守屋淳のレビュー一覧

  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    ・本当に人を評論しようと思うならば、その富や地位、名誉のもととなった「成功か失敗か」という結果を二の次にし、よくその人が社会のために尽くそうとした精神と効果によって、行われるべきなのだ。

    0
    2025年11月24日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    まず読みながら感じたのは、昔も[今の若者は良くない]といった年齢を重ねた後、自分の体験談と比較をし、若者を蔑む発言があったのだなと感じた。人間の性質上、昔の経験談が美化され、なぜか対等でない今の時代と比較をして、優越感に浸りたいのだろう。私はまだそういった年齢ではないので自分を律し続け若者を蔑む発言はしないよう心がけたい。
    完読後は、以下が自分の中で印象に残った。
    •人は親や目上の人を敬わなくてはならないということ。
    •逆境という言葉があるが、自分で作った逆境もあれば、自分以外からの逆境もある。自分で作った場合はそれを作ってしまった原因があるということ。自分以外の逆境はそうなってしまったからに

    0
    2025年10月12日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    渋沢栄一の思考はほぼ全て論語から影響を受けたものだということに驚いた。論語の偉大さが分かる一冊でもある。また、そのストイックさ故に、ピータードラッカーのような印象を受けた。

    0
    2025年08月19日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    最後の小伝が一番面白かった。
    渋沢栄一の変化をして新しい物事を取り込む力がすごい。特に尊皇攘夷からフランス留学まで振れ幅があるとは。メタ志向ができる源なんだと思う。

    0
    2025年07月19日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    道徳(論語)と経済(算盤)との両立による発展を啓蒙する名著。
    現代語訳も平易で読みやすかったです。
    福沢諭吉もそうですが、幕末から明治という激動の時代を生き延びた偉人たちからは、気概の強さと志の大きさを感じます。
    昭和や平成に書かれた本か?と思うぐらい現代でも通用する部分が多く、道徳や中庸の大切さは今でも変わらないと思います。
    渋沢栄一は、「婦人関係以外は、一生を顧みて俯仰天地に恥じない」と自ら語るほどの好色の士(68歳で子供を作った)ではありますが、日本の発展と近代化に大きな力を尽くした功績は忘れるべきではないと思います。

    0
    2025年07月17日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    いつものことながら、「世に出る人は違うわぁ~」と思いながら読みました。

    こう書いてしまうとおおよその年齢がわかってしまうかもしれませんが、学校教育において、渋沢栄一を歴史上の重要人物としては習わなかった気がします。
    NHKの大河ドラマで取り上げられたり、一万円札の肖像に採用されたり、近年の渋沢栄一さんの活躍には目を見張るものがあります。
    ということで、前々から気になっていた本書を読み始めてみました。

    「論語と算盤」という本を渋沢栄一本人が著したわけではなく、渋沢栄一の講演をまとめたものです。
    10章に分かれていますが、全体を通して、彼の人生論や経営哲学を学ぶことができる本となっていました。

    0
    2025年07月16日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    記憶の片隅に置いていた積読に本屋でたまたま再開して読んだ。

    "徳"や"義"が先にあり、"利"はその後に来る。
    "徳"は時代とともに進化するが、"義"は変わらない。

    岩崎家や三井家、住友家は、いわゆる財閥を築いたのに対して、渋沢財閥はない。
    ココに、渋澤栄一の"徳"と信念の強さを感じる。

    今さらながらに、人としての基本的なあり方を噛み締めた気がする。

    0
    2025年07月11日
  • 最高の戦略教科書 孫子

    Posted by ブクログ

    面白かった。孫子の兵法が役立つか否かという観点だけでなく、孫子自体がどういうものだったか、本質的理解が進む。インパクトの大きさがとてつもないことも感じた。守屋氏の解説はわかりやすく、思っていた以上に面白い本だった。

    0
    2025年06月28日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    あまりに学びが多すぎて、すぐに別の読書を始めると何も身に付かずに終えてしまいそうだ。
    論語と算盤は大きく分けて自らの人格形成に関することと社会の構造や還元方法に関することが書かれており、後者については正直現在の自分のレベルではほとんど腑に落ちることが出来なかった。というかほとんど多くの方がそうだと思う。しかしそれだけでこの内容の評価を固めるのはあまりにもったいない。
    人生において何を大切にするか、この偉大な成功者の考えをヒントに改めて向き合う時間をとってみて欲しい。

    0
    2025年05月14日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    道徳を会社の利潤や仕事に活かす考え方が詰まった一冊。そして道徳は論語で養うことができる。

    書かれていることのほとんどは、実践することが特別難しいものではありませんが、疎かにしがちな心構えが多かったように感じました。

    もっと若いうちに読みたかった。とも思いましたが、今(30代半ば)読んだからこそ自分事として捉えることができたのかもしれません。勧めてくれた会社の上司に感謝したい。

