【感想・ネタバレ】宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

絶妙な説明で読み手を惹き付けます。宇宙について少しばかりわかった気になりその上、非常に探究心を刺激されます

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Posted by ブクログ 2018年11月06日

宇宙のほとんどは暗黒エネルギーで満ちていて、次が暗黒物質。我々のしっている普通の原子とかの物質はすごーくすくない。星の暗黒物質が作ってるのだ! 暗黒すげー!

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Posted by ブクログ 2018年10月11日

宇宙・素粒子物理学の最先端についてよくわかります。ダークマターは知っていたけど、更に「暗黒エネルギー」という考え方(?)があるとは知らなかった。ただ、本当の初心者には用語が難しいかも。。。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

文系の自分には深部まで理解することは出来ないものの、著者の方が読者に対してなるべく容易に理解できるように苦心されている様子が文章から感じ取れ、なんとかそれに応えたい!という気持ちになり、わからない用語を検索しつつ理解を深めることが出来た。

勿論本書はIPMUのPromotionの役割が無いとは思わ...続きを読むないが、日本人研究者のこれまでの宇宙物理学上の実績・軌跡をさらっと窺い知ることが出来る良書と思う。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

 文系の私にとって「素粒子」「強い力・弱い力」「暗黒物質」などちんぷんかんぷんもいいところ。
 でもこの本を読んで解ったのは、「2000年以降、物理学では『何が解らないのか』がわかってきた」ということ。
 宇宙の総重量のうち、元素が占める割合は「4%」で残りのうちほとんどが何でできているかわからない...続きを読む…とか。
 知的刺激を受ける本です。

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Posted by ブクログ 2023年05月28日

ビルや街灯、ネオンが煌々と輝く都心では殆ど見る事はできないが、小学生の頃に林間学校で見た夜空を覆う幾多の星は子供時代の私の心を躍らせ今でもドキドキ感をよく覚えている。流れ星がこんなに沢山あるんだという事、これだけ星があればきっと地球以外の星に生命体がいるという期待。宇宙はそもそも何で出来るかなど考え...続きを読むたこともなかった。今ならYouTubeなどの動画でそうした謎を解明する番組も多いが、当時は携帯電話すらもない世界、ただただ空の星に想いを浮かべるほか無かった。今でこそ様々なメディアで取り上げられるから宇宙の始まりも、今なお拡大を続ける状態などをご存知の方も多いだろう。本書はそもそもその宇宙自体が何で出来上がっているか、その謎を追い続ける研究者達の飽くなき探究心を伝えている。筆者はそのひとりの物理学者である。
内容は当然難しいのだが、ノーヘル賞をとった研究成果などの解説と判りやすい例え話が豊富で物理に無知な私でもイメージし易くなっている。
本書を読んでいると、人間の技術力の凄さと、何より知りたいという想いの強さが強烈に伝わってくる。遠いものを見るのも、小さすぎるものを見るのもどちらも技術がなければ見れないのだが、それよりも前に「それはあるはずだ」という強く信じる気持ちがなければ、それに辿り着くのは難しい(もちろん偶然の発見も沢山あるが)。
物理学の世界だけに限らず、何事も理論と実証の繰り返しで事実とされていくのだが、スーパーカミオカンデやヨーロッパの巨大施設CERNに籠っていつ出会えるかわからないものを待ち続けるのは根気以前に強い信念と確信が無ければ心が折れてしまうだろう。
本書を読みながら自分にもここまで情熱を注げる事があるかと、自問自答しながら、恐らくは筆者がにやけ顔で楽しそうに執筆している姿を思い浮かべるのである。

