村山斉のレビュー一覧

  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

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    ブルーバックスの広告で、ビートたけしさんが推薦しているのを見つけて気になり購入

    ニュートリノや素粒子、相対性理論など、難解な物理学が中心ですが、できる限りわかりやすい表現でまとめて頂いてました(それでもやっぱりわからん)

    宇宙空間に物質が存在する理由に対称性の破れがキッカケだったこと、そこにニュートリノが絡んでいること、でもまだよくわかっていないことも多々あること、が書かれていた(と思う)

    宇宙の始まりが、極々小さな点で、そこからインフレーションが起こってビックバンが起こって、宇宙が冷えて(それでも4000兆℃やったかな)、ヒッグス粒子が固まって、素粒子が重さを持ったのもターニングポイン

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    2024年02月10日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

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    解説が丁寧でわかりやすい。が、扱っている内容が難易度高く(受け取り手の器が小さく)難しすぎた。
    なんとか1章目あたりまでは理解しつつ読めたような気がする。

    ただ著者が魅力に感じている宇宙の見た目の美しさと科学的な美しさがよく伝わった。

    もう少し私自身に知識が身についた頃、もう一度読んでみたいと思う。

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    2023年08月15日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    宇宙全体の観測可能な物質は全体の5%以下であり、残りの約96%は正体の分かっていない暗黒物質、暗黒エネルギーとなっている。この謎だらけの宇宙について、何が分かっていて分かっていないかを整理しながら丁寧に解説した本。

    暗黒物質があることは知っていましたが、銀河の回転運動から予測されたとは知りませんでした。また、量子力学の多世界解釈や多次元宇宙論などの解釈を読んで、この考え行き着く発想力の豊かさに驚かされました。

    宇宙研究に対しての知識が深まり、謎めいた宇宙に好奇心をくすぐられる良書でした。

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    2023年06月18日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

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    ビルや街灯、ネオンが煌々と輝く都心では殆ど見る事はできないが、小学生の頃に林間学校で見た夜空を覆う幾多の星は子供時代の私の心を躍らせ今でもドキドキ感をよく覚えている。流れ星がこんなに沢山あるんだという事、これだけ星があればきっと地球以外の星に生命体がいるという期待。宇宙はそもそも何で出来るかなど考えたこともなかった。今ならYouTubeなどの動画でそうした謎を解明する番組も多いが、当時は携帯電話すらもない世界、ただただ空の星に想いを浮かべるほか無かった。今でこそ様々なメディアで取り上げられるから宇宙の始まりも、今なお拡大を続ける状態などをご存知の方も多いだろう。本書はそもそもその宇宙自体が何で

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    2023年05月28日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

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    素粒子、宇宙の仕組みの研究の来歴を解説した新書

    宇宙の始まり、宇宙の果て、物質の最小単位
    ウロボロスのように循環する謎

    今まで何となく理解していた素粒子というものについて、ちょっとだけ深く知れた
    ただ、全てを理解できたわけではないので、ちゃんとした理解には程遠い

    物質には大きさのスケールがある
    自分を基準に大きくしていけば宇宙の果てになるし、小さくしていけば物質の最小構成単位になる

    宇宙の果てを知るには、宇宙が発生した残滓を観測すればいい
    宇宙の発生時は高エネルギーで物質が安定しない状態だった
    だとしたら、高エネルギーの状態を作り出せば宇宙発生当時を再現できる
    素粒子の種類や力の法則が

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    2023年05月17日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

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    宇宙を構成する原子および素粒子を中心に噛み砕いて説明されている。
    正直あまり理屈は理解しきれていないが(エネルギーが質量になる、など…)、すべての星を集めても宇宙全体の重さの0.5%、原子で4.4%、それ以外は暗黒物質、暗黒エネルギーなどの原子以外のものであるらしい。標準模型やクォーク、ヒグス粒子など、そういったものの存在を知ることができただけでも学びになった。

    この本は2010年のものなので、13年経った今の最新宇宙事情が気になる。

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    2023年03月18日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

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    とても整理されるものであった。
    素粒子、特にニュートリノ、ヒッグス粒子についての特性を発見までの歴史や宇宙の歴史と併せて書いてくださっており、とても頭に入ってきやすいです。
    対称性の崩れと力と重さの関係、素粒子が重さを持つという意味や光の速さの意味、スピンの意味、素粒子発見の流れやニュートリノが変化する実験について、なぜ重さを持つのか、凍るヒッグス粒子など興味は尽きないですね。

    雑感ですが、物理の本は他のジャンルの本と比べて、本によって当然フォーカスしてるトピックは違っても、内容のブレや筆者の我が極めて少ないので読みやすいですね。

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    2023年02月18日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    私のブルーバックス積読シリーズの一つ。
    最近「量子力学の多世界解釈」を読んだが、非常に関連している本。この本は量子力学こそ出てこないものの、宇宙理論の最新を追うと、やはり解釈問題が出てきて、多次元宇宙となってくる。それすなわち量子力学の世界であり、さらに理解が深まった。

    この本は一般向けにも読みやすく、「ブラックホールとは何か?」「暗黒物質とは?」といった視点から広げられる。
    どうしても「最新は分かっていない」という結論も多いが、最新宇宙研究を追ってみたくなる興味深い本だ。

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    2023年01月10日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

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    ヒッグス粒子やニュートリノ、よくわからない話が多かったけど、門外漢にも興味を持たせてくれる、ワクワクする1冊でした。研究者の方はこういう純粋な情熱をもって研究してるんだろうなー。

