【感想・ネタバレ】宇宙はなぜこんなにうまくできているのかのレビュー

あらすじ

これほどやさしい宇宙論の本はなかった! なぜ太陽は燃え続けていられるのか。なぜ目に見えない暗黒物質の存在がわかったのか。なぜ宇宙はこんなにも人間に都合よくできているのか。宇宙の謎がよくわかる、村山宇宙論の決定版。

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Posted by ブクログ

とてもワクワクする何故だろう何故かしら本。「なぜ夏は暑く、冬は寒いのか?」に答えられない人は読んだほうが良い本。因みにハーバード大学の卒業式の日にこの質問をしたところ、ほぼ全員から間違った答えが返ってきたとのこと。そして太陽が燃え尽きたら地球も一瞬にして消滅してしまう事を考えたら、紛争とか戦争とかしている地球人は太陽が燃え尽きる前に絶滅するだろうなぁ〜と。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

うまくできていると言うより、エネルギーを享受できるように適応した文明が、地球にあるということ。

それを観測し、発見した人たちのおかげで、我々が文明化した世界を甘受できているということ。

だから「うまくできているなぁ」と思うんでしょう。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

ニュートンが何を発見したか、アインシュタインの相対性理論がどういうものか、とてもわかりやすく、理解できた。筆者のお人柄が垣間見られ、宇宙っていいなぁとしみじみ感じた。

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2025年05月20日

Posted by ブクログ

この本は中学生や高校生にも理解できるよう、専門的な知識の必要な内容はかいつまんで進めていきますのでご安心くださいということで、前に読んだ『宇宙とは何か』よりやさしく感じられました。
とても面白く読むことができました。
夢のある世界だと思いました。
でも全く夢ではなく、これは正真正銘の科学であり事実です。

この宇宙はまさに人間のために用意されたといえるのかもしれない。あるいは宇宙のために人間が用意されたということもできるでしょう。ーという一文が心に残りました。


メモ書きより
・ガリレオガリレイー地動説
・アイザックニュートンー万有引力の法則
・月が地球のまわりを回るのと石やリンゴが落ちるのはまったく同じ原理。
・地球は46億年前に誕生。太陽はそれ以上前。
・世界でいちばん有名な方程式
 E=mc2(2は小文字です)
・ブラックホール「黒い穴」、穴ではない星の一生の最後に残る芯のようなもの。
・ブラックホールは重力がものすごく強いので光でも脱出できない。
・地球外生命体も、もし存在するとすれば元素の種類の多い新しい星の惑星のほうは可能性が高い。
・ビックバン理論「宇宙の始まりは超高速・超高密度の火の玉だった」
・「宇宙が大爆発(ビックバン)」で始まったといっている。宇宙はかつては小さな火の玉だったことが確定になった。


目次
第一章 地球と同じ物理法則が、宇宙でも通用する
第二章 なぜ太陽は燃え続けていられるのか?
第三章 惑星の不思議
第四章 ブラックホールと暗黒物質
第五章 膨張する宇宙
第六章 「四つの力」と素粒子の標準模型
第七章 宇宙の未来はどうなるのか

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

宇宙の謎の解明の歴史、キーとなった出来事や人物、ダークマター・ダークエネルギー・超ひも理論などの最新の研究内容まで、さほど厚くない紙面でわかりやすくコンパクトに説明されています。私の拙い知識の整理にとても良かったです。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

これだけコンパクトに、宇宙のはなしを高校生にもわかるようにまとめる、というのは大変だろうな、と思う。次世代の宇宙物理学者をいかに育てるか、という課題に、著者が深くコミットしていることの現れであろう。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

 東大の数物宇宙連携研究機構の初代機構長の村山斉さんの本です。宇宙の話を、易しい語り口と、分かりやすいたとえで書いてあります。第2章の太陽の話がとても好きです。一気に読めないので、途中まで読んでは、少し間をおいてまた始めから読み直してます。だから、まだ難しいところまで読んでないんだけど、「宇宙は何でできているのか」みたいに、途中から理解不能になるかも…。

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

村上陽一郎著『科学の本100冊』で紹介されていたことがきっかけで本書を読んだ。
2012年に集英社インターナショナルから出版された単行本の文庫化。文庫版の出版を待って購入した。
いま宇宙研究の最前線にいる村山斉(1964-)氏の本が715円。安い。氏は小学生の頃に微分・積分を勉強していたという天才。東大で博士号を取り、カリフォルニア大学バークレー校でも教鞭を取った。そんな氏が、奇をてらわない、中学生にもわかるような噛み砕いた文章を書く才能を持ち合わせていることに驚嘆する。
立花隆は「21世紀は生物学とITの時代」と言った(『21世紀知の挑戦』)が、「宇宙論」の時代でもあるのではないか。無論、今世紀中にダークマターやダークエネルギーについて明らかになる保証はないのだが、氏のような天才たちがこぞって研究しているなら解明される日も遠くないように思えるのだ。

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2025年01月08日

Posted by ブクログ

宇宙物理に興味を持ち始めたばかりの人でも読みやすそう。「奇跡」とか「偶然」とかじゃなくて「うまくできている」っていうタイトルがいいなと思った。表紙のイラストがかわいかったのでジャケ買いしたけど、しっかり見たら村山斉先生の本だった。

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2024年12月29日

Posted by ブクログ

ブラックホールは、どうやって観測されたか?
ブラックホール周辺のガス何ブラックホール人間吸い込まれる際に、X線を放射しておりそれを観測することで、ブラックホールの存在が確認できた。

もう一度、読みたい。

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2025年01月30日

Posted by ブクログ

初読。おもしろかった。中学生・高校生にもわかるようにかなりかいつまんで説明されてる。元素が爆発した星の残骸でできてるってところで、合唱のコスモスの歌詞を思い出した。電波技師の人の話はちょっとわらった。日夜研究される方たちはすごい。このタイミングで読んでよかった。

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2025年01月19日

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