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物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年01月16日
文系の自分には深部まで理解することは出来ないものの、著者の方が読者に対してなるべく容易に理解できるように苦心されている様子が文章から感じ取れ、なんとかそれに応えたい!という気持ちになり、わからない用語を検索しつつ理解を深めることが出来た。
勿論本書はIPMUのPromotionの役割が無いとは思わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月16日
文系の私にとって「素粒子」「強い力・弱い力」「暗黒物質」などちんぷんかんぷんもいいところ。
でもこの本を読んで解ったのは、「2000年以降、物理学では『何が解らないのか』がわかってきた」ということ。
宇宙の総重量のうち、元素が占める割合は「4%」で残りのうちほとんどが何でできているかわからない...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月28日
ビルや街灯、ネオンが煌々と輝く都心では殆ど見る事はできないが、小学生の頃に林間学校で見た夜空を覆う幾多の星は子供時代の私の心を躍らせ今でもドキドキ感をよく覚えている。流れ星がこんなに沢山あるんだという事、これだけ星があればきっと地球以外の星に生命体がいるという期待。宇宙はそもそも何で出来るかなど考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月17日
素粒子、宇宙の仕組みの研究の来歴を解説した新書
宇宙の始まり、宇宙の果て、物質の最小単位
ウロボロスのように循環する謎
今まで何となく理解していた素粒子というものについて、ちょっとだけ深く知れた
ただ、全てを理解できたわけではないので、ちゃんとした理解には程遠い
物質には大きさのスケールがある...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月18日
宇宙を構成する原子および素粒子を中心に噛み砕いて説明されている。
正直あまり理屈は理解しきれていないが(エネルギーが質量になる、など…)、すべての星を集めても宇宙全体の重さの0.5%、原子で4.4%、それ以外は暗黒物質、暗黒エネルギーなどの原子以外のものであるらしい。標準模型やクォーク、ヒグス粒子な...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
今までSFを漁りながらも、ド文系で最低限知識もないまま読んでいたのですが、少しでもわかった方がよいのではないかとチャレンジしました。入門書として最適だったのでは...!暗黒物質とか暗黒エネルギーとか、ちゃんとした物理学上の単語であり、定義なのだということをしっかり理解しました。とてもわかりやすい。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月02日
★分かりやすい入門編だが、もう一歩欲しい★広大な宇宙と極小の素粒子がウロボロスの蛇のようにつながっているという関係性を分かりやすく説明してくれる。物理の世界では現象を説明するための仮定が次々と生まれ、巨大な実験設備で確認されていく。ダークマターなどそれでおも分かっていないことが多いことが分かり、日本...続きを読む
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