木元哉多のレビュー一覧

  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • 遺産相続を放棄します

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    何故夫は遺産相続を放棄したのか、が1番の謎なミステリ。遺産相続の場でどんどん親族が殺されてくベタな展開なのだけれど、細かいギミックが面白い。

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    2025年09月20日
  • 月刊ビッグガンガン 2021 Vol.01

    購入済み

    イロモノも好き

    「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」初の表紙&巻頭カラー。
    初表紙だったのか・・・。。。
    これが表紙にずっとなれないぐらい雑誌の壁を感じます。

    奇想天外な設定と音楽に人生をかける主人公が最高に
    ロックな人生をしている作品です。


    こういうイロモノ作品もあるから雑誌として映えるのはあるんだと思います。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2025年08月01日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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    ネタバレ

    好きーーーー(大声)

    表紙に出ている沙羅ちゃんのキャラすっごーーーく好き。
    ストーリーを繋ぐ重要なキャラとしての位置が絶妙。1話1話できっちり世界観とかバッチリ説明してくれるキャラ設定。あと可愛い。

    死んだ人間が心残りを解決する。という設定もおもしろ。1話1話いろんな話があって読みやすい。

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    2025年05月30日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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    自分の死因を今持ってる情報だけから推理する。
    制限時間はわずかに【10分間】
    見事正解すれば生き返り、不正解なら地獄行き。
    閻魔大王の娘・沙羅と織りなす、霊界推理ゲーム。

    テンポよく進む話と、1話完結型の作品のため
    時間がない時でもさくっと1話ずつ読み進めることができる。

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    2024年09月14日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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    とても良かった!
    けど、なんでこんなにも面白かったのかがわからない

    例えば『第2話 浜本尚太21歳 会社員 死因・凍死』
    このお話なんて、読んでい犯人特定方法も推理できたし、キャラクター造形からストーリー展開、こんな感じでお話が終わるんだろうなーというところまで含めて想像の内だったんですよ
    なのに、めっちゃくちゃ面白かったんです!

    もちろん全てのお話に対して「想像の内で~」とは言わないですけど、いやそれにしてもどこから来るんだろうこの面白さはと……

    これが著者紹介に書かれている「新人離れした筆運びと巧みなストーリーテリング」って事なんでしょうかね
    でもその言葉のもう一歩先の面白さの理由を

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    2024年01月03日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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    自分は誰に何故殺されたのか? 生還か地獄行きか。閻魔の娘を前にした推理ゲーム。
    謎の真相自体はわかりやすい。謎が解けることにより、見えていなかった人間関係や感情が明らかになることによるカタルシスこそ肝なのだろう。
    登場人物が織り成す物語が素敵。

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    2023年06月26日
  • 遺産相続を放棄します

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    めっちゃ良かった。
    倒叙でありながら何かが仕掛けられてる事件の裏と旧態依然とした家族の物語。
    終盤の逆転はさすが。

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    2023年05月29日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
    凪良ゆう「表面張力」
    城平京「これは運命ではない」
    木元哉多「どっち?」
    阿津川辰海「成人式とタイムカプセル」
    芦沢央「この世界には間違いが七つある」

    ひとつめ:怖い話になるかと思ってたら、意外とハートフル。
    でも、思春期の娘の父親への憎悪や、
    あの時期の転校とか、そう簡単には癒やされないのでは?と思う。
    でも、家族愛が伝わったのは良かったよね。

    ふたつめ:さすが!面白く読めました。
    スピンオフなら先に本編読みたかったなぁ。
    誰が一番怖いかって話だけど、さりげなく病んでる人がいて
    大丈夫かな?と思う。一番心配な人はお祓いされたら大丈夫かな?

    みっつめ:虚構推

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    2023年01月27日
  • 遺産相続を放棄します

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    ネタバレ

    室町時代から続く名家・榊原家。当主が亡くなり、古くからのならわしで孫の俊彦が多額の遺産を受け継ぐ筈だった。
    幼少期からお金に苦労してきた景子は、ボンボンの俊彦との玉の輿結婚を夢見てやっと結婚に漕ぎつけたのに、蓋を開ければ俊彦は生活能力は皆無、おまけに遺産放棄をすると言い出した。何とか遺産を貰おうと説得するが、ガンとして譲らなくて…

    遺産を巡って熾烈な戦いを繰り広げる俊彦以外の面々。そして、殺人を犯してしまう景子に更に、犯人Xは景子が殺した俊彦の姉・史穂の遺体を隠し、それを黙っている代わりに追加の殺人を依頼。二転三転するストーリーがジェットコースターの様で一気読みでした。

    主役だと思っていた

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    2022年11月03日
  • 遺産相続を放棄します

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    ネタバレ

    少し前の時代のミステリなら3章で終わってたかも。4章があることでもう一捻りしてすっきりできるのは、そういえば、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』シリーズでもそうだったと思い出した。予想外の展開に翻弄される景子の運のなさには同情し(マーフィーの法則みたい)一緒にハラハラするけれど、傍で見ているぶんには、そこが面白いところ。七星重工や榊原家で心理的安全性が確保されていれば、凋落することなく、悲劇が起きない未来もあったかもしれない。俊彦みたいな鈍感天然キャラは、案外どんなところでもうまくやっていける。朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』の甘露寺を連想した。大家族での遺産相続にまつわる殺人事件といえば、横溝正史

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    2022年10月16日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット

