眉村卓のレビュー一覧

  • 司政官 全短編 【完全版】 《司政官》シリーズ

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    照り返しの丘のロボットに対する疎外感がものすごく新鮮で面白かった!■追記■全短編集だけどあと2作が入ってない…。黎明期から崩壊間近まで。続きが気になる~!

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    2013年11月20日
  • 駅と、その町

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    この作家さんの文章は
    読みやすく、丁寧。
    SFの作品にはやはり読みやすさは
    不可欠だと思う。

    この、なんだか人間を
    そのまま書いたような書き方と、
    柱が小さく捻じれている様な
    不思議な出来事は、
    たまらない。止まらない。

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    2013年07月25日
  • ねらわれた学園

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    非常におもしろく、あっという間に読み終えた。書かれたのは1976年ということで、学園の様子は少し今の感覚とは違って見えるのが興味深い。サイドストーリーなどがあれば読みたくなる作品。

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    2012年10月13日
  • 消滅の光輪 下 《司政官》シリーズ

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    太陽の超新星化に対応して、緊急指揮権を発動して退避計画を推し進める司政官マセ。多くの抵抗勢力の登場、先住民は誰一人退避計画へ参加しない。超新星化とともに滅亡への道をたどるのか。住民の大規模な暴動。非常にテンポ良くストーリーが進んでいく。

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    2010年10月29日
  • 司政官 全短編 【完全版】 《司政官》シリーズ

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     とても面白いSFです。厚い本ですが厚さを感じさせません。
     司政官制度の初期から末期までが短編で書かれています。
     

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    2009年10月04日
  • 妻に捧げた1778話

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    しっかり日々を生きよう
    今日一日を生きよう
    大切な人たちとの時間を大切に過ごそう

    時間は有限だということを思い出させてくれる本

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    2025年09月29日
  • 妻に捧げた1778話

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    コルベットさんの本棚から。
    余命1年と宣告された妻のために、1日1篇のお話を書き続けた眉村卓さん。闘病生活は5年だったということは、宣告よりもかなり長く生きられたんだなぁ。
    きっと1日1篇の力も大きかったのでは。
    普段のお二人のやり取りは他愛のないことばかりだけど、そこに愛情、悲しみ…色々な感情が見え隠れして、なんとも切なかった。
    「お葬式の名前は、作家眉村卓夫人、村上悦子にして欲しい」の言葉と最終回では、我慢していた涙が止まらなかった。出先で読むのはダメなやつだったな。

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    2025年08月23日
  • P+D BOOKS EXPO’87

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    50年以上前の作品でも読み応えあり。さすがにネーミングが古臭かったりするが、今でこそ当たり前の技術がSFチックではなく日常として描かれていて興味深く読んだ。

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    2025年08月22日
  • なぞの転校生

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    主人公の広一が住んでいる団地に同年代の典夫が引っ越してきた。広一はその典夫がレーザーを使う所を見てしまう。
    やけに美形で勉強もスポーツもできる典夫だが、学校のクラスにも馴染まず、何らかのきっかけで核戦争が起きるなどの発言をして周囲を困惑させる。
    さらには各地の学校で典夫と似たような天才少年少女が同時期に転向してきているらしい。いったい彼らは何者なのか。という内容。

    内容はやや子供向けで、ドラマっぽいなと思ったが、実際にドラマ化されていたらしい。
    広一の行動や発言が随分大人びてるなと思った。特にマスコミのあしらいなど。

    そういえば団地という単語をあまり最近聞かない。何なら屋上も開放されている

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    2025年06月13日
  • なぞの転校生

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    めずらしく漫画よんでるみたいにワクワクしながらどんどん読み進めることが出来たけどやっぱもうちょい深掘りしてほしかったなあこのページ数で終わらせるのはもったいない気するな

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    2025年02月02日
  • 静かな終末

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    眉村卓先生、初読みと思います。面白かった。
    社会人の悲哀を感じられたとこが印象的でした。
    ゾッとしたり薄ら寒くなったり……表題作が特に好きでした。その瞬間がわからないというのは、救いなのか苦しみなのか。
    「怨霊地帯」「墓地」「錆びた温室」もよかったです。