    本書を読んでいる時にたまたま、お取引先の方に「論語」をオススメされ、早速購入してみました。これから、時間をかけて読んでみるつもりです。


    0
    2025年05月03日
  • 最高の戦略教科書 孫子

    Posted by ブクログ

    戦略を学ぶ上で孫子は必須と考え手に取った。原文は古典でありながら、解説が読み易く理解が深まった。戦いに勝つことだけではなく、戦わずに勝つことの重要性、相手の矛盾を突く戦い方など現代においても示唆に富み学べることばかりの本だった。特に戦わずに勝てればそれがもっとも良い事だと思う。実際の戦争ではなく経営戦略なので人が血を流すことはないが、消耗戦になり勝者にいない戦いを避けるためにも孫子の考えは実務に照らし合わせて身に付けたい。

    0
    2025年04月23日
  • 最高の戦略教科書 孫子

    Posted by ブクログ

    この本は古代中国の戦略書で、戦争や競争における不敗のための原則を説いています。
    基本理念は戦わずして勝つ:最善の勝利は戦わずして得ること。力ではなく知恵を活用し、敵を崩すことが理想。
    そして負けない戦略:勝つことよりも、負けない状況を作ることに重点を置く。
    生きていく上で一回は読みたい本です。

    0
    2025年04月06日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    論語を咀嚼することによって「社会公益性をもったクリーンなビジネスを行い、富を築く」ことができた渋沢栄一の非常に参考となる書籍。流行りのビジネス書だけに飛びつくのではなく、若いうちは名著から道徳の規範を学ぶことも大切だなと。

    0
    2025年03月29日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    原文を読むのに苦労したためこちらを先に読んでみたが、人は何のために働くのか、働く上で大切な根底の部分を、改めて直球で教えてくれる本でした。
    上手くいくためのテクニックとかではなく、とにかく、真面目であれ、商売をする上で一番大切なのは道徳である。と論語から抜粋してなぜ大切なのか、何故自己の利益だけではいけないのか、
    幕末を生きた著者だからこそいえる武士道や道理を重んじる考え方は今の時代でも大切だと感じた。
    書かれていることは今までに聞いたことあるし、はじめて知った内容は決して多くはなかったが
    今までの先人もこの本を読んで、この教えを自分の会社やチームに伝えられて、自分にも届いてたのかなと思った。

    0
    2025年03月16日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    社会人になったら一度は読んでみたほうがいいと思う。
    何のために働くのかがよくわかります。
    大河ドラマきっかけで興味持ちましたが、同じく埼玉人にこんな偉人がいたとは!

    0
    2025年03月08日
  • 最高の戦略教科書 孫子

    Posted by ブクログ

    父親の本棚にはビジネス書ばかりであるが、この本は面白かった。前々から「孫子の兵法がスゴイ!」と各所で聞いていたが期待を裏切らなかった。

    孫子は生きるか死ぬかの戦国時代に生きた軍事コンサルである。平和な現代人と違って戦い方が真剣である。我々から見たら、卑怯とも捉え得るほど合理的である。

    孫子は自分と敵を知り尽くし、勝てると見込んだ時のみ戦う。情報格差や不意打ちを駆使する。時には敵を利で釣り害で脅す。下手に動かず相手が攻めてきたとこを突く。
    勝つために仁義や礼儀を無視している感じがある。

    現代人は(私は)これが出来ない。戦いとなると弱いくせに大事にならないよう控えめに動く。潔白を保ち正

    0
    2025年03月06日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    多岐にわたるテーマが論語を軸にシンプルにまとめあげられているのが美しい。
    100年前の本ですが、実践的な内容で、今でもビジネスマンが語りそうな内容がふんだんに盛り込まれてますね。
    何事も誠実さを基準とする、というのが素晴らしい。

    0
    2025年02月24日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    現代に通ずる箇所が多数あり、人生のバイブル的な要素が盛り込まれている。
    アグレッシブな人間のもとに人は集まる。天命を信じて活動する。改めて定期的に読み直したい一冊。

    0
    2025年01月16日
  • 詳解全訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    大河ドラマも見ておらず名前しか知らない人だったが、その考え・行動は今でも全然色褪せないと思う。また、訳と注釈も適切

    0
    2025年01月13日
  • 現代語訳 論語と算盤

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    熱い人だ〜〜〜やはり私利私欲に走る人とでは残した結果が違う。現代の日本にいたらどうなるか気になる

    一個人の利益になる仕事よりも、多くの人や社会全体の利益になる仕事をすべきだ 164

    0
    2024年12月15日