佐々涼子のレビュー一覧

  • エンド・オブ・ライフ

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    在宅看護・介護と看取りをテーマにしたノンフィクション。終末期のがん患者の方々の思いと、どうすれば患者に寄り添えるか必死に考えて奔走する人々の思いがリアルに伝わってくる。いざ自分が余命宣告を受けたとき、最期に何を残そうとか考える余裕はないのだろう。それでも周りの人に教えを遺す方々は本当にすごい。

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    2025年08月21日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    2025.5.4 NHK土曜ドラマ エンジェルフライト 米倉涼子主演
    国境を越えて遺体や遺骨を故国へ送り届ける「国際霊柩送還」という仕事に迫り、死とは何か、愛する人を亡くすとはどういうことかを描く。第10回開高健ノンフィクション賞受賞作。(解説/石井光太)

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    2025年05月04日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    こういう仕事があることを知らなかった。尊い仕事ではあるが過酷。
    海外に行くことがあっても自分が異国で死んでしまうなんて想像したことがなかった。絶対保険に加入すべきだと思った。

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    2025年04月27日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    死体ではなくご遺体
    遺族は異境の地で家族が死亡したことを受け入れられない。だから身内の死を受け入れるための儀式が必要。
    生前の姿に戻してあげて「人間」として家族のもとに帰してあげる。
    その姿で返事が無いことでやっと死を受け入れられる。
    エアハースの方々のご遺体や家族への向き合い方、とても素敵だった。

    親を失うと過去を失う
    配偶者を失うと現在を失う
    子を失うと未来を失う

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    2025年03月15日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    作者は最初、人の命を救う医者の話ならドラマがありそうだけど、国際霊柩送還士のノンフィクションってどうなの?と編集者に言われたらしい。自分も正直どう話を広げるのかな?と読み始めたけど、普段まったくスポットライトは当たらないのにもの凄い職業だなあと思った。
    海外から戻ってきた状態の悪い遺体を、翌日には火葬するのにも関わらずなぜ拘りをもってエンバーミングするのか。国際霊柩送還士の仕事に対する姿勢が伝わってくるのと同時に、身近な人の死とどう向き合うか、そもそも死とは?というところまで考えさせられる本。
    壮絶な場面を沢山経験しているのに、どことなく静かな印象の職業だと思った。そしてこの本もそんな印象のノンフィクションだった。

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    2025年03月04日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    エアハース・インターナショナル

    親を失うと過去を失う。
    配偶者を失うと現在を失う。
    子を失うと未来を失う。

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    2024年12月05日
  • 夜明けを待つ(集英社インターナショナル)

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    佐々さんのノンフィクションが好きなので、通読。
    前半とか、禅の話はかなりのめり込んで読んだ。ノンフィクション作家としての苦しさ、メンタルを削る感じが伝わってくる。それでも、知りたくて仕方ない、そんな気持ちだったんじゃないか。
    もしかするとそのストレスで、寿命を縮められたかもしれないが、ご本人が書かれている「命は長いから価値がある、というわけではない」というところには、佐々さんだからこその実感と重みが伝わってくる。
    欲を言えば、佐々さんの本をもっと読みたかった。

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    2024年10月31日
  • 夜明けを待つ(集英社インターナショナル)

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    エッセイ作品集  

    「紙つなげ」の文章が好きで知ったライターさん     

    同世代なのに脳腫瘍で亡くなるなんて

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    2024年10月23日
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士

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    キレイにまとまっていて、読みやすかった。
    職人(?)とも言うべき人たちの、
    死体への熱い思いが伝わる。

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    2024年09月16日
  • 駆け込み寺の男 -玄秀盛-

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     佐々涼子さん、9月1日に悪性脳腫瘍のためご自宅で永眠されたとニュースで知りました(享年56歳)。ショックでした。『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー 移民と難民』と読み、どの作品も読み応えのある素晴らしいものでした。一昨年の年末に、悪性脳腫瘍であることを公表し、その後『夜明けを待つ』を発表されこちらも読ませていただいています。「ああ、楽しかった」と言える人生だったかな…でも、ご自宅で最期を迎えられたのは、佐々涼子さんらしいと感じました。

     で、こちらの作品は未読でした。いつか読もうと思っていたのですが、追悼読書になってしまいました…。この作品は、新宿歌舞伎町で「日本駆け込み寺」という機関を立ち上げた玄秀盛さんがDV・借金・不倫・家庭崩壊など様々な問題に対して相談援助活動を行うものです。なぜ、彼は様々な問題に的確なアドバイスを行えるのか…それは玄秀盛さんの生い立ちから今までの経験に基づくものでした…。

     この表紙の方が玄秀盛さん、強面で迫力ありそうな感じですよね…。その過去は壮絶なもので、私の理解の範疇を超えたものだったし、読みにくさを感じてしまいました。でも、その見た目通り、頼り甲斐はあるし相談者に対して見せる優しさやアドバイスは的を得ていました。佐々涼子さんがノンフィクション作家を名乗る原点というべき作品、この作品を描けたから、その後素晴らしい作品を世に出せたんですね…。今後佐々涼子さんの新作を読めないのは残念ですが、謹んでご冥福をお祈りします。

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    2024年09月05日
  • ボーダー 移民と難民(集英社インターナショナル)

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    ネタバレ

    知らない世界だった

    人はどこに生まれてくるかは選べない

    日本人は純血であること、完全であることが好きで、少しでも違っていると仲間に入れない。

    日本が買い手市場だった時代は終わりつつある、今は、彼らの方が日本を値踏みしているのだ。

    いまだに昭和時代の栄光にすがって、外国人を怖がり、時に見下し、鎖国政策を取り続け、いろいろなことが悪くなっている

    今後、少子高齢化多死社会を迎え、外国人を受け入れない選択枝はない。ならば、どうやって共に暮らしていくのか、未来は私たちの手にかかっている。

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    2024年02月12日
  • ボーダー 移民と難民(集英社インターナショナル)

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    エンジェルフライト、エンドオブライフに続く本著者今年3冊目。期待して読むが、期待感が高いが故の落差を感じてしまう。

    入国在留管理局の施設で亡くなった女性のニュースが記憶に新しい。入管在留管理局、難民の問題を描く。

    「今や外国人労働者なくして地方経済は回らない、彼らは今の日本人と比べ物にならない程よく働く
    やすい労働者が欲しいが、純血を重んじる日本は、定住されては困るの思想から、外国人労働者受入の体制が出来ている」

    そう思う、おもてなし日本も労働力不足でサービスが低下しているのも実感している。人が確保できなければロボで行く道を探るかみたいな話を先日友人ともした。

    在留管理局の施設で亡くなった女性のニュースでは女性の方にも否が有るような書込みもyahooニュースでされており、また多くのいいねマーク付いている事に残念に思う。
    現代にまだこんな酷い状況の問題があり、認知されていないことに憤る。そういった意味では本書はこの問題を多くの人に広めた素晴らしい本と言える。

    けれども、前作を読み期待していた私としては残念感が先行してしまった。著者の熱量を感じない、話を進める主人公に熱を入れられていない様に感じる。

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    2023年10月03日
  • 駆け込み寺の男 -玄秀盛-

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    壮絶な体験記には驚きました。
    でも全てがつながって、知恵のある人助けを今職業としてできているってことがすごいと思いました。

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    2020年08月05日
  • 駆け込み寺の男 -玄秀盛-

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    『エンジェルフライト』『紙つなげ~』のノンフィクション作家佐々涼子のデビュー?作。いまのところこの著者は外れなし。

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    2017年07月04日