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Posted by ブクログ 2023年05月17日

素粒子、宇宙の仕組みの研究の来歴を解説した新書

宇宙の始まり、宇宙の果て、物質の最小単位
ウロボロスのように循環する謎

今まで何となく理解していた素粒子というものについて、ちょっとだけ深く知れた
ただ、全てを理解できたわけではないので、ちゃんとした理解には程遠い

物質には大きさのスケールがある...続きを読む
自分を基準に大きくしていけば宇宙の果てになるし、小さくしていけば物質の最小構成単位になる

宇宙の果てを知るには、宇宙が発生した残滓を観測すればいい
宇宙の発生時は高エネルギーで物質が安定しない状態だった
だとしたら、高エネルギーの状態を作り出せば宇宙発生当時を再現できる
素粒子の種類や力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かる
成り立ちが分かれば今後どうなるのかも予測できる
といった風に最大のものと最小のものへのアプローチは密接している


現在観測されている原子を全て足しても宇宙全体の重さの4%
他は観測できない質量を持つダークマターが23%や存在するであろうエネルギーのダークエネルギーが73%
それだけのものがなければ現在の宇宙を構成できないという、観測値からの推論




作中ではヒッグス粒子は推測語られているけど、既に観測済み
物質に重力を与えるのはヒッグス粒子
ヒッグス粒子の影響を受けるものと受けないもの(光子)があるので、それぞれの振る舞いの不可解さが理解できるようになったと

標準理論に必要なレプトン、クォーク、光子、グルーオン、W粒子、Z粒子
そしてヒッグス粒子

宇宙の始まりは全ての粒子が重さを持たずに光速で飛び回っていたが
ヒッグス粒子が発生して宇宙空間を満たし、他の素粒子に重力を与える
クォークやレプトンはヒッグス粒子から受けた抵抗によって質量を持つようになり
質量が生まれたことで素粒子が集まりやすくなった結果、原子核ができ、原子が生まれたと


それぞれの素粒子の発見に至る過程
それまでの研究や観測結果があり、理論があり、またその実証実験という繰り返し

やはり、科学の発展は人々の想いがあってこそだなぁと思う

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Posted by ブクログ 2023年03月18日

宇宙を構成する原子および素粒子を中心に噛み砕いて説明されている。
正直あまり理屈は理解しきれていないが(エネルギーが質量になる、など…)、すべての星を集めても宇宙全体の重さの0.5%、原子で4.4%、それ以外は暗黒物質、暗黒エネルギーなどの原子以外のものであるらしい。標準模型やクォーク、ヒグス粒子な...続きを読むど、そういったものの存在を知ることができただけでも学びになった。

この本は2010年のものなので、13年経った今の最新宇宙事情が気になる。

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Posted by ブクログ 2022年07月29日

今までSFを漁りながらも、ド文系で最低限知識もないまま読んでいたのですが、少しでもわかった方がよいのではないかとチャレンジしました。入門書として最適だったのでは...!暗黒物質とか暗黒エネルギーとか、ちゃんとした物理学上の単語であり、定義なのだということをしっかり理解しました。とてもわかりやすい。
...続きを読むまた少し経つと、クォークってなんだっけ?ってなる気がするので読み返したいと思います笑

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Posted by ブクログ 2020年08月02日

★分かりやすい入門編だが、もう一歩欲しい★広大な宇宙と極小の素粒子がウロボロスの蛇のようにつながっているという関係性を分かりやすく説明してくれる。物理の世界では現象を説明するための仮定が次々と生まれ、巨大な実験設備で確認されていく。ダークマターなどそれでおも分かっていないことが多いことが分かり、日本...続きを読む人のノーベル物理学賞受賞者の貢献も何となくイメージがわくように記してくれる。物理のワクワクを伝えるための本で、ケタの違いを比喩で表したりと確かになんとなく伝わってくるのだが、こちらの能力不足で細かい点は全く頭に入ってこない。それはいかんともしがたいのか。

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Posted by ブクログ 2019年04月07日

素粒子が聞いたことがあったけど、クォークなんて初めて聞いたといレベルで読み始めたが体系的に説明されているのでぼやんとだがつかむことができた。
合わせてより理解するための本として、佐藤勝彦監修の『相対性理論を楽しむ本』と『「量子論」を楽しむ本』(PHP文庫)を読みたい。