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    2022年12月29日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

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    今までSFを漁りながらも、ド文系で最低限知識もないまま読んでいたのですが、少しでもわかった方がよいのではないかとチャレンジしました。入門書として最適だったのでは...!暗黒物質とか暗黒エネルギーとか、ちゃんとした物理学上の単語であり、定義なのだということをしっかり理解しました。とてもわかりやすい。
    また少し経つと、クォークってなんだっけ?ってなる気がするので読み返したいと思います笑

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    2022年07月29日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    何故遠くの行くことができない星の成分がわかるのだろう。何故距離がわかるのだろう。
    そのような素朴な疑問をひとつひとつ拾い上げて丁寧に解説してくれている。
    距離は離れるほどに電磁波の波長が長くなる=赤くなる(赤方偏位)。
    では、なんで元の色より赤っぽいってわかるの?
    というのは、1つ前の解説である、地球に届く光からどの元素が吸収されたかでその星を構成している元素が判明している=元素の炎色反応の色は正確にわかっているからそれとどれだけ違うかでわかる、と玄人には先の解説とつながって言わなくてもわかるだろう部分を、きちんとひとつ間を置いて質問を挟んで繰り返して解説してくれるから素人にもわかりやすい。

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    2022年04月20日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    宇宙背景放射の成り立ち、ダークマター、ダークエネルギーについて分かりやすく書いてくれている。
    見えない、感じれないものがどうして存在すると分かるのか?どうやって「観測」しているのか。

    後半、多元宇宙の話は、理解が追い付かないところが多い(ほとんど?)が、必死に理解しようとすることで、頭の体操になった。でも分からん。

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    2022年04月02日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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     宇宙はなぜ膨張しているのだろう。膨張し続けるエネルギーはどこから生まれるのだろう。凄いことをわかりやすく教えてくれる。

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    2022年03月03日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

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    難しいと思うよりも、宇宙の前では人間って小さいなと思います。

    宇宙はとどまることなく膨張を続けている。
    太陽の何倍もの惑星が存在する。
    限りなく大きいと感じる太陽系も、銀河系の一部であり、銀河系も更に小さな点に過ぎない。
    宇宙を形作るダークマターの存在。
    宇宙の法則は美しい記号のようなもの。

    正直、難しいことは分かりませんが、アインシュタインやガリレオ、ホーキング博士といった巨人の肩にのることで宇宙の謎が少しずつ解き明かされてきた。
    星空にひとが魅了されるのは、美しさもあるかもしれませんが、その先の何かに想いを馳せるからでしょうか。

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    2022年02月28日
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して

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    『世界は「関係」でできている』を読んで、物理系の書籍が読みたくなって購入した。
    写真がカラーなのが良いし、参考になるYouTubeのアドレスがQRコードで添付されているのも良い。この手の書籍でよくあるのだが、後半に行くにつれてだんだん内容がわからなくなってくるということが本書でもなくはないが、冒頭の写真などだけでも十分にワクワクできる。
    内容がわからないと言いながらも、著者の説明は例えなども交えてイメージがしやすいものになっている。対称性の破れの説明にまさか洗濯物の干し方が出てくるとは思わない。こういう身近な例で説明できるというのは著者本人が普段からよく考えているということだろう。
    あとがきに

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    2022年01月30日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    #audiobook
    2011年の本。今はもっと研究が進んでいるに違いないけれど、この時点までの宇宙についてわかっていることや分からないことがよくわかる!
    ダークマターやダークエネルギー、超ひも理論などがおぼろげにわかってきた。とても説明が上手で感動した。

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    2021年05月19日
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

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    宇宙の謎について。

    特に専門分野の言葉が多いが、何かしらで聞いたことがあるものがほとんどで、それらの繋がりや、宇宙全体を掴む導入としては向いているのではないかと思う。

    具体的には、
    カミオカンデ、ニュートリノ、欧州原子核研究機構 (CERN)、素粒子、光速、太陽。E=mc²やヒッグス粒子、対称性、
    反物質→物質への変化
    ニュートリノを生み出したインフレーション。
    などについて語られている。詳しいことは判らないが、聞いているだけでも楽しい。

    2012の本なので、ぜひ最新版があれば読んでみたい。 

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    2021年04月12日
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

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    ★分かりやすい入門編だが、もう一歩欲しい★広大な宇宙と極小の素粒子がウロボロスの蛇のようにつながっているという関係性を分かりやすく説明してくれる。物理の世界では現象を説明するための仮定が次々と生まれ、巨大な実験設備で確認されていく。ダークマターなどそれでおも分かっていないことが多いことが分かり、日本人のノーベル物理学賞受賞者の貢献も何となくイメージがわくように記してくれる。物理のワクワクを伝えるための本で、ケタの違いを比喩で表したりと確かになんとなく伝わってくるのだが、こちらの能力不足で細かい点は全く頭に入ってこない。それはいかんともしがたいのか。

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    2020年08月02日
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ

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    51の発見はとても有名なものが多いが、発見の背景や物理学者のヒューマンドラマが魅力的で、楽しみながら一気に読める

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    2019年10月22日
  • 宇宙は本当にひとつなのか

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    「宇宙の「いまここ」をお伝えするぜ」というオビに惹かれて買ってみた。いまここに意味は求めず、ブルーバックスらしい「いまここ」が知れてよかった。

    しかしなんだこの暗黒物質というのは!
    こんなワケわかんないものが存在するとは!

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    2019年05月04日