松原仁のレビュー一覧
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理論や構成などの専門的な部分は省いて、AIがこれからの社会にどう組み入れられていくのかを焦点化して読んだ。
結果、面白い。
この書では、社会がAIに飲み込まれるのではなくて、働き方とか休み方とか、これまでの生き方を見直すきっかけになるとしている。
かつての自動車の誕生は馬車を無くしたけど、代わりに自動車製造業や運転手といった新しい働き方を産んだ。
医療のように新薬や症例の情報更新が目まぐるしい分野では、既にAIが巧みに使われている。教育においても、学習者の理解度に応じた個別対応が可能になる、という点ではAIの波及はあり得る。
障がいに応じた対応も行えるのかという部分について、読みながら思考 -
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2003~2006頃海洋資源が発見された。①松原仁②山田吉彦3③高橋洋一さん人の共著それぞれ要約すると①海洋資源を開発しよう。②開発したいけど技術もお金もありません。③ここでやっと意見が出てきて財務省では4%ぐらい利益が上がらないと反対するが、1.5%ぐらいでもいいのではないか?なぜ財務省が反対するのかと言うと国債を発行したくないからである。
私の感想としては、やはり、陸上の掘削と海底の掘削では難易度が違う、だから23年間も放置していたのだなあと思った。これからも中国のレアアース輸出禁止のたびに出てくる話なのだなと思った。開発ができたとしても中国の値段にはかなわず、安く出されるたびに開発中止 -
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第1部から4部までのAI研究の歴史と技術の基礎的な説明については初めてAIを学ぶ人にはやや分かりづらいように感じた。
AI技術の基礎を網羅的に学びたいのであれば、G検定の公式テキストなどの方が理解しやすいと思われる。(探索と推論、エキスパートシステム、深層学習、CNN、RNN、LSTM、等々の本書で紹介されたトピックがもっとわかりやすく解説されている。)
また、原著の発刊が2019年であるためTransformerの説明やChatGPT等への言及がないことも2025年現在では物足りなさを感じる。
一方で、第5部「意味の壁」は大変興味深かった。原題の"A Guide for Thi -
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将棋やったこともないし、ルールなんてもちろん知らないし、そもそも羽生さんの存在は知ってるけどなぜそんなに凄いと言われているのかすらよくわからない…そんな「3ない」の私でも読み通せるほどには、いろんなことを砕いて説明してあって比較的読みやすかったかなあと思います。
久しぶりに小説以外の本を読むのも、頭のいい気分転換になる。
一番興味深かったのは、羽生さんは「メタ認知」の能力に大変優れているのではないか、という考察。
自分を客観視して、何が足りないのか、それを埋めるためには何が必要か、ということを冷静に考える能力に長けていると。
これはどの職種にも関係なく、優れた人、成功する人に共通する特徴なん -
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近年、長足の進歩を遂げ、活用が進む人工知能(AI)。そのスタートから、現在の能力、倫理的・道徳的な問題まで、ビジネスパーソンが知っておきたい基礎知識を解説した書籍。
「人工知能」という用語の名づけ親は、数学者ジョン・マッカーシーである。
この分野の可能性を楽観視した彼は、1956年に「人工知能の研究会」を催し、1960年代初め、「10年以内に完ぺきな知能を持つ機械を実現する」という目標を掲げた。
AI分野では、「バブルと崩壊」のサイクルが繰り返されてきた。
新しい発想があると研究者は楽観的になり、画期的な成果が期待できると主張し、助成金を申請する。だが、成果は出ず、助成金は削減。こうした現 -
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将棋における「先を読む頭脳」を研究している。前半は主に「将棋脳」とでも言うべきか、将棋に長けた人達の思考方法を研究している。後半は主にコンピューター棋士の発達の仕組みの研究だ。
将棋は他の似たようなゲーム(チェスなど)に比べて「取った駒を使える」のが独特のルールで、それが指し手の複雑さになり、チェスに比べてコンピューター棋士が強くなる速度が遅れた。その性能はソフトよりもハード、計算速度の早さで決まるものらしい。
羽生氏は「コンピューター棋士は指し手の読み込みは早いが、人間味のある指し方はできない。それができるようになれば面白い」と語っている。コンピューター棋士の研究だけに留まらず、人工知能 -
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