佐々涼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外で亡くなった日本人や、日本で亡くなった外国人のご遺体を搬送し家族の元へ送り届ける仕事を担う人々と、実際のケース、業界の状況を描くノンフィクションである。
海外で亡くなる日本人が増加するにつれ、葬祭業の海外分野の業務の増加により独立し専業化した会社、エアハース・インターナショナル。その会社で働く人々を国際霊柩送還士と称している。いわゆる士業ではないのだが、多様な専門知識と経験を必要とする極めて特殊な仕事であり専門家である。
海外で身内を亡くした方々がご遺体に向き合う場に立ち会うという難しい仕事で、表に出てこない、裏方というよりは黒子という印象だ。これが正解という簡単な答えがない仕事に、エアハ -
あなたが日本人ならば
この本を読む義務がある
テレビでもてはやされる
アニメや漫画、伝統芸能、日本文化
きれいで便利、平和でいい国
日本に好んでやってきて
大金を消費する観光客
ばかりを優遇する日本ではなく
身近に暮らして
日本人がやりたがらない労働をしている外国人を隣人として
差別せず尊重して大事にしてほしい
その輪が広がって
理解のない国をも動かす一助となりますように
まずは読んで知って欲しい
教科書にも載せるべき
そんな一冊です
されど現実は国の政策よりも
先に進んでいる
(というか国の政策が的外れで遅すぎる)
日本はもはや技能実習生 -
購入済み
何回読んでも泣いてしまう
単行本が発売した時に空港に勤務しており、なおかつ貨物などを取り扱う会社にいた為、勉強の為にもと思い読んでみたら、自然と涙が出てきた。死とはまだ縁遠い年齢だから、そう思っていた。いつも隣にあると教えてくれた。やはり母国に帰りたいのは皆同じなんだと教えてくれた。
何回読んでも、泣いてしまう。繰り返して読みたい作品です。 -
購入済み
このような本があってこそ。。。
人知れず、世の中で大事な仕事をプロフェッショナルとして遂行されている人々を、丹念に描かれていること。
素晴らしい作品だと思います。
人々が知らない世界を、経験できない事柄を人々に伝えるお仕事に敬意を表します。今後のご活躍も期待してます。
国際霊柩送還士の方々も、ご苦労は多いと思いますが、どうか縁の下の力持ちの皆様が支えて頂いていることに感謝します。ありがとうございます。。。
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Posted by ブクログ
最近筆者のエンドオブライフを読んだので流れで手に取ってみた。実はエッセイ集って読んだことがない。冬眠、世界の外側が身近に感じて好き。「世界の外側に出てしまった今なら、きっとあの日常の美しさを書くことができる。」プール帰りの風の涼しさもラジオ体操のスタンプカードも雨上がりの空の美しさも、私も今ならどれほど尊かったかわかるのになあと思った。命は形を変えてとあとがきに横浜のこどもホスピスうみそらの話題が出てきて、何ヶ月か前に丁度同ホスピスのノンフィクション作品である最後の花火を読んだところだったから、死をテーマに扱うノンフィクション作家だからここ繋がってるのか、そういえば帯に佐々涼子の名前があったな
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Posted by ブクログ
死が豊かに教えてくれたのは、生の限りない尊さと、人間存在の愛しさだった。
映画にもなったそうなので、勝手に小説かと思って手に取ったけどノンフィクションだった。
死について丁寧に向き合おうとした筆者を感じたし、遺族への配慮も感じた。ジャーナリストってきっと遺族にとっては好ましい存在ではないよね。特に海外で紛争に巻き込まれて亡くなった方についての取材とか。今まで報道を仕事にする人に良いイメージを持ってなかったと思う。偏向報道もあるしRADWIMPSのパパラッチのイメージもあるし。でも紛争地帯で命をかけて報道する人たちにはすごいことをしてる人のイメージがある。私の中ではっきりしてない向き合ってな -
Posted by ブクログ
「エンド•オブ•ライフ」に次いで2冊目の佐々作品。作家として当然ながら確たる核を持ちながらも、変に自分を飾らず取り繕わず正直な姿勢がとても好ましくファンになってしまう。昨年お亡くなりになってしまったのは「エンド•オブ•ライフ」を書き上げた作者にとっては本当に何という皮肉か、大変残念。
遡って他の著作も読みたい。
以下心に残る、残したい表現の数々。
p.20 私は死に方を知らないが、きっと体は知っている。
p.27 行けない旅はどうしてこうも美しいのだろう。
p.39 亡くなりゆく人は、怒り、否認、取引、抑うつを経験しながら、やがて諦念のあとに死の受容に至る。
p.56 (筋トレ後の)新しい体 -
Posted by ブクログ
プライムビデオのドラマ。主演は米倉涼子で、海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて遺族に送り届ける、実在するスペシャリストの物語。ドラマでは感動シーンが満載だったけど、これを仕事にするにはちょっと僕は無理かなぁ。
原作の文庫(ノンフィクション)も読んでみたが、ドラマよりもなかなかしんどい。活字だから読めるが、映像では再現できないエンバーミングのシーン(遺体を腐らないように加工を施す)もある。地上波では流せないよなあ。
そしてこのドラマのモデルとなった企業(エアハースインターナショナル)も注目されてるようだ。
『海外では死にたくない…』これが率直な感想。実は僕は海外に行ったことはないが、やっぱ -
Posted by ブクログ
佐々涼子(1968~2024年)氏は、早大法学部卒、専業主婦として2児を育てつつ、日本語教師等を経てライターになった、ノンフィクション作家。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』で開高健ノンフィクション賞、2014年、『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』でダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR第1位等、2020年、『エンド・オブ・ライフ』で本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞。 2024年9月、悪性脳腫瘍のため死去。享年56。
本書は、新宿歌舞伎町に「日本駆け込み寺」を設立し、長年代表を務める玄秀盛氏について、本人及び多数の関係者に行った取材をま