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Posted by ブクログ 2019年03月05日

最新の素粒子物理学を解りやすく解説
初心者向けとして非常によく出来ている。

東大教授だし、売れるのは当たり前か・・・

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Posted by ブクログ 2019年03月02日

この本の責任ではないが、後半のクォークの話がやはりどうしても難しい。一般人向けにやさしい言葉で説明できる段階には、まだない分野なのだと思う。

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Posted by ブクログ 2019年01月21日

 以前、半分ほどのところで挫折。今回その部分の内容が、とてもよく頭に入ってきました。著者の説明がとても上手なのがよくわかりました。ここ一世紀の研究の進歩の面白さは想像を絶します。

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Posted by ブクログ 2019年01月02日

この本かなり売れているみたいですね。
読んでみたら、なるほど確かにこれは面白い。
タイトルからして、暗黒物質(ダークマター)の話かと思ったら、素粒子物理学とかの話なんですね。とてもわかりやすく書かれていて、「ああ、こう言ってくれればわかったのに!」と思う箇所がいくつもあった。
非常に読みやすく...続きを読む、おすすめの一冊。

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Posted by ブクログ 2018年11月14日

東大教授で素粒子の専門家が、宇宙について書いたもの。「宇宙はどう始まったのか」「宇宙は何でできているか」「宇宙を動かす仕組みとは」「宇宙の運命はどうなるのか」など、入門書的にごくごく簡単にわかりやすく説明している。印象的な箇所を記す。
「宇宙の成分:暗黒エネルギー(73%)、暗黒物質(23%)、原...続きを読む子(4%)」
「ハッブル望遠鏡でも135億光年までしか見えない。宇宙の誕生が137億年前で、最初の2億年は星がまだできていなかったから」
「鉄より重い銅、銀、金、鉛などの元素は、どのように作られたのかわかっていない。星の内部での反応ではできない」
「素粒子の標準模型
クォーク(1、2、3世代):アップ ダウン、チャーム ストレンジ、トップ ボトム
レプトン(1、2、3世代):電子ニュートリノ 電子、ミューニュートリノ ミューオン、タウニュートリノ タウオン
ボソン:フォトン、グルーオン、Zボソン、Wボソン
クォークとレプトンを合わせてフェルミオンという」
「物質は、12種類のフェルミオンでできている」
「物質間で働く4つの力(名称、伝達粒子、力の大きさ)
強い力(核力)、グルーオン、1
電磁気力(+と-)、光子(フォトン)、0.01
弱い力(素粒子間の力、ベータ崩壊)、W、Zボソン、10-5
重力、重力子(グラビトン)空間の歪み、10-40」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月05日

【読み易さ】
 やや易しい
【気付き】
 ★★★★★
【ハマり】
 ★★★★★
【共感度】
 ★★★・・

宇宙の成り立ちを素粒子物理学からから読み解く。
蛇の頭(宇宙の始まり)と蛇の尻尾(素粒子)はつながっている。

原子は原子核と電子で構成されていて、
原子核は陽子と中性子で構成されていて、
...続きを読む子、中性子は3つのクォークから構成されていて、
クォークは振動しているヒモなのかもしれなくて。。

電子、陽子には反対の性質を持つ反電子、反陽子が存在していて、
その反対の性質を持つ素粒子が反物質を作って、云々カンヌン…。
科学と空想科学の境界線が無くなりつつあるのを感じた。

