【感想・ネタバレ】ディズニー そうじの神様が教えてくれたことのレビュー

あらすじ

東京ディズニーランドを舞台に、ウォルト・ディズニーが最も信頼した清掃員、「そうじの神様」ことチャック・ボヤージン氏と、カストーディアル・キャスト(清掃スタッフ)たちが繰り広げる感動物語。「働くことの本当の意味」を問いかける。

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司馬遼太郎がいなければ、坂本龍馬は英傑として語られていなかったかもしれない。
水道橋博士がいなければ、ビートたけしの男気は半分もお茶の間に伝わっていないのかもしれない。
同じように、鎌田洋さんがいなければ、チャック・ボヤージンというディズニーの「そうじの神様」の存在は日本人には知られないままだったのかもしれません。
この作品では、カストーディアルというディズニーランドの清掃員それぞれの人生を通じて、「そうじの神様」がアメリカから伝えたディズニーのホスピタリティの片鱗を知ることができます。
一般的な自己啓発本のような堅い言い回しは使わず、あくまでキャストそれぞれの人生の物語や感情にフォーカスした内容になっているので、非常に入り込みやすいです。
お客様へのおもてなしを学ぶために読むも良し、心温まる物語として読むも良し、ディズニーのアトラクションの待ち時間に友人へ話すマメ知識のネタとして読むも良し、の良作です!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私は自分の利益で動いてしまっている気がずっとしている。
第一に思い浮かぶのが、自分にとってどうか、自分が傷つかないかなど自分よがりになっていることが気がかりである。そのため、何か起こると、自分を責めたり、被害者意識になり、自信もなくしてしまった。
自分の思考の中に、人を楽しませるにはどうすればいいかを入れるようにすると、また違った世界が見えてくるのではないかと感じた。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

読み始めて,数分で涙が溢れるほど,素晴らしい本。掃除は,肉体労働だし,ブルーワークだし,あまり良い仕事ではないと思われてるが,そんなことはないと改めて認識させられた。掃除を通じて,良き人間になるためにいったい何を学べるのか,どんな姿勢で掃除をするのか,掃除でどうしたら人を幸せに出来るのか,どんな些細な物事でもいくらでも考えよう,やりようはあるし,人を幸せに,夢を与えられるきっかけはある。人間として大切なことを,東京ディズニーランドの,カストーディアルという清掃の仕事を通して,学びたいとより強く思った。自身の仕事を心から認めてあげられていないお父さん,ただの繋ぎ仕事でやりがいを全く感じていない男性,親からそうじの仕事をしていることを反対されている娘。どの話も大きな学びとなった。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ


『ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと』

ディズニーのそうじの世界に秘められた仕事が夢と感動であふれる物語。
4つの物語によって、「そうじの神様」が伝えたい想いが描かれている。
「そうじの神様」の4つの言葉

「ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を越せる時がある」

「そうじは、パレードやアトラクションを演出するための、舞台作りなんだ」

「自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできないよ」

「僕たちの仕事は床を綺麗にするだけじゃない。ゲストに夢を与え、幸せを提供することが仕事なんだ」

【感想】
1日で読むことができる素敵な本。
夢は、あきらめなければ叶うと思わせてくれた本だった。

ディズニーは夢の国で子供が楽しい場所という考えだったけど、ウォルトディズニーの言葉「子どものために映画をつくったのではない、誰の心にもある子どもの心のためにつくったのだ」のように、すべての人の心の中にある子どもの心を幸せにする場所であると感じた。
このそうじの神様の考えは、どこで働こうと大切になってくると思うので、忘れないで日々生活していきたいと思った。

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2021年11月02日

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すべてはゲストのために
自分の担当でなくても、気がついた人ができる事をやればいい。そのためのワンチームとなること。これは、どの現場でも一緒だと感じた。

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2021年03月08日

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そうじは、汚れているからするのではなく、汚さないためにするんだ。汚せないくらい綺麗にすれば、捨てることに躊躇するんだよ。そうなれば、ゴミを捨てる人はいなくなる。劇場の舞台に、ゴミを捨てる観客はいないだろう?それと同じで、ここも舞台なんだ。僕らは、舞台を作るためのエンターティナーなんだよ」
この言葉を聞いて、掃除に対する印象が変わった。
オープン当時、カストーディアルはまさに裏方というイメージだった。それは、今から30年近くも昔のこと。それが今ではない多彩なパフォーマンスでゲストを楽しませつつパークの掃除や案内をするディズニーのキャストの中でも一番の人気職種になった。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自治会のお掃除の日に、ご近所の方から教わったこと。『汚しても良いと思われないぐらいに綺麗にしておく。それはディズニーランドも同じ』と。

日頃から綺麗にしていると、汚しても良いとは思われない。汚れる前に掃除をすることが綺麗を保つことにつながる。

誰かの幸せのために掃除をする。
精神性の高い仕事をする。自分の仕事に誇りを持つ。それは、ただ単に報酬を得るという次元を超えて、仕事に意義を見出すことで可能になる。

