村山斉のレビュー一覧

  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか(集英社インターナショナル)
    分かりやすく面白く、鳥肌が立つほどのロマンを感じた。
    難しいことを噛み砕いて何度も説明してくれる優しさが嬉しいと同時に、筆者の頭の良さが分かる。

    世界は何故こんなに上手くできているのか、ということに興味があり、世界の整然とした秩序はもはや神でしか解決できない....と思い哲学をウロウロしていたが、...続きを読む
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
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    村山 斉
    (むらやま・ひとし)
    1964年東京生まれ。東京大学国際高等研究所数物連携宇宙研究機構(IPMU)の 初代機構長、特任教授。米国カリフォルニア大学バークレー校物理教室教授。 1991年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東北大学大学院理学研究科物理学科...続きを読む
  • 宇宙は本当にひとつなのか
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    村山 斉
    (むらやま・ひとし)
    1964年東京生まれ。東京大学国際高等研究所数物連携宇宙研究機構(IPMU)の 初代機構長、特任教授。米国カリフォルニア大学バークレー校物理教室教授。 1991年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東北大学大学院理学研究科物理学科助...続きを読む
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    標準理論の大前提を覆すニュートリノの質量発見の話が面白かった。物理出身でもこの領域は全然よく分かってなかったが、ストーリー立てて理解することができた。数式なく、お話。
    ヒッグス粒子はかおなし…
    もちろん厳密性を犠牲にしているのかもしれないが、この本を手に取る読者層向けに厳密な説明をしても仕方ないので...続きを読む
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して
    村山先生の本も見かけると買ってしまっている気がします(天文の先生には、指名買いする方が多いです)。村山さんって、難しいことをわかりやすく、かつ楽しそうに話すのが好きなんです。この本も宇宙の法則を一つの綺麗な数式で表現したいという想いが物理学の原動力だということを楽しそうに説明していきます。とはいえ、...続きを読む
  • 宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して
    標準理論の最先端研究者が、暗黒エネルギーの発見に打ちひしがれず立ち向かう姿勢に勇気をもらう。
    村山先生の、高みから腰を下ろしてこちらに目線を真っ直ぐ合わせるような、自分の言葉を用いて平易に語る説明は健在。
    真にリスペクトするに値する科学者の一人。
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか

    ヒッグス粒子の説明が解りやすい

    ビートたけしさんお薦めの一冊。宇宙の始まりを解説した本はこのブルーバックスにも多くでてますが、村山先生はヒッグス粒子を初めとする素粒子と紐理論などを分かりやすく教えてくれます。
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    オーディオブックで。
    物質は反物質とペアで生まれ、触れ合うと消滅してエネルギーを生む。初めて知る事だけど、夢があって映画などのエンタメにモチーフとして使われる理由がよくわかる。

    物理が面白くなる本。
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか(集英社インターナショナル)
    めっちゃめちゃ面白かった。読みやすいしここから他のいろんなことへの興味が湧いてくるのでとってもおすすめ
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか(集英社インターナショナル)
    宇宙のことを知りたいなーと思い、宇宙論の入門書を何冊か読みました。

    結果、この本が1番わかりやすかったです。


    わかりやすい理由としては、


    ・専門用語を極力使わず、わかりやすい言葉で書かれている
    ・文章が簡潔に書かれていて、スラスラ読める


    理系の本は、全然頭に入ってこないことが多かったの...続きを読む
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか(集英社インターナショナル)
    齋藤先生の「文系のため理系読書」で紹介されていた本

    恐らく大半の人がそうであるように、子供の頃、宇宙の図鑑を飽きるほど何度も何度も見て楽しんだ
    幼いながらも土星や木星の美しさや神秘さに夢中になったものだ
    いつの間にか、日常に忙殺され、月を眺め「あら、綺麗な満月」
    こんな程度しか宇宙を感じなくなって...続きを読む
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    宇宙のこと、素粒子のこと、無知だった私でも読めた。
    面白くて最後まで一気読みした。

    ニュートリノ、クォーク、湯川秀樹、カミオカンデ、超ひも理論、ヒッグス粒子
    この本を読まなかったら人に説明できなかった。
  • 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか(集英社インターナショナル)
    銀河系の直径10万光年で星2000億個。宇宙にはそんな銀河が1000億個存在。地球年齢46億年、宇宙年齢137億年。宇宙の直径274億光年でなお膨張中。しかもマルチバースの可能性。 そんなマクロの世界が素粒子などミクロの研究と一体だという事も大変興味深かった。 エネルギー、質量もポイント。 難しい話...続きを読む
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎
    絶妙な説明で読み手を惹き付けます。宇宙について少しばかりわかった気になりその上、非常に探究心を刺激されます
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    大栗先生の『強い力と弱い力』のすぐ後に読んだのがよかったです。宇宙の誕生からインフレーション、ビッグバン、自発的対称性の破れ、ヒッグス場の相転移、素粒子に質量が生じる、という流れがよく分かりました。
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎
    宇宙のほとんどは暗黒エネルギーで満ちていて、次が暗黒物質。我々のしっている普通の原子とかの物質はすごーくすくない。星の暗黒物質が作ってるのだ! 暗黒すげー!
  • 宇宙は本当にひとつなのか
    夢とロマンの世界
    宇宙を組織する物質の24%ぐらいがダークマター(暗黒物質)だといわれていて、残りのうち72%がダークエネルギーだとされています。ここでいうダークは、「暗い」ではなく「分からない」という意味です。分かっているの物質は全体の4%程度で、その4%でありとあらゆる星ができている。わたしたち...続きを読む
  • 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎
    宇宙・素粒子物理学の最先端についてよくわかります。ダークマターは知っていたけど、更に「暗黒エネルギー」という考え方(?)があるとは知らなかった。ただ、本当の初心者には用語が難しいかも。。。
  • 宇宙になぜ我々が存在するのか
    一言、わかりやすい!
    高校生が宇宙物理学を学んでいくという視点の描き方が面白い。それが奏功し小説の様にも ルポの様にも読めるため、この分野が苦手の人でも取っ付きやすいだろう。
    それだけではなく、宇宙物理学を牽引している学者たちからの解説もしっかりあり、詳細な部分は保たれている。

    入門書としても、こ...続きを読む
  • 村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?
    村山先生が素晴らしいのはわかっていましたが、この本は、聴き手の高橋さんも素晴らしいです。

    高橋さんは、質問の内容・レベルが的確なだけでなく、ときおり語る、学問的な知識の背景も、読者を的確に想定したものなっていると思います。
    それに加えて、村山先生の回答・語りが絶妙なので、扱っている内容はかなり...続きを読む