鈴木るりかのレビュー一覧

  