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    亡くなって閻魔大王の娘沙羅に会い、自分が殺された理由を推理する。殺された側、殺した側それぞれに理由がある。身勝手な理由に見えても犯人側にすれば切実なことも。顔の美醜で損得が決まるのも確かだけどまずは自分が自分を大切にしないと。罪の無い子供にまで親の事情や罪を背負わせて、それで妻を救っても妻は嬉しいのか?生まれながらの犯罪者てこんな感じ?各章の主人公に最後に沙羅がかける言葉が深い。

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    2022年01月11日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 点と線の推理ゲーム

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     気持ちよく本にのめり込みたくて読みはじめました。
     閻魔堂沙羅ちゃんのシリーズ第4段。
     今回も魅力的な登場人物でとても楽しく読めました。段々と読んでる間に犯人の手がかりを掴もうとちょっとした動作や違和感に反応している自分がいることに気づきました。でもそうすると、みんながみんな怪しく見えてしまい、結局最後まで真相はわからないのですが。
     また、今回は沙羅ちゃんの私生活を描いた短編も収録されていました。近寄り難い雰囲気の沙羅ちゃんですが、人間臭さが垣間見えておもしろかったです。
     このシリーズを読むと私頑張ってるかな、全然頑張ってないんじゃないかな、と自問してしまうのですが、日々を楽しく、無理

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    2021年11月05日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    6人の作家による6話の短編集。気に入った作品は作者の他の作品も読んでみたい。特に辻堂ゆめと阿津川辰海は気になる。

    辻堂ゆめ「十四時間の空の旅」
     小5から高2まで父おやの転勤で4年のアメリカ生活から誕生日にビジネスクラスで帰国する。
    思春期を馴染めない外国で過ごす事になった恨みから父を毛嫌いする娘。
    我が家もこんな感じかも。この話はとても好き。

    凪良ゆう「表面張力」
     アパートの取り壊しで見つかった壁一面のお札の謎。
    怨念か?

    城平京「これは運命ではない」
    恋愛物の定番の様な出会いを何度も繰り返す謎
    先輩の謎解きがすごい。

    木元哉多「どっち?」
    妻の友人との不倫を解消しようとするが。

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    2021年05月14日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人

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    ネタバレ

     昨年9月に刊行されていた、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』シリーズの第7作である。第6作に続き長編だが、第6作に続き重そうな設定だなあ…。心の中で木元さんに刊行の見落としを詫びつつ、覚悟して読み始める。

     前作の主人公は実の母が殺人犯という設定だったが、今回の主人公はヤクザ崩れで酒浸りの中年男。幼い頃から暴れ放題で、家族からも疎まれ、暴力団に入ったものの破門された。本人に同情の余地がないため、ある意味読みやすそうに思える。

     ところが、こんな男にも妻子がいて、妻は末期癌で余命はわずか。残された兄妹はどうするのか。この男に養う能力がないことは、学校や児相も把握している。男がどうなろうと知ったこっち

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    2021年05月12日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット

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     気分転換に集中してのめり込める本を読みたくて読み始めました。読み始めると先が気になって目が走って夢中で読んでしまいました。
     閻魔堂沙羅ちゃんシリーズの第三弾。
     私も主人公と同じだけのヒントをもらえているのに、全然推理が導き出せず、毎回オチに驚きます。そして、なるほどーと納得します。
     あと、今回も沙羅ちゃんの言葉が自分にも刺さります。一度きりの人生、大事にしないとなという気持ちにさせられます。
     人の気持ちに歩み寄らないといけない、それが当然だ。と、そういう風に考えていたのですが、その思いは大切だけど、歩み寄らない人もいる。確かにその通りだと思いました。あるべき姿は歩み寄ることが正解かも

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    2021年04月13日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室

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     閻魔堂シリーズの第2段。閻魔大王の代わりに死者を裁く娘の沙羅ちゃん。裁かれる死者は色々な年齢、職業、性格な人達ばかり。でもどの人も好きになれるのですが、今回どうしても好きなれない人が登場しました。そんな人はどんな結末になるのかなと思っていたら、なるほど、これは怖い。
     基本的にハッピーエンドが好きな私にとって、この作品はとても好きです。読み終わった後のスッキリ感が好きです。作中は散々ヤキモキさせられますが。。。

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    2021年04月12日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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     大好きな書評サイトの管理人さんが読んでいるのを見てこの作品を知りました。まさか閻魔様の娘さんの話だとは思わず、さらにこの自分で推理するシステムが斬新です。面白かったです。
     この小説は読んでいてとにかくワクワクしますし、続きがきになります。でもそれだけじゃなく、登場人物へ感情移入して涙も流しました。これは、面白いです。この後一気に大人買いをして読んでいきたいと思います。
     とにかく面白かった。読み終わった後の満足感がすごい1冊でした。

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    2021年04月12日
  • 月刊ビッグガンガン 2021 Vol.01

    M

    購入済み

    薬屋のひとりごと

    課金した甲斐がありました!
    感動で泣いちゃった、、、一途さが尊いですね

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    2021年02月25日
  • 閻魔堂沙羅の推理奇譚

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    NHKのドラマを観て、本を購入しました。閻魔大王の娘だけあって、冷酷な一面もあるのでしょうが、生き返りをかけた推理ゲームをして、現生に帰ってきたときに、ちょっとした仕掛けの部分が、何となく温かさを感じました。また、生き返った人が、前向きに生きていく姿を応援したくなりました。続編も読んでみようと思います。

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    2021年01月02日