鎌田洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ウォルト・ディズニーはお金儲けのためにディズニーランドを作ったわけじゃない。人間が、本来のあるべき姿になれる空間を作るために始めた」
「人と人とが認め合い、褒め合い、許し合う関係を保つことによって、愛に溢れた人間本来の姿を引き出せると、ウォルトは考えた」
『あるべき姿』になれるのか、そういう目線で改めてディズニーランドに行ってみたいと思った。
帯には読んだ人の9割が涙した、と書かれていたけれど割とライトな内容だった。2時間あれば読み終わる。ビジネス書というよりは、道徳本的な感じ。
やさしい言葉で、シンプルに書かれているので小学校高学年から中学生くらいにおすすめ。
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Posted by ブクログ
新入社員が読むのにふさわしいかどうかは、いまいちだった。
しかし、この本を読んでいる最中にスタッフさんから
ここで働けて幸せです。
という言葉をいただけたので
派遣スタッフさんと近くで働けている今の機会を無駄にしないためにも、従業員満足度を上げることに意識を向けようと思えた。
そのためには、主体性が大事で相手の期待を超えるようなサービスを提供する必要がある。
そして感動が生まれ、リピートへと繋がる。
結局、人から感謝されることが自分の仕事へのプライドにも繋がる。
後輩を持つようになったときには、私自身も仕事へのプライドに繋がっているという意識を持つ。
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Posted by ブクログ
「涙が止まらない」等の宣伝がされていたので、一般的に涙もろい分類に入る私は心して読み始めたが、読み終えてみるとそこまで私の涙腺に訴える物語はなかった。
きっと私が今まで関わってきた人たちが、行動や言葉を通じて私に「おもてなし」の幸せをたくさん分けてくれていたからということにしておこう。
仕事だとかサービス業だとかに関わらず、私も見返りを求めないおもてなしを周りの人と共有していけるようになりたい。
この本の中で、おもてなしとは表裏がなく「見返りを求めないもの」と何回も紹介されているが、その見返りの中に「自分自身も幸せになりたい」という気持ちは含まなくていいのではないかなと思った。自他共の幸福。