眉村卓のレビュー一覧
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内容は著者が書いたショートストーリーの一部を抜粋したもの。
私はこれを良いとも悪いとも評価できない。
また、他人にこれを勧めることもできない。
ただ、本書を読むなということもできない。
理由としては自分の経験から、本著を読んでいて段々と悲しくなっていったから。
最後の方はこの先を読みたくないなと思いながら無理やり読みました。
この本の感想は本書にある書かれているように千差万別だと思います。
ただ自分が本書に対して☆3を付けたことに、
これ良い意味で☆3だとか悪い意味で☆3だとか決して思わないでほしい。ただ単に無理矢理にでも点数をつけるとしたらこの点数にすることにしか出来なかったというだけなので。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ70、80年代ジュブナイルSF。分かりやすく狙われている。
なんとなく内容は知っていたけど、犯人?の正体や学園を狙った理由は知らなかったので、どうして懐柔により乗っ取りをしないのだろうかと思っていたが、理由がわかった。宇宙人じゃなかったのか…時をかける少女と混同したかな。
眉村そんも後書で書いていたが、生徒による自治、規則との闘争、大人に対する不信と信じたいような心なんかは、少なくとも自分の学生時代とは少し違うように思うし、時代を感じる。父の言葉、理不尽な力で、一見理屈にあっているようなことの押し付けへの反抗は長続きはしないこと、誰かがそれを引き継がなくてはならないこと、教訓。 -
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再読。1967年の作品
中編「侵された都市」を収録。
NHK少年ドラマシリーズ、懐かしい。
タイトルどおり謎の転校生の話。
主人公の少年は正義感が強くまっすぐで、母親は子ども思いで心配性、父親は子どもの意思を尊重し頼もしい存在というのは「ねらわれた学園」と同じ。
「侵された都市」は1960年代から1999年の世界に飛行機がタイムスリップした話。
こちらは新聞記者が主人公。
面白かったのは1999年の東京。
本書に書かれていたような未来都市にはなっていないし、宇宙人からの侵略もない。
もう一つ敵に立ち向かう際の隊長が女性。
「女が隊長だといえばいかにも妙に感じられるが、この時代の人びとは、ひとつの仕事をするのに、いちばん能力のあるものをえらび出すだけで、そうした男とか女とかいうことにこだわらないらしい。」
これも実現していないな。 -
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ネタバレドラマ観て原作が読みたくなったので読みました。
やっぱりドラマとは設定がちょっと違う。たしかに原作通りだとあっという間に終わってしまいそう。
ストーリーとしては異次元を放浪する人間との関わりを描いたSF作品。SFは好きなのでこういった設定はすごく楽しめる。でもちょっと物足りなさが残った。
異次元から来た人間たちが現次元の人間たちに素性を知られて普通に生活していけるとは思えない。すごく爽やかな青春ストーリーのように描かれているけど、もっと違う終わり方があっても良いかも。
主人公は広一だけど、典夫の異次元を放浪するストーリーがあったら面白そう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生の頃読んで、内容はすっかり忘れてしまったけど 切れ味がよくて面白かったぞ、という記憶が強く残っていた本。どの話も2頁か3頁のショートショート。たった一つだけ覚えていたのは「定年後」という話。当時はまだ就職もしていなかったので遠い未来の話だったが、今読むと また違う感じがする。
今は絶版のようで、本の寿命というのもサラリーマンの働き盛りのようなものかなと感じたりする。一度本になってしまえば、その本は永遠にいつでも買えるものだと、学生時代は思っていた。
しゃぼん玉とんだ
歩行者天国
屋上
さまよい
階段をあがると・・・
定年後
奇妙な家
実験用人形
週休二日
夢
公園
暁
山
雪国育ち
探しあぐねて・・・
美人
覗き見
怪獣
風呂
味
ディスク・ジョッキー
コーヒー
性格改造
悲しい男の話
催眠術
女房め
直感
あのころを・・・
注文どおり
「レース中」
交通渋滞
イチャモン屋
”自動”車
混線映話
高層アパート
虫
午後の部屋で
溺れたクジラたち
幸福の花
海底の人魚
地下街の女神
キューピッドの矢
応対
おかしな旅行
ある一日
私のカチカチ山
車
正念場
妙案
囲碁部員
読心力?
理論家たち
助けてくれ
ありそうな話
良心回路
檻のなかのあす
取材
笑顔
突然の帰宅
いたずら
新公式
二十四時間時代
執念
オペレーター
整理マン
身元引受証明
入所命令
第九分店
社員
解説 豊田有恒 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画化に伴い読んでみました。
とりあえず帯を見る限りでは原作と映画は結構違うものになるんだろうな、っていう印象ですね。
それはおいておいて、原作の感想としてはまあちょっと古い小説であることを考えれば面白いものだったと思います。
ちょっと「!」の多用が私には読んでいてつらかったですが…。
「!」が入ると脳内でどうしても音量拡大で再生されてしまうので、読む分には少しつらい。
話の筋としては比較的予想が付きやすいシンプルな筋です。そこにファシズムの考え方とか絡めてあるのは結構驚きですね。
あとこの本、かなり薄いです。そこそこのスピードで読む人なら2時間で十分でしょう。
私は平均なのでだいたい3時間弱くらいです。
短いこともあって話の終わりは少しあっけなく、また続きがあるんじゃないかな、と思わせる感じです。
実際あるんですかね、ちょっと調べてないのですが…。
きっと映画とは違う内容になると思うので、映画に興味が出てる人は読んでみると違いが出て面白いんじゃないだろうか、と思います。
ちなみに私は最初青春恋愛ものだと思ってました