平易な言葉で読みやすい。

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2024年11月02日

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ネタバレ

2022.9.5
◯時間 15分
◯目的 掃除の神様の教えって?
◯内容
自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできない。
床に落ちたポップコーンを食べられるように。
チームでの仕事
掃除は汚れているからするのでなく、汚さないためにする。
綺麗だとゴミを捨てられない。
ポケットの10円
安全、礼儀、ショー、効率
キャストたちが温かい弁当を食べられるように電子レンジを→気持ちよく働いてもらうために。
夢の国での落としものは徹底的にさがす。

◯感想
夢の国で楽しんでもらうために、すべては、お客さまのために。
いやいや仕事をしていたら、それが、お客さまに伝わってしまう。自分が誇りを持って仕事ができるように。
確かに、ディズニーランドに行って、キャストから嫌な印象を受けたことがなかった。
掃除する人の動きは、流れるように美しかった。掃除さえもエンターテイメント。

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2022年09月06日

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ネタバレ

ディズニーランドの掃除の仕事をとおして4つのストーリーをもとに大事なことが描かれている。

1つ目のストーリーでは掃除という職業に恥じらいを持っている父親が娘に自分の職業を隠していることから始まる。
どんな仕事でも「ダメだと思っても信じる心を共有することで限界を超せることがある」と言うこと。
相手のために一生懸命行う仕事に恥ずかしい仕事はない。

2つ目のストーリーはやる気のないキャストがお客さまの立場になること、またお客さまの声や反応を聞くことで自身の仕事のやりがいを感じるよう変化する姿が記載されている。

バイトや派遣でも大事なキャストの意見を聞き取り入れる・・・一般の企業でもなかなか難しいことではないのだろうか。しかしそういった体制がエンゲージメント向上につながると感じた。

3つ目のストーリーは娘が掃除の業務をしていることに対して親が恥ずかしいと感じるストーリーで描かれている。
掃除というものを作業として行うのではなく、本来の目的の「お客さま視点」でどう働くかが重要であることを感じさせられる。

4つ目のストーリーは主役が掃除業務→社員教育の部署を経て最後は人財育成の会社を企業するまでのストーリーが描かれていた。
掃除がなぜ大事かといった視点で「相手の立場になる」ことで大きな感動につながることがわかるが、この考えは
ディズニーや掃除という仕事に限った話ではない。
どの仕事でも共通する考えだ。

自分の業務が誰のためにあって、なぜその業務が必要か、常に相手の立場に立って考えることは基本的なことに聞こえるが重要である。またなかなかそう言った価値観で仕事を続けることも難しく、常にお客さま視点・相手視点を忘れず業務遂行できる人財育成が企業には求められると感じた。

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2021年07月09日

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読みやすかったし、話はとても良かった。
が、物語なのか、本当のことなのか
両方なのだろうけど、そういった意味では混乱した

やっぱりディズニーは夢があっていいですね

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2024年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴミを無くして、綺麗にするために、掃除をするんじゃない。掃除をすることで、自分が、周りがゴミを落とさなくなり、世界が綺麗になっていくんだ。

この手の本の存在は知っていたけど、内容想像できるから読むまでもないと思っていた。ところがだ。なんで今まで読んでなかったのか後悔しかない。
掃除をすることが、どういうことなのか、わかってなかった。
掃除をすることは、心を磨くことなんだ。掃除をするのは、夢を実現することにつながる。そんなとんでも理論まで信じさせられる本。
「掃除は、パレードやアトラクションを演出するための、舞台作りなんだ。」
「ゲストがゴミを床に捨てるのは、捨ててもいいという環境をキャストである僕たちが、作っているからなんだ。」
掃除をするのは誰かということよりも、一人一人が綺麗にするという意識を持つことで、小さな思いやりは大きな感動に繋がる。
「子どもがポップコーンを落としても、拾って食べられるくらいに綺麗にするんだよ」
we keep your castle shining
チャックボヤージン
「感動の源泉、それはイノセンス=純粋無垢にあるのだ」ウォルトディズニー
ディズニーの思想、そしてそれを実現させようとするキャスト、そしてそこに参加するゲスト。本当によくできてる。ウォルトディズニーは世界を、平和にしている。世界は変えられる。その第一歩は掃除をすることだ。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

⭐️4つのキーワード安全、礼儀正しさ、ショー、効率
⭐️ダメだと思っても信じる心を共有することで限界を越せる時がある
⭐️あなたができるすべてをしてあげなさい、そしてできる限りきれいにしなさい
心に残りました✨

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2024年04月13日

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ディズニーが夢の国と呼ばれるにはただキャラクターがいるだけではなくキャストの方が自分達の仕事に本気であり、妥協していないからなのだと感じた。次回行くことがあればキャラクターよりもキャストの方に目を向けてみたいと感じた。

