鎌田洋のレビュー一覧
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そうじは、汚れているからするのではなく、汚さないためにするんだ。汚せないくらい綺麗にすれば、捨てることに躊躇するんだよ。そうなれば、ゴミを捨てる人はいなくなる。劇場の舞台に、ゴミを捨てる観客はいないだろう?それと同じで、ここも舞台なんだ。僕らは、舞台を作るためのエンターティナーなんだよ」
この言葉を聞いて、掃除に対する印象が変わった。
オープン当時、カストーディアルはまさに裏方というイメージだった。それは、今から30年近くも昔のこと。それが今ではない多彩なパフォーマンスでゲストを楽しませつつパークの掃除や案内をするディズニーのキャストの中でも一番の人気職種になった。 -
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人は綺麗にすればするほど汚さなくなる。
自分がこの本を読んで1番印象に残った言葉だ。
著者、鎌田氏は勤務していた商社を辞めて開園を控えた東京ディズニーランドで働くべく、新聞広告で見たオリエンタルランドの社員募集を見て応募する。
すべては新婚旅行で行ったカリフォルニアのディズニーランドに魅せられからだ。
しかしその後、驚くべきことに書類審査や面接で4回も落とされることになる。
ようやく念願叶って5回目の挑戦で採用となるのだが、配属されたのは清掃部門、しかも夜の清掃、ナイトカストーディアルだった。
鎌田氏は正直、がっかりしたと語っているが、気を取り直して清掃の仕事を学び始める。
そして -
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読み始めて,数分で涙が溢れるほど,素晴らしい本。掃除は,肉体労働だし,ブルーワークだし,あまり良い仕事ではないと思われてるが,そんなことはないと改めて認識させられた。掃除を通じて,良き人間になるためにいったい何を学べるのか,どんな姿勢で掃除をするのか,掃除でどうしたら人を幸せに出来るのか,どんな些細な物事でもいくらでも考えよう,やりようはあるし,人を幸せに,夢を与えられるきっかけはある。人間として大切なことを,東京ディズニーランドの,カストーディアルという清掃の仕事を通して,学びたいとより強く思った。自身の仕事を心から認めてあげられていないお父さん,ただの繋ぎ仕事でやりがいを全く感じていない男
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大人気のディズニーが人気な理由。もちろん、大人も子供も楽しめる場所。でも 本当はもっと深いところにも理由があったことをこの本で知ることができました。
キャストはお客様をもてなすこと、楽しませることが当たり前に思っていて 私自身も キャストのことを 気にせず 当たり前のように顔を見ていなかったような気がします。
新人研修のとき
「もてなされること」を体感する
これが研修の一つでもあること。
キャストがお客様をもてなすためには
もてなされる体感が必要
これって
ディズニーだけではなく
サービス業は 全て体感して欲しい。
私自身も 学べた一冊でした。。 -
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ネタバレ2022.9.6
◯時間 20分
◯目的 泣き崩れるほどのサービスって?
◯内容
ウォルトディズニーの言葉があちこちに書かれている。
(これが、暗記できない…)
お客様はサービスの神様
与えることは、最高の喜び
自分の喜びと満足
できない、ではなく、どうしたらできるか?
一部の不誠実な人(子どもの年齢をごまかして入園するしようとする客←本当は誤魔化していなかった)より、多くの誠実な人との信頼関係を大切にする。
お客様の声(クレーム)は、成長できるチャンス。
3/11のとき、ゲストに寄り添い、大きな混乱も事故もなかったのは、まさに、奇跡、と。
◯感想
「電車の中では読まないでください。」
泣き崩 -
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ネタバレ2022.9.5
◯時間 15分
◯目的 掃除の神様の教えって?
◯内容
自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできない。
床に落ちたポップコーンを食べられるように。
チームでの仕事
掃除は汚れているからするのでなく、汚さないためにする。
綺麗だとゴミを捨てられない。
ポケットの10円
安全、礼儀、ショー、効率
キャストたちが温かい弁当を食べられるように電子レンジを→気持ちよく働いてもらうために。
夢の国での落としものは徹底的にさがす。
◯感想
夢の国で楽しんでもらうために、すべては、お客さまのために。
いやいや仕事をしていたら、それが、お客さまに伝わってしまう。自分が誇りを持っ -
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『ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと』
ディズニーのそうじの世界に秘められた仕事が夢と感動であふれる物語。
4つの物語によって、「そうじの神様」が伝えたい想いが描かれている。
「そうじの神様」の4つの言葉
「ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を越せる時がある」
「そうじは、パレードやアトラクションを演出するための、舞台作りなんだ」
「自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできないよ」
「僕たちの仕事は床を綺麗にするだけじゃない。ゲストに夢を与え、幸せを提供することが仕事なんだ」
【感想】
1日で読むことができる素敵な本。
夢は、あきらめなければ叶