木元哉多のレビュー一覧

  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

    Posted by ブクログ

    短編でのフェアな本格ミステリなのでヒントが分かりやすいところはあるが、それでも真相にたどり着くのは難しめ。4話とも展開が同じなのはややマンネリ化する。
    これがメフィスト賞というのはどうなんだろう?

    0
    2025年02月04日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめさんのと城平京さんのが良かった!
    辻堂さんのは、自分が結構主人公と似た境遇を体験しているので、すごく面白かったというか。
    城平京さんのは、「虚構推理」のアニメが好きだったので、楽しく読めました。

    0
    2024年08月26日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『この世界には間違いが7つある』がとで面白かったです。
    最後のどんでん返し、これは誰でも「あ〜!」ってなります‼︎

    この評価は、この本を自分なりに総合的に見た評価です。

    0
    2024年05月30日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    【2024年90冊目】
    帰国子女の心細いフライトの旅、取り壊している下宿から見つかった御札と交錯する人々の思い、運命か作為か二人の男女、浮気と妊娠妻、消えたタイムカプセル、マスターと正しい世界。非日常アンソロジー!

    「物語の力を信じる作家たち」6人による謎をテーマにしたアンソロジー。それぞれの作家さんの個性が出ているような気がして、楽しめるお得な一冊でした。平均年齢もすごく若い気がする。しかし、小説読んでて急にサイゼリヤに来たみたいな気分になったのは初めてでした。斬新〜。

    表紙もセンスがあって良いですね◎

    0
    2024年04月19日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    コロナ前の日常と比べると、今は非日常。でも、非日常の毎日は日常になりつつある。そんな非日常の日常のなか、この6つの物語を読む。視点を変えると見える何かがある。一筋縄ではいかない作家たちの短編がまとめて読めて面白い。

    0
    2023年09月01日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    色々な作家さんの短編集なので好きなものとそうで無いものと分かれてしまったけど、凪良ゆうさんの作品はすみれ荘ファミリアのスピンオフになっているようで、読んだのもだいぶ前だし文庫本になって内容が変わっている部分もあると聞いたので、改めて読み直したいなぁと思った。

    0
    2023年07月14日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎

    Posted by ブクログ

    VS閻魔大王の娘、第五作。 マンネリ化しやすい短編中心の当シリーズにて本作の第三編は新しめの試み。 基本的に短編は齟齬なく明るく終わってくれれば満足。

    0
    2023年06月04日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット

    Posted by ブクログ

    閻魔堂沙羅の推理奇譚第三弾。 今回のテーマはワイダニット! 何をしても容姿で損をする天性のブス、余命一年のおじいさんとその孫、天涯孤独で死のうと思ってる浪人生、殺される覚えも由縁もなさそうな方々、何故殺された?

     良かった良かった特に表題作。 犯人確定済の純ワイダニット。 こういう終わり方の作品も偶には必要だよね、私も昔は自分を特別な存在と思いたかったものよ。

    0
    2023年06月04日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    読みやすいちょっとしたミステリアスな短編集。どれも面白かったけど、ついさっき読んだ本の登場人物がこちらの短編にも出ていて、そういうのが好きなので凪良さんのお話よかったな。芦沢さんのも設定が面白かった。

    0
    2023年02月18日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    辻堂ゆめ・凪良ゆう・城平京・木元哉多・阿津川辰海・芦沢 央、六人の作家陣が『非日常』をテーマに描いた短編集。

    お気に入りは辻堂さんの「十四時間の空の旅」
    15歳で、一人ビジネスクラスの空の旅を経験するエリカの緊張が伝わって来る。
    驚きの仕掛けと共に読後は心が温まる。

    一番期待していた凪良さんの「表面張力」は『すみれ荘ファミリア』のスピンオフ作品。
    時々ドキッとする言葉に出逢う。
    短編ながら凪良さんの感性は健在。
    人はいくつもの顔を持つと再認識させられる。

    初読みの木元さんの「どっち?」はイヤミス感満載で女の怖さを感じた。

    0
    2023年02月16日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    芦沢央さんや凪良ゆうさんは
    好きだから
    やっぱり読みやすいし、
    面白い!
    「非日常」って感じでもなく、
    アンソロジーとしてのまとまりはあまり感じない。

    0
    2022年09月28日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『非日常の謎』をテーマにしたアンソロジー。
    凪良さん目当てで読んでみました。で、あ、知ってるお話だった。という感じ。
    でも他の作家さんの作品にもふれることができて良かった。
    好きだったのは「これは運命ではない」シリーズの中の一つなので、物足りなかったが、他の作品が読みたくなった。
    「この世界には間違いが七つある」はユニークな発想だった。間違い探しの中のくまちゃんの独白。

    「この世界には間違いが七つある」芦沢 央
    「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海
    「どっち?」木元哉多
    「これは運命ではない」城平 京
    「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ
    「表面張力」凪良ゆう