太陽は毎秒50億㎏の質量をエネルギーに変えている。

カミオカンデ等の観測装置で粒子を観測しつつ、
加速器で粒子の生成も行う。

ひも理論については簡単なさわりだけの説明だったけれど、
素粒子物理学の現代までの歴史を
なんとなく理解する事ができて、とても興味深い一冊だった。

宇宙を膨張させていると考えられている暗黒エネルギーは、
宇宙に無数に存在する別の世界線との質量差分である、
という夢をみました。

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

入門書の役割に徹した誠実な記述。かつ、実験と理論の歴史をめぐっては、正確な記述でこの分野の研究史を概観できる。

もともと評者は大学時代、クォーク論のなかの強い力をスーパーコンピューター上で計算していたので、極小の世界はほぼ理解。極大の暗黒物質や暗黒エネルギーは初耳。

これからの展望を知る上で...続きを読むも、面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

 宇宙については、誰でも1度は考えたことがあるであろう。無限に広がる黒い空間に吸い込まれている自分の姿を思い浮かべ、怖くて眠れなくなった幼少時代を思い出す。

 が、時が経つと共に、宇宙への思いはどこかへ行ってしまい、現実の世界での考えで、頭が埋め尽くされていく。

 そこで、現れたこの1冊。

 ...続きを読む本の帯に書かれている一文を引用する。“ギリシャ神話で「世界の完全性」のシンボルとして描かれた「ウロボロスの蛇」。宇宙というマクロの世界が、素粒子というミクロの世界の法則に支配されていることを表している。”

 以前、NHKのドキュメンタリーで、宇宙は一瞬のうちに形成されたと映し出されていたことを思い出した。実際には、そうだった野ではないかと考えられている。その一瞬というのも、1000分の1秒とかいうものではなく、100億分の1秒とかという時間なのだという。ただし、その時間でこの空間が形成されたということではないらしいが。

 読み進める間に驚くのは、中高と学んできた、電子、原子核などというレベルの話は、科学、物理学の古典であり、現在では小学校で、あいうえおを学ぶ以前の段階のように思えるのだ。

 さらに、ここ20年度の科学技術の発展で、過去に予想されていた理論の裏付けが次々とできてきたことは良いのだが、それとともに新しい疑問点が湧き出してきており、それを解明するといういたちごっこの日々のようだ。

 しかし、もしかしたら、私たちが生きている間に、宇宙の歴史について、見えないところ、要するに光を放つ物質が形成されてくるまでの歴史が見いだされ、今後の宇宙がどのようになっていくか予想できるようになるかもしれない。

 というのも、これまでの科学では、宇宙は膨張し、ある時点をすぎると、縮小していくと思われていたが、膨張は加速度的に進んでいるということが分かってきた。これは、今までの科学では予想できなかったことである。

 もしかしたら、フリーエネルギーが発見できるかもしれない!とは、書いていなかったが。

 現代の最先端の科学を、わかりやすく説明されている1冊であることに間違いはない。時事ネタも満載なので、今から、年始、年末の休みにでも、教養を広めるために読んだらいいと思える1冊です。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

素粒子物理学が難しそうで不安だったんですが、大変わかりやすく説明してくれていたので理解出来ました。そう、比喩が大事なんだ比喩が。文系にはね。しかも触れているどころじゃなくガッツリでしたからね。相対性理論の知識もほんのちょっと増え…たかなぁ。とりあえずエネルギーと質量を同じに考えることができるというこ...続きを読むとを知り。

はぁー、物理学はここまで進んでいるのか…最先端になるほどファジー君がやってきます。最先端の科学者ほどいきなりオカルトにハマりだしたりする、っていうのがわかる気がする。必死に考えてきたのにいきなりヘイ、ファジー!ってなればねぇ。頭のネジが飛んじゃうよね。
そうじゃなくとも物理学者は研究のためならアンデスに登ったり地下に潜ったり山手線程の実験道具を作ったり。お疲れ様です。

私達の体は他の星が爆発した時の星屑で出来ているようです。ロマンチックサイエンス。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

門外漢には難しい部分もありましたが、最後まで興味深く読めました。噛み砕くために、相当の苦心をされているのだと思われます。日々を生きて行くためには、何の役にも立たない領域かも知れないけれど、こういう「不思議」に時に思いを馳せてみるのも、「豊かなこと」なのかも知れません。

