村山斉のレビュー一覧

  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    宇宙のこと、素粒子のこと、無知だった私でも読めた。
    面白くて最後まで一気読みした。

    ニュートリノ、クォーク、湯川秀樹、カミオカンデ、超ひも理論、ヒッグス粒子
    この本を読まなかったら人に説明できなかった。

    0
    2020年01月28日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    絶妙な説明で読み手を惹き付けます。宇宙について少しばかりわかった気になりその上、非常に探究心を刺激されます

    0
    2019年06月12日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    大栗先生の『強い力と弱い力』のすぐ後に読んだのがよかったです。宇宙の誕生からインフレーション、ビッグバン、自発的対称性の破れ、ヒッグス場の相転移、素粒子に質量が生じる、という流れがよく分かりました。

    0
    2019年04月02日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

    Posted by ブクログ

    夢とロマンの世界
    宇宙を組織する物質の24%ぐらいがダークマター(暗黒物質)だといわれていて、残りのうち72%がダークエネルギーだとされています。ここでいうダークは、「暗い」ではなく「分からない」という意味です。分かっているの物質は全体の4%程度で、その4%でありとあらゆる星ができている。わたしたちの体もそうです。星のカケラですから。P65

    0
    2018年10月12日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    一言、わかりやすい!
    高校生が宇宙物理学を学んでいくという視点の描き方が面白い。それが奏功し小説の様にも ルポの様にも読めるため、この分野が苦手の人でも取っ付きやすいだろう。
    それだけではなく、宇宙物理学を牽引している学者たちからの解説もしっかりあり、詳細な部分は保たれている。

    入門書としても、これまでの おさらい本としても最適。

    標準理論に関しては村山斎氏の著作の方が分かり易かったが、原子や素粒子の要約と特にニュートリノに関しては非常に分かり易かった。

    0
    2014年01月17日
  • 村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?

    Posted by ブクログ

    村山先生が素晴らしいのはわかっていましたが、この本は、聴き手の高橋さんも素晴らしいです。

    高橋さんは、質問の内容・レベルが的確なだけでなく、ときおり語る、学問的な知識の背景も、読者を的確に想定したものなっていると思います。
    それに加えて、村山先生の回答・語りが絶妙なので、扱っている内容はかなり高度であるにも関わらず、非常にテンポがよく、どんどん読み進めることができます。

    高橋さんは、朝日新聞の科学担当の記者として、長年活躍されてきたようですが、その経験が活かされているのはもちろん、高橋さんの矜持を感じる本でした。

    ヒッグス粒子、宇宙史を知る上での入門書としては、かなり優れていると

    0
    2013年11月02日
  • 村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?

    Posted by ブクログ

    いい本だ。現在の宇宙論を対談形式でまとめてある。

    村山さんは忙しい中、科学や宇宙についてのスポークスマンをされているかのように読みやすい著書を幾つも書かれている。

    本書も面白く、興味のとっかかりを与えてくれた。

    0
    2013年10月12日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    Posted by ブクログ

    昨年のヒッグス粒子の発見から、さらに注目を浴びている素粒子だが、この本は恐らく素粒子についてもっとも平易に書かれた書籍のように思う。素粒子論や宇宙創造研究について、この本で大枠をつかんでから読み進めるといいように思う。

    0
    2013年07月12日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

    Posted by ブクログ

    ここ数年の宇宙物理学の進展がいかにめざましいか!観測方法、理論提示の両面にわたる記述で、本書を通して感動すら覚えた。20年前に物理学を専攻していた私だが、久々に知的好奇心をそそられた。

    ・エネルギー保存の法則は時間がたっても物事があまり変化しないときに成り立つ。つまり、破れることがある。
    ・量子力学の多世界解釈。多元宇宙。
    ・真空エネルギー
    ・人間原理!この宇宙はうまくできすぎている。

    0
    2021年09月01日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

     文系の私にとって「素粒子」「強い力・弱い力」「暗黒物質」などちんぷんかんぷんもいいところ。
     でもこの本を読んで解ったのは、「2000年以降、物理学では『何が解らないのか』がわかってきた」ということ。
     宇宙の総重量のうち、元素が占める割合は「4%」で残りのうちほとんどが何でできているかわからない…とか。
     知的刺激を受ける本です。