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    2024年09月18日
  • なぞの転校生

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    歳のせいか、子供の頃ワクワクしたものに無性に触れたくなる。これもそんなひとつ。でもドラマは見たけど原作を読むのは初めて。子供の頃にタイムスリップしたような気持ちになった。

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    2024年04月04日
  • 仕事ください

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    作品集「奇妙な妻」をベースに単行本未収録作品三篇を含む四編を加えた作品集。

    奇妙な妻
    ピーや
    人類が大変
    さむい

    セールスマン
    サルがいる
    できすぎた子
    むかで
    酔えば戦場
    風が吹きます
    交代の季節
    仕事ください
    信じていたい

    隣の子
    世界は生きているの?
    機械
    くり返し
    ふくれてくる
    やめたくなった



    その夜
    歴史函数
    文明考

    『奇妙な妻』あとがき
    変化楽しや?

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    2023年01月28日
  • 妻に捧げた1778話

    ネタバレ 購入済み

    泣けました。

    淡々とした中に、愛はあって、
    それは一人一人の心が、見つける旅をしているんだろうと、感じさせて頂きました。

    また一緒になりましょうと言われて死にたいです。

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    2023年01月22日
  • 妻に捧げた1778話

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    内容は、淡々と進む感じ。短い小説と、それを書いたときの心境が綴られている。お涙頂戴的な話でもなく、奥さんへのラブレターというわけでもなく、小説家らしく商業誌に出せるレベルの小説を、奥さんのために書く。というところが、良かった。
    眉村さんの奥さんは、小説家である旦那さんを、きっちり支えてきたんだなぁと思った。
    いろんな方がお勧めしてるのもわかる。

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    2021年12月01日
  • 妻に捧げた1778話

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    タイトルから分かるように、
    妻が余命宣告を受けた日から、夫である作者が妻が亡くなるまで毎日短編ストーリーを書き続けた話だ。

    内容はそのいくつかの短編ストーリーとエッセイで、読んでるとエッセイなのに小説を読んでるような不思議な気持ちになった。

    また、文体だったり使う言葉・漢字で作者の年齢を感じて、本を読むとこういうところの面白さも感じれるのかと感心した。

    どんどん短編ストーリーを読み進めて、最後の1778話を読んだときにはグッとこみ上げてくるものがあった。
    最後のあとがきの終わりでもグッときた。

    初めて本を読んでしっかり感動した。よかった。

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    2021年11月29日
  • ねらわれた学園

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    小1時間程度でサクッと読める、ちょうどよかった。

    舞台設定としては一昔前のものではあったが、まあそこまで違和感なく読めた。

    前半は全く未知のものに襲われる恐怖でだいぶ不快感が高かった(褒めてる)し、SFとして読み進めていったが、未知のウイルスに生活を狂わされている現在のことを考えるとどんどん他人事として読めなくなっていった。和美の最後の「またこんなことがある気がする…」台詞が本当にそうだな、、と思ってしまった。

    主人公の父の「君たちの行動は短略的なものであり、ああいう熱は長続きしない(端折ってます)」はめちゃくちゃ的を得ているし現実にものすごく通じるなと思った。
    現在のコロナ禍なのにも関

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    2021年07月26日
  • 六枚の切符

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    サラリーマンの変身願望をテーマにする連作集という趣。眉村卓の短編は、読みやすいので旅行にぴったりという感じがしている

    員数外要員・・・タイムパトロールもの
    三十日の夢・・・悪魔との契約の変形?
    変身赴任・・・異世界のロボットに意識をアップロード
    超能力訓練記・・・腹が減った時だけ超能力が使える
    異様な時刻表・・・脱出するための電車に乗って。
    思わぬ居候・・・非SF。雪が降って転職候補先の社長が帰れなくなって。

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    2021年05月01日
  • 妻に捧げた1778話

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    素敵な夫婦…
    人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の隅から隅まで知る必要はないのだ。
    夫婦に限らずそうなのかも。
    最終回…苦しくて泣きました。でも、こんな風に思えるくらい、大切な人に出会えるって、やっぱり幸せですよね。

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    2021年04月26日
  • 静かな終末

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    収録作品数が多くバラエティにとんでいるのでお得感はあるが、落ち着かない読後感。
    その中で、表題作が素晴らしく光っている。次に収録されている「錆びた温室」とセットで読んで欲しい。

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    2021年04月11日