鈴木るりかのレビュー一覧

  • 太陽はひとりぼっち

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    さよなら、田中さんの続編。読みやすい文体でその年代にしか書けないであろう当事者感というものがあり、同年代には共感できそうです。

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    2021年08月09日
  • 私を月に連れてって

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    鈴木さん田中シリーズ。「遠くへ行きたい」「私を月に連れてって」「夜を超えて」の三遍。ニート賢人の目覚ましい変化、新たに増えた田中家の「食器棚の奥の骸骨」。ますます磨きがかかったような筆致。続編気になる(*´꒳`*)

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    2021年05月13日
  • 太陽はひとりぼっち

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    鈴木るりかさん三冊目。田中さんシリーズ続編。大家の息子賢人くんの白薔薇の話、花実のおばぁちゃんの話、ミッションスクールに行った三上くんの話、木戸先生の生き別れた兄の話。どれも面白かったなぁ。文章に無駄な装飾がなくシンプルで読みやすい。人の内面を言語化して説明するのがとても上手で隅々まで描いている気がする。これはこれで好きだけど、もうちょっと余白みたいなのがあると嬉しいな。まだ高校生、これから先も楽しみな作家さん。

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    2021年03月28日
  • 私を月に連れてって

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    連作短編3編
    短い言葉,簡潔な会話,ストレートな表現,わかりやすくてしかも奥が深い.特に「愛されたい思いをずっと抱えて生きてきた」という言葉に胸が締め付けられました.
    また二階のニートの賢人のその後も気になるし,母田中真千子の過去も気になる.

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    2021年01月29日
  • 私を月に連れてって

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    現在高校2年生の鈴木るりかさん。14歳の誕生日に『さよなら、田中さん』でデビューしてから毎年誕生日に新作が刊行されています。今作で4冊目、私の大好きな田中さん母娘シリーズとしては3作目。

    もうねえ、毎回思うんですが、るりかさん…本当に実年齢ですか?なぜ松島トモ子さんのCMを知っているの?実は昭和生まれでしょ?と言いたくなってしまいます。

    今作は田中母の素性が少し明らかにされ、なんだかちょっと不穏な空気も感じます。でも相変わらず田中母はいいキャラだし、吹き出しそうになるくらい面白いかと思えば考えさせられたり、胸があつくなったり…特に『夜を超えて』は本当に良かった。木戸先生の名言もやっぱり深い

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    2021年01月23日
  • 太陽はひとりぼっち

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    悲しみに負けそうになったら、
    寂しさが忍び寄ってきたら
    無理にでも笑う。  

    わかるよ、田中さん、
    先生もそうして生きてきたから。



    参ったね。
    うん、これを娘よりずっと下の子が書いた、とは。

    たぶん、本人 言われ尽くして
    またかよ気分かもだけど
    オバチャン言っちゃう!
    (おばあちゃんだったら、悲しいな)

    遥か昔、私だって子供だった。
    子供なりにいろいろ考えていたし
    見えないいろいろ 頑張ってた。

    子育て中は、それを思い出したし
    今 この本を読んで また思い出した。

    ストレートな切り口
    瑞々しく素直な文体
    若いって いいなー

    どんな作家さんになっていくのだろう?
    勝手に 親戚の

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    2020年12月23日
  • 私を月に連れてって

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    デビュー作より3作読んでもうすごいの一言、読んでいてあきません。おもしろさ。今回もまたやってしまいました。「遠くへ行きたい」に出てくる麦茶のくだり、安くてお徳「こんなに美味しいのにさ。これなんか五十六袋も入ってて百五十八円だよ。ひと袋三円しかないんだよ。」もうこのフレーズいいなあ最高です。おもしろい発想読んでいてあきない。のんちゃん母子のエピソードはとても考えさせられる深いお話でした。「食器棚の奥の骸骨。どんな家庭にも秘密にしておきたいことがあると言う意味です。なかなかうまいフレーズです。賢人が主役のお話は最高でした。きれいにかわっていくのが素晴らしい。恋の行方がハラハラドキドキでした。その後

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    2020年11月23日
  • 太陽はひとりぼっち

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    『さよなら、田中さん』の続編(?)、3編。
    「太陽はひとりぼっち」
    花実は中学生。ビジネスマンや老婆が訪ねてきたりで大騒動。
    「神様ヘルプ」
    中学受験に失敗した三上。全寮制のカトリックスクールに通っている。
    「オー マイ ブラザー」
    不思議な不思議な木戸先生の過去と兄弟のお話。

    若さというの…読んでいて勢い・力を感じるよ。それだけでなく、表現力や登場人物の描き方うまいなあ。やはり何よりも読んでて楽しいのがいい。前向きになれるし、気分転換にもなった、辛いことでも暗くならず、乗り越えてゆくしね。木戸先生のお話が最後、癖のある先生、木戸先生いいなあ。神様ヘルプは恋のお話でもあるけれど、それぞれ家族

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    2020年09月20日
  • 太陽はひとりぼっち

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    中編1編短編2編
    中学生になった田中花実.貧乏を苦にすることなく(いや苦にはしてるか),つまりは明るくたくましく,母子家庭ながら母親のまっすぐな愛情に守られて成長していく.面白いだけではない人生の深みを語る,恐るべし鈴木るりかさん.

