鈴木るりかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
藪椿が川上から流れてきた様子を見て、小6だった祐太お兄さんは、小学校に上がる前の私に「落花流水」と言った。
散った花が水面に落ちて流されていく。春が過ぎていく、歳月が流れていくということだよ。と教えてくれた。
憧れのお兄さん。
落合祐太。
警察に連れて行かれる姿を見て、夢だと思った。
小さい頃からずっと好きだった人が犯罪者になってしまったら、、、。
その、ぐるぐるする様子がとても共感できる。
冷凍庫の中の聖一の話は、すごいなぁと思う。
よくこんな印象的なアイディアを思いつくと、感心する。
石田衣良の本名の苗字が石平。石平庄一。
ラストのてんとう虫が中指から飛んでいく場面は涙が出そうになった。
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Posted by ブクログ
ライトで簡潔な文体が読みやすく、三つの中短篇が同じ舞台となっているので、登場人物それぞれの交わり方、エピソードのやり取りが絶妙で、面白かった。
色々な要素を貪欲に取り入れる、ごった煮的な感覚は、好みが分かれるかもしれないが、それだけ楽しませたいと思う、作家の意欲的な姿勢の現れにも感じられた。ただ、表題作については、もう少しテーマを絞ってもいいかななんて思いました。逆に、「神様ヘルプ」は伏線もオチも上手く決まっていて、凄さを感じたのだが。
色々書いたが、テーマは難しく、気になる点を挙げており、そこに最も興味がいきました。
親と子は、ただそれだけで、切ることのできない縁が必ずしもあるとは限ら