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Posted by ブクログ
この本は中学生や高校生にも理解できるよう、専門的な知識の必要な内容はかいつまんで進めていきますのでご安心くださいということで、前に読んだ『宇宙とは何か』よりやさしく感じられました。
とても面白く読むことができました。
夢のある世界だと思いました。
でも全く夢ではなく、これは正真正銘の科学であり事実です。
この宇宙はまさに人間のために用意されたといえるのかもしれない。あるいは宇宙のために人間が用意されたということもできるでしょう。ーという一文が心に残りました。
メモ書きより
・ガリレオガリレイー地動説
・アイザックニュートンー万有引力の法則
・月が地球のまわりを回るのと石やリンゴが落ちるのはまったく同じ原理。
・地球は46億年前に誕生。太陽はそれ以上前。
・世界でいちばん有名な方程式
E=mc2(2は小文字です)
・ブラックホール「黒い穴」、穴ではない星の一生の最後に残る芯のようなもの。
・ブラックホールは重力がものすごく強いので光でも脱出できない。
・地球外生命体も、もし存在するとすれば元素の種類の多い新しい星の惑星のほうは可能性が高い。
・ビックバン理論「宇宙の始まりは超高速・超高密度の火の玉だった」
・「宇宙が大爆発(ビックバン)」で始まったといっている。宇宙はかつては小さな火の玉だったことが確定になった。
目次
第一章 地球と同じ物理法則が、宇宙でも通用する
第二章 なぜ太陽は燃え続けていられるのか?
第三章 惑星の不思議
第四章 ブラックホールと暗黒物質
第五章 膨張する宇宙
第六章 「四つの力」と素粒子の標準模型
第七章 宇宙の未来はどうなるのか
Posted by ブクログ
とってもすごい研究者の村山さんが、知識のない人にもある程度理解できるように宇宙の仕組みを説明してくれる。
とはいえ難しくて理解しきれなかった部分もあったけれど、すごく面白かった。
どうやって宇宙は始まったの?
ブラックホールってどういうこと?
宇宙に終わりはあるの?
宇宙人はいる?
…のような、疑問に思いやすいところから話を広げてくれるので興味を持って読める。
太陽の仕組みの話はどうしても「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が頭をよぎる。(ニュートリノという言葉にとても見覚えがある。)
天動説と地動説の話や、色んな学者の説が生まれたり訂正されていく様は「チ。」を思い出す。
そんなふうに、SFや他のフィクションの物語を楽しむ上で、知っておくともっと宇宙の物語への解像度があがるかもしれない、という知識や研究がたくさん載っていた。
別世界のような、夢物語のような、遠い存在だった宇宙について知ることで、私はこの宇宙の一員であり、むしろ私たちが宇宙で生まれた宇宙人であると思える。もっと早くに出会いたかった!
Posted by ブクログ
村上陽一郎著『科学の本100冊』で紹介されていたことがきっかけで本書を読んだ。
2012年に集英社インターナショナルから出版された単行本の文庫化。文庫版の出版を待って購入した。
いま宇宙研究の最前線にいる村山斉(1964-)氏の本が715円。安い。氏は小学生の頃に微分・積分を勉強していたという天才。東大で博士号を取り、カリフォルニア大学バークレー校でも教鞭を取った。そんな氏が、奇をてらわない、中学生にもわかるような噛み砕いた文章を書く才能を持ち合わせていることに驚嘆する。
立花隆は「21世紀は生物学とITの時代」と言った(『21世紀知の挑戦』)が、「宇宙論」の時代でもあるのではないか。無論、今世紀中にダークマターやダークエネルギーについて明らかになる保証はないのだが、氏のような天才たちがこぞって研究しているなら解明される日も遠くないように思えるのだ。
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