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    2020年08月06日
  • 太陽はひとりぼっち

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    前作の『さよなら、田中さん』より世の中の痛いとこを突いてきてる。
    でも、本作はあれもこれも書いてみたい!っていう、ネグレクトやら、声掛け事案やら、女装男子やらをてんこ盛りにして、高校生らしい勢いと若さを感じた。
    いつか、テーマを掘り下げて、さらに良い作品を書いてほしいな。

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    2020年08月01日
  • 太陽はひとりぼっち

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    やっぱり面白い。
    けど、前巻を読み直してしまうってことは…。
    まぁ、さらっと読めたのでエンタメとしては良いか。

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    2020年03月28日
  • 太陽はひとりぼっち

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    タイトルの作品を含む3編の短編で構成されている。17歳の女子高生が書いた作品とは思えない作品。現代の高校生というよりも、昭和の頃の高校生の感性に近い気がした。日本を代表する大作家になるかもしれない。

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    2020年02月13日
  • 太陽はひとりぼっち

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    出たよ、花ちゃんの続編!
    やっぱりいい❗
    もはや皆さんのオムニバスストーリーのようだが。
    太陽はひとりぼっち……中学生になった花ちゃんの新しい生活と友達。佐知子ちゃんが近い将来グレないか心配。でも花ちゃんと花母がいれば大丈夫かな?三上くんのときみたいに。
    神様ヘルプ……その三上くんの新しい生活。信仰に救いと生き甲斐を見いだした三上くん。家族はドン引きだけど、とことん相性悪いなぁ(笑)結局、三上くんを堕落させるってか一般人に戻すのは花ちゃんと花母かな?
    オーマイブラザー……木戸先生、大好きだった❗またもや登場で嬉しい❗欠損を知っているモノはすぐにわかる。木戸先生はいい人間、いい教師どよな。小学校

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    2020年01月30日
  • 落花流水

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    鈴木るりかさんの本は今までとても共感できる内容だったから、その印象で読み進めたら、あれ?という気持ちのまま読み終わってしまった。あこがれの近所のおにいちゃんがパンツ泥棒(800枚...)で捕まり犯罪者となっても、憧れを捨てきれない妄想が暴走する女子高生の話としか感じられなかった。おにいちゃんが犯罪者になってしまうまでのいきさつとか、教師である両親の落胆や暮らしの変化、そこからの再生なんかが読みたかったなあと思う。ちょっと残念。

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    2026年01月25日
  • 星に願いを

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    ネタバレ

    花美と真千子とタツヨは孫、娘、祖母の関係。見知らぬ女性から届いた祖母の日記には壮絶な人生が綴られていた。生きているうちに会っておきたかったと後悔。

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    2025年06月17日
  • 落花流水

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     ふうむ、やはり田中さんシリーズのほうがいいな。かなりレベルの高い高校生たちの会話についていけないところもあったな。現役の受験生なのにこんなに書けるのってすごいとは思うよ。
     問題の先生はいったいなぜあんなことをしてしまったのか、それが分からないのが一番ひっかかりました。現実には理由なんてないのかもしれないけど。

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    2024年04月14日
  • 星に願いを

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    『さよなら田中さん』で田中母娘のファンに。

    以後の『太陽は〜』『私を月〜』は読んでいないので、伏線がわからない部分もあるのですが、
    いい作品だと思いました。
    母娘がこれからも仲良く、幸せでいてほしい。

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    2024年03月03日
  • 星に願いを

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    ネタバレ

    「さよなら田中さん」のシリーズ 4作目
    と知ったのは この本を読み終えてからだった・・・

    そう 主人公は母子家庭の田中花実。
    前半は受験生になった花実の母がひったくりにあった話から展開されていく。
    後半は花実の母 真千子の母(祖母)が亡くなり、遺品整理したノートから その生きざまを紐解き 母との関係を知ることになる。

    出だしの能天気な母と大家のおばさんの会話はテンポよく (ぁぁ この日常会話がいいんだよなぁ)と感じる。
    そこからの ちょっと息苦しくなる同級生の家庭環境や疎遠になっている母と祖母の関係。
    文章のリズムが心地よく 読み手を離さないのはこの作家さんの凄いところ。

    (そうか もう

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    2024年01月13日
  • 落花流水

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    鈴木るりかの落花流水を読みました。
    落花流水の意味は
    落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。
    時がむなしく過ぎ去るたとえ。
    別離のたとえ。
    また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。
    散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。
    転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということです。

    主人公は小さい時よりお兄ちゃんと慕っている男性が居ました。
    常に思って

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    2024年01月12日
  • 星に願いを

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    シリーズの花実ちゃん。
    スイス銀行のくだりは面白すぎる。
    母親が病院にいるから早退って、驚く出来事。
    無事で良かった。
    タツヨさんの日記は、想像以上に壮絶な人生だったことをつづっていて、びっくりした。
    お金って人を狂わせる。
    タツヨさんのお兄さんがひどい。
    花ちゃんの母親真千子の幼い頃など、辛い。
    タツヨさんが遺した日記は、すごい作品だった。
    賢人の推理は、本当にグッジョブ。
    辛さがマイルドになった。
    毎回思うけど、鈴木るりかさんは天才だと思う。
    人を惹きつける作品を描ける作家さんだと思う。すごい。
    今後も楽しみ。

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    2023年11月16日