村山斉のレビュー一覧
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ヒッグス粒子やニュートリノ、よくわからない話が多かったけど、門外漢にも興味を持たせてくれる、ワクワクする1冊でした。研究者の方はこういう純粋な情熱をもって研究してるんだろうなー。Posted by ブクログ
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今までSFを漁りながらも、ド文系で最低限知識もないまま読んでいたのですが、少しでもわかった方がよいのではないかとチャレンジしました。入門書として最適だったのでは...!暗黒物質とか暗黒エネルギーとか、ちゃんとした物理学上の単語であり、定義なのだということをしっかり理解しました。とてもわかりやすい。
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何故遠くの行くことができない星の成分がわかるのだろう。何故距離がわかるのだろう。
そのような素朴な疑問をひとつひとつ拾い上げて丁寧に解説してくれている。
距離は離れるほどに電磁波の波長が長くなる=赤くなる(赤方偏位)。
では、なんで元の色より赤っぽいってわかるの?
というのは、1つ前の解説である、地...続きを読むPosted by ブクログ -
宇宙背景放射の成り立ち、ダークマター、ダークエネルギーについて分かりやすく書いてくれている。
見えない、感じれないものがどうして存在すると分かるのか?どうやって「観測」しているのか。
後半、多元宇宙の話は、理解が追い付かないところが多い(ほとんど?)が、必死に理解しようとすることで、頭の体操になっ...続きを読むPosted by ブクログ -
難しいと思うよりも、宇宙の前では人間って小さいなと思います。
宇宙はとどまることなく膨張を続けている。
太陽の何倍もの惑星が存在する。
限りなく大きいと感じる太陽系も、銀河系の一部であり、銀河系も更に小さな点に過ぎない。
宇宙を形作るダークマターの存在。
宇宙の法則は美しい記号のようなもの。
正...続きを読むPosted by ブクログ -
『世界は「関係」でできている』を読んで、物理系の書籍が読みたくなって購入した。
写真がカラーなのが良いし、参考になるYouTubeのアドレスがQRコードで添付されているのも良い。この手の書籍でよくあるのだが、後半に行くにつれてだんだん内容がわからなくなってくるということが本書でもなくはないが、冒頭の...続きを読むPosted by ブクログ -
#audiobook
2011年の本。今はもっと研究が進んでいるに違いないけれど、この時点までの宇宙についてわかっていることや分からないことがよくわかる!
ダークマターやダークエネルギー、超ひも理論などがおぼろげにわかってきた。とても説明が上手で感動した。Posted by ブクログ -
宇宙の謎について。
特に専門分野の言葉が多いが、何かしらで聞いたことがあるものがほとんどで、それらの繋がりや、宇宙全体を掴む導入としては向いているのではないかと思う。
具体的には、
カミオカンデ、ニュートリノ、欧州原子核研究機構 (CERN)、素粒子、光速、太陽。E=mc²やヒッグス粒子、対称性...続きを読むPosted by ブクログ -
★分かりやすい入門編だが、もう一歩欲しい★広大な宇宙と極小の素粒子がウロボロスの蛇のようにつながっているという関係性を分かりやすく説明してくれる。物理の世界では現象を説明するための仮定が次々と生まれ、巨大な実験設備で確認されていく。ダークマターなどそれでおも分かっていないことが多いことが分かり、日本...続きを読むPosted by ブクログ
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たまに読みたくなる科学本。この本は門外漢にもわかりやすいとの評判を聞いて読んでみた。
天動説から地動説へ、空へ望遠鏡を向けたガリレオの功績、ニュートンが万有引力の法則を発見、アインシュタインの相対性理論、ブラックホール、暗黒物質(英語ではダークマター、なんだかグッとくる名前)。
…ついていけたの...続きを読むPosted by ブクログ -
51の発見はとても有名なものが多いが、発見の背景や物理学者のヒューマンドラマが魅力的で、楽しみながら一気に読めるPosted by ブクログ
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「宇宙の「いまここ」をお伝えするぜ」というオビに惹かれて買ってみた。いまここに意味は求めず、ブルーバックスらしい「いまここ」が知れてよかった。
しかしなんだこの暗黒物質というのは!
こんなワケわかんないものが存在するとは!Posted by ブクログ -
素粒子が聞いたことがあったけど、クォークなんて初めて聞いたといレベルで読み始めたが体系的に説明されているのでぼやんとだがつかむことができた。
合わせてより理解するための本として、佐藤勝彦監修の『相対性理論を楽しむ本』と『「量子論」を楽しむ本』(PHP文庫)を読みたい。Posted by ブクログ -
最新の素粒子物理学を解りやすく解説
初心者向けとして非常によく出来ている。
東大教授だし、売れるのは当たり前か・・・Posted by ブクログ -
この本の責任ではないが、後半のクォークの話がやはりどうしても難しい。一般人向けにやさしい言葉で説明できる段階には、まだない分野なのだと思う。Posted by ブクログ
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以前、半分ほどのところで挫折。今回その部分の内容が、とてもよく頭に入ってきました。著者の説明がとても上手なのがよくわかりました。ここ一世紀の研究の進歩の面白さは想像を絶します。Posted by ブクログ
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この本かなり売れているみたいですね。
読んでみたら、なるほど確かにこれは面白い。
タイトルからして、暗黒物質(ダークマター)の話かと思ったら、素粒子物理学とかの話なんですね。とてもわかりやすく書かれていて、「ああ、こう言ってくれればわかったのに!」と思う箇所がいくつもあった。
非常に読みやすく...続きを読むPosted by ブクログ