    0
    2019年01月16日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    後半になるほど難しく理解をしないまま読み終わりましたが 、前半の理解できた部分だけでも、宇宙の不思議や途方も無さを味わえて楽しかったです。

    0
    2025年09月27日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    宇宙の謎の解明の歴史、キーとなった出来事や人物、ダークマター・ダークエネルギー・超ひも理論などの最新の研究内容まで、さほど厚くない紙面でわかりやすくコンパクトに説明されています。私の拙い知識の整理にとても良かったです。

    0
    2025年08月21日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    A

    購入済み

    面白かった

    私の場合は
    理屈としてなんとなくわかるかな
    という程度の理解度だけど
    面白かった。
    スカスカの宇宙に、よく生命が誕生したなと、
    超新星の核融合から生じた原子が自分の血肉になってるなんて
    信じられないね。

    0
    2025年07月12日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

    Posted by ブクログ

    表紙や本文中の写真を見ても分かるように、宇宙は、まず、見た目が美しい。それに加えて、美しい法則のもとに成り立っている点が完璧すぎる。アニメ「チ。」にハマっているけれど、登場人物たちもそういう点に魅了されたんだろうな。重い元素は星の中でしか作られないこと、ウルトラマンの故郷・M78星雲についてのうんちくなどを知ることができた。

    0
    2025年05月29日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宇宙は何でできているのか

    ベストセラーとなっているのもうなずける、平明な文章と解説です。特に、各理論のエッセンスを要約し、難しい説明を省く際の思い切りの良さが光ります。
    内容的には、ウロボスの蛇をモチーフとした、極大(宇宙)と極小(素粒子)の世界が実は密接な関係があり、現状で物理学・天文学はその真の姿にどれくらい迫れているのか?を教えてくれます。
    また、逆に何がわかっていないのか?わかっていないものにはどんな説があるのかに関しても若干触れています。
    惜しむらくは、「生物と無生物のあいだ」の福岡先生のようなドラマティックな発見物語や裏話などはないのでその点は期待なきよう。
    一昔前は、面白い科学

    0
    2025年04月23日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    これだけコンパクトに、宇宙のはなしを高校生にもわかるようにまとめる、というのは大変だろうな、と思う。次世代の宇宙物理学者をいかに育てるか、という課題に、著者が深くコミットしていることの現れであろう。

    0
    2025年02月24日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

     東大の数物宇宙連携研究機構の初代機構長の村山斉さんの本です。宇宙の話を、易しい語り口と、分かりやすいたとえで書いてあります。第2章の太陽の話がとても好きです。一気に読めないので、途中まで読んでは、少し間をおいてまた始めから読み直してます。だから、まだ難しいところまで読んでないんだけど、「宇宙は何でできているのか」みたいに、途中から理解不能になるかも…。

    0
    2025年02月13日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    村上陽一郎著『科学の本100冊』で紹介されていたことがきっかけで本書を読んだ。
    2012年に集英社インターナショナルから出版された単行本の文庫化。文庫版の出版を待って購入した。
    いま宇宙研究の最前線にいる村山斉(1964-)氏の本が715円。安い。氏は小学生の頃に微分・積分を勉強していたという天才。東大で博士号を取り、カリフォルニア大学バークレー校でも教鞭を取った。そんな氏が、奇をてらわない、中学生にもわかるような噛み砕いた文章を書く才能を持ち合わせていることに驚嘆する。
    立花隆は「21世紀は生物学とITの時代」と言った(『21世紀知の挑戦』)が、「宇宙論」の時代でもあるのではないか。無論、今

    0
    2025年01月08日
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

    Posted by ブクログ

    宇宙物理に興味を持ち始めたばかりの人でも読みやすそう。「奇跡」とか「偶然」とかじゃなくて「うまくできている」っていうタイトルがいいなと思った。表紙のイラストがかわいかったのでジャケ買いしたけど、しっかり見たら村山斉先生の本だった。

    0
    2024年12月29日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

    Posted by ブクログ

    難しい話なのに、わかりやすいと思います。
    それにしても、こんなに丁寧に調べているのに、人類はまだ宇宙のことをほとんどわかってないんだな。

    0
    2024年08月25日