守屋淳のレビュー一覧
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●中国古代の思想の多くは、「現実の問題や悩みへの対処」を考え抜いたものである。
●「仁」は孔子の思想の核になる徳。仁により、国境や世代を超えて「愛を広める」ことを説く。
●子や孫、部下や後輩を一人前にするには手がかかるが、彼らをすこやかに育むことが世代を超えて愛を広めること。
●「恕」は、自分がしてほしくないことは他人にもしない、という徳目。仁へのステップと言われる。恕=自分基準の徳目。仁=相手基準の徳目。
●「義」は「みんなのために」という意識。
●知・仁・勇は組織を率いるには欠かせない徳。知は紹鴎の収集と分析、仁は方向性、勇は実行力を意味する。
●「西欧型の知」は、自分の意見を他人とたたか -
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本多静六先生の本に、ちらっと明治の実業家の渋沢栄一氏がでていたので、ちょうどてごろの本だと思って買ってきた。
農家の出から始まって、一橋家に仕え、いやいや幕臣になってしまい、そののち大蔵省の役人をとびだして実業家になったという、波瀾万丈というか、いいかげんな人生を淡々と話している。
能力もあったのだろうが、よく、出世したものだとおもう。どういう能力が優れていたのか、リスクをとってどんどん先にいくという点ぐらいしか、能力として光る部分がない。
しかし、今の日本社会にはそれがいちばんかけているのかもしれない。
おもしろかったのは、明治の偉人への評価
(1)伊藤公は、何事においても -
Posted by ブクログ
本多静六先生の本に、ちらっと明治の実業家の渋沢栄一氏がでていたので、ちょうどてごろの本だと思って買ってきた。
農家の出から始まって、一橋家に仕え、いやいや幕臣になってしまい、そののち大蔵省の役人をとびだして実業家になったという、波瀾万丈というか、いいかげんな人生を淡々と話している。
能力もあったのだろうが、よく、出世したものだとおもう。どういう能力が優れていたのか、リスクをとってどんどん先にいくという点ぐらいしか、能力として光る部分がない。
しかし、今の日本社会にはそれがいちばんかけているのかもしれない。
おもしろかったのは、明治の偉人への評価
(1)伊藤公は、何事においても