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Posted by ブクログ 2023年09月29日

最近、宇宙や量子力学に興味があり、読みました。私に専門的な知識がないので、一般の人向けの本らしいのでよみましたが、難しいところもあった。

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Posted by ブクログ 2022年01月10日

専門用語や難しい単語はたくさんあるが、調べながら読むと知識が深まった。岐阜県にあるスーパーカミオカンデ(2027年?からはハイパーカミオカンデ)という場所はかなり興味が湧いた。しかし、調べてみると研究機関の人以外は行けないらしかったので残念。
宇宙の物質の構成の円グラフで暗黒場(ヒグス)というものが...続きを読むあったが説明がなく、調べても分からなかった為そこで読むのを辞めた。暗黒物質についての説明はあったし、それらに関する本もあったため、それらについての知識を深めようと思った。『宇宙の謎 暗黒物質と巨大ブラックホール』という本をいつか読む本としてメモした。

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Posted by ブクログ 2021年08月07日

副題にあるように、宇宙空間が何でできているかというより、宇宙に存在する素粒子に関する本。まあ、素粒子を掘っていくと何で宇宙がそもそもあるのかに突き当たるのかもしれないが、まだそこまでは解明されていない。

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Posted by ブクログ 2021年06月19日

前半はなんとなく意味もわかっておもしろかったのですが、後半から難しくてわからないところが多かったです。
入門書でこのレベルなら、宇宙を知るにはまだまだ勉強が足りません^^;

宇宙エネルギーの73%を占めるという、暗黒エネルギーの正体が気になります。

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

今の自分の知識では、宇宙には未だ解明できない謎が多いとまでしか頭に入らなかった。
他の本も読んで再読しよう。

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Posted by ブクログ 2019年09月23日

最初のほうと最後のほうはわかりやすかったが、中間部が多少難解であるのは否めない。このような話を誰にでもわかりやすくというのはムリがある、というものだが、興味をもつためのとっかかりとなると思う。
宇宙ができたのが137億年前、望遠鏡で確認できる範囲が130億光年先、それより先が見えないのはまだ宇宙がで...続きを読むきたばかりだから・・・というのはすごい。
宇宙が出来る前は何があった?虚無?
・・・こうなると神は存在してるのか?のような考えも浮かんできたり、物思いにふけるのである。

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Posted by ブクログ 2018年11月05日

ミクロの素粒子の世界とマクロの宇宙がつながっているウロボロスの蛇。素粒子物理学のやさしい解説書。やさしく解説されるほど量子物理学の本質的なわけの分からなさが浮き彫りになる気もするけれど。宇宙の膨張が加速していて、その仕掛け人がダークエネルギーというのは初めて知った気がする。最新の知見に触れる意義あり...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

暗黒物質に始まり、クォーク、ボソン、フェルミオン。ヒッグス粒子、パリティ、フレーバーなどなど宇宙に関わる素粒子の話がこんなにかわ…じゃない。こんなに薄い新書に収まるわけがない。というわけその辺の概論をわかったようなわからないような微妙な気持ちにさせられる一冊。まぁ概要の概要みたいなもんだからコレだけ...続きを読むで理解しようとするのが間違いなのだろう。ことごとく外しているジョークさえ我慢できれば、興味のきっかけにできるかも。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

タイトル通りのかなり難しい内容をかなり噛み砕いて説明してくれているのだが、途中からちんぷんかんぷんだった。物理はそんなに苦手ではなかったのだが。高校までで学んだことがいかにまだ世界を理解するスタート地点に過ぎないこと、また、ここ最近解明されたことが多いことはよくわかった。
印税を研究費に寄付している...続きを読むのは感心した。実験装置は多大な税金が使われているわけで著者のように一般人でも理解できる言葉で説明責任を果たしてほしいと切に願う。

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