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

読みやすくて、すぐに読み終えた。
今まであまり気にしていなかったけど、ディズニーランドって本当にゴミ落ちてないよね。
ディズニーが夢の国である為に大切にしていることを垣間見た気がする。
落としたポップコーンを拾って食べられるくらいに床をキレイに。
まずは自分の家もそうできるように心がけよう。

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

ディズニーランドで働くカストーディアル(お掃除部門)の方たちの話。一つの話の中でいきなり視点が変わるので少し読みづらいが、4編とも勉強になった。子供の頃よりも社会人になった今読み直したほうがよりこの本から学ぶことがあり大人が読むべき本だと思う。

すべての仕事は誰かを感動させることができる。純粋無垢な心を持ってすれば。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

小説を読んでいる気分で大事なことを教えてくれる読みやすい自己啓発本。
・ダメだと思っていても、信じる心を共有することで、限界を超せる時がある

・夢を叶えるには、限界を決めない

・夢は諦めなければ叶う

夢を持っていないと夢を与える人にはなれない

前向きになれる本。

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2022年04月16日

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“ダメだと思っても、信じる心を共有する事で、限界を越せる時がある”

“最高のちーむわーくあは思いやりの中で完成する”

この本を読んで改めてディズニーに行ってみたくなった

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2021年12月19日

Posted by ブクログ

職業に価値な差は無い。
働く人が仕事をどう捉えて、どういう姿勢で働くかによって、成功・幸福の差がある、、、。
現実は、そんな理想だけでは無いように思いますが、勉強になりました。

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2021年03月14日

Posted by ブクログ

そうじは自分を含めた全ての人を幸せにする行為だと思いました。作者のくどくて大袈裟な表現が、逆に心地よかったです。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ディズニーに行くと幸せな気持ちになれるのは綺麗で清潔感があることに安心することが理由のひとつだと思う。私は学校とかでいつも真面目にそうじに取り組んでいた。地味だし楽しいことではないけれど、そうじをすることで綺麗になって気持ちよく過ごせることが幅しかった。身の周りを綺麗にすることで心も綺麗になると思う。この本を読んだことでよりそうじを丁寧にできるようになった。ディズニーのこともより好きになれる大事な本。床にポップコーンが落ちても食べられるぐらい綺麗にするのって素敵だと思う。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

ディズニーの裏側、縁の下ではこんなことが起きているんだなと。掃除も含めて夢の国が出来ていることを感じて楽しかった。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

もう少し何か得られると思って買ったのにな。つまんない。作文レベル。そもそもこの作者は掃除の仕事は恥ずかしい物ではない、って再三書いてるけどそう思ってるのはお前だろ、としか思えなかった。誰もそんなこと思ってねえよ。30分くらいで読み終わったので内容のスカスカさは推して知るべし。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

実在人物が登場するフィクションなので、かなり物語感がある。
しかし、そこまで含めてディズニーらしさと思う人はファンタジーの世界を楽しめるだろう。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

更にキャストの見方が変わってきます。
また景色が1つ変わって見えるでしょうね。
今年は行けないだろうなぁ、とディズニー関連の書籍で気持ちを昇華させようと思いました。

でも逆効果でした…。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

清掃って仕事としては地味だけどとても大事な仕事。
ディズニーに限らずだけど清掃が行き届いてるかそうじゃなくてそのお店の印象が変わる気がする。
どんな仕事もやりがい持ってやるのは素晴らしい!

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

私がこの本で教えられた言葉。

ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を越せる時がある。~夢の国の落とし物より

親が子供から何かを教えられた時、それはこの上ない恩返しの一つ。~魔法のポケットより

そうじは、よごれてあるからするのではなく、汚さないためにするんだ。よごせないくらい綺麗にすれば、捨てることに躊躇する。~夢の、その先より

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

短編が何個もあって読みやすい。

夜の掃除の仕事があることで、夢の国につながる。

ポップコーンを落としても食べられるくらいきれいな床にしたい、という言葉におどろいた。
みんながきれいに使うには、きれいな場所を保つこと。

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

再読。ただディズニーのノウハウについて書かれた本ではなく、実話とともにディズニーの精神がわかる本。筆者が体験した数々の奇跡がわかる。ディズニーのカストーディアルがただの清掃業者を超えて評価される理由がここに詰まってる。

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

今となってはディズニーの掃除は仕事として憧れられるような存在になったが、その根底にはこのそうじの神様がいたということを知れた。
物語としてさらっと読めて面白かった。

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2022年06月07日

Posted by ブクログ



職種にランクなんてない。
どんな仕事もエンターテインメント。

同シリーズのおもてなしの神様と比べると、自分のめざしている職種とは違うので勉強になる度合いは違ったが、心の持ち方、人との関わり方はとても勉強になった。

どんな時もGive & Give で、綺麗な心で過ごしていけるよう頑張ろうと感じた。

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2021年05月29日

Posted by ブクログ

いい話だった。只本を読むだけで胸が詰まる感覚は滅多にないんだけど、これは胸が詰まった。流石ディズニーと、只ただ思った。

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2023年10月22日

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