    0
    2022年05月30日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    著者の半分は初めましての方たちで、
    他のお話も読んでみたくなりました。
    特に凪良ゆうさんのお話が一番好きです。

    0
    2022年04月26日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021/9/16
    いままでずっとよみがえったらうまくいく人ばっかりだったので驚いた。
    なかなかに後味悪くて慄いた。
    このシリーズの私の楽しみは生き返った後どうなるかなんだなと思った。
    謎解き苦手なのでね。

    0
    2021年09月17日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    凪良ゆうさんの短編を読みたくて手に取った本。
    日常の中にひっそりと潜む謎の世界を6人の作家が綴る短編集。
    どれもちょっと怖いお話ばかり。

    それぞれ面白いけれど、やはり凪良さんの短編が好き。
    表面上は何の変哲もない平和な日常。
    登場する人物はごく普通の人たち。
    下宿の管理人と、作家の弟。
    かつてその下宿に住んでいた女性。
    お寺の長男と よくできた嫁。
    そして、お寺の次男は幼稚園の園長。

    下宿を取り壊す過程で発見された謎のお札が軸になって話が進む。
    お札の発見以外、特に何かが起こるわけではない。
    ところが、それぞれの人物の独白を読み進めるうちに、
    そこはかとなく怖いものが迫って来る。

    最後の

    0
    2021年07月24日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    非日常をテーマにしたアンソロジー。

    『十四時間の空の旅』は飛行機が舞台。
    主人公は、小学五年生で親の都合によりアメリカに渡り、また高校一年の途中で日本に戻る…。
    これは思春期の子供には辛いことだろう。
    私が通った学校にも帰国子女と呼ばれる子はいて、仲の良かったギャルは英語が得意だった記憶がある。
    でも、みんな小学生で日本に戻ってきてから受験しているから、英語を褒めても「使わなきゃ忘れる」と、ちょっとうんざりした顔をしていたような。
    本作の主人公は、中途半端な語学力、日本式の発音で辛い思いをした。
    アメリカではガイジン、日本では垢抜けて英語が得意なことを期待され、しかし仲良しグループはすでにで

    0
    2021年07月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    辻堂先生と芦沢先生の短編が特に心に響きました。
    「十四時間の〜」は、空港の雰囲気や聴こえる(それこそ非日常の代名詞のような)アナウンスを感じられる緻密な描き方がとても好み。父親への微妙な心境や、スマートではないけど愛あふれる展開が心温まります。
    芦沢先生のは、奇作?なんだけれども、みていると責められそうなゾクリとした発想がとても面白い。

    0
    2021年06月25日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 金曜日の神隠し

    Posted by ブクログ

    初の長編ストーリー。
    いやミスに入るであろう、重いストーリーだった。
    初期から辛い内容なので読み進めていくことが大変だったが、一応キレイに終わったので良かった。
    人殺しの家族の苦悩に関する小説は他にもあるが、逃げ続けたことで数十年経った後にも苦労する主人公の話だった。

    自尊心が高いことも重要だが、それを周りに求めることで周りの人たちが苦痛に感じることを改めて思った。
    全体的に内容の重さとその後の周りの苦労の大きさを想像すると、スッキリするものではないためハッピーエンドが好きな者としては評価は高くない。

    0
    2021年05月30日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット

    Posted by ブクログ

    短編が3つ。
    一話目は、ブサイクな女性が全てを顔のせいにして何もかも諦めている話。ストーリーとしては重めだが、主人公が前向きになっていく様子は気持ちよかった。言い訳ばかりすることに対して、考えさせられた。
    二話目は、小学生がメインの主役になる話。こんな素直で優秀な人間になりたかったと思ってしまった。
    三話目は、恵まれない生活をしていた浪人生の話。
    環境には恵まれなかったが、ひねくれることなく育っていることが良かった。

    「いろいろチャレンジしてみてください。たとえ、失敗しても、その経験によって自分の思わぬ一面に気づけたり、引き出しが増えたりする。
    成功率が1パーセントしかないなら、百回やればい

    0
    2021年05月20日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室

    Posted by ブクログ

    短編が3つ。
    2本目は結果が個人的に好みではなかった。他のストーリーは死んで生き返ることで過去の行いを振り返り反省していく場面があり、そこが良かったが、このストーリーはそれが無かった。確かに悪人ではあったが、仕打ちとしてはそこまでする必要があったとは思えなかった。嘘をついたことが原因かなと一瞬考えたが、そこに関する描写もなく裁かれたので関係なさそうだった。

    基本的には面白かった。謎解きもふわっと予想できるものがあるが、細かい部分まで詰めることができるほどは浅くないため楽しんで読める。
    それにこれを読むことで、生まれ変わった気持ちで生きていくことの重要性を考えさせられる。実際に死んで、そのこと

    0
    2021年05月16日