きっと美しいのだろうなあ。

    0
    2024年11月24日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

    Posted by ブクログ

     「宇宙が美しいのは、きっと美しい統一理論で形成されているからだ」と。しかしながら、まだ宇宙を支配する「究極の統一理論」は発見されていない。その東一理論は対称性が高く、簡潔で、安定感があるものでなければならない。特に量子の世界では、クォーク、レプトンがそれぞれ6種類ずつ、それ以外にも光子、グルーオン、Wボソン、Zボソン、にヒッグス粒子と量子についての発見が続くほど複雑になっている。インフレーションや暗黒エネルギーなど、ほとんど何もわかっていないことも多いのだ。
    知ろうとすればするほどわからなくなるというのが、量子の世界だね。写真が豊富で良書なのだけれど、宇宙に関してはどんな本を読んでも、スッキ

    0
    2024年09月21日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    ざっくり理解をする事が出来たと思うが、物理や数学的な専門的なところに入り込んでくると、中々理解が及ばないので、もどかしさはある。
    でも宇宙に対する興味はあるだけに悩ましい。
    宇宙の始まりとか、もう自分の頭では想像が及ばない領域なのです。

    0
    2024年06月18日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    最近、宇宙や量子力学に興味があり、読みました。私に専門的な知識がないので、一般の人向けの本らしいのでよみましたが、難しいところもあった。

    0
    2023年09月29日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    哲学的なタイトルにも感じますがサブタイトルの通りニュートリノやヒッグス粒子など素粒子物理学。より中身に近い印象のタイトルにするなら「宇宙になぜ物質が存在するのか」かな。それじゃ売れないという判断なのかもだけどむしろその方が正しく物理学的な関心を喚起できそうな気もするんだけど、そうでもないんかな。難しいところですね。素粒子論は難しくて入門書何冊読んでも自分の中で理解がレベルアップしている気がしないんだけど、それでも読んでしまう。この本も10年前のだからもっと今は進んでいるんでしょう。

    0
    2023年09月05日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ


    かなり古めですので最新の素粒子論の発展と比較できます。
    Newton雑誌でたまに出てくるドレイク方程式による宇宙人に出会える確率。タイトルに惹かれてそんな内容かなぁと思い読み始めましたが、実際は素粒子論のプロセスからの捉え方で面白さが増しました。

    0
    2023年07月22日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

    Posted by ブクログ

    図や写真が綺麗でわかりやすく解説しようという意図はよく理解できる。が、いかんせん2章以後は難しい。最後の2章の対称性の破れについての解説は超困難。落ち着いてもう一度じっくり取り組まないと。

    0
    2023年01月19日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

    Posted by ブクログ

    絵的な美しさだけではなく、科学的な美しさを述べた本です。

    宇宙の話の本としても面白い本でした。

    0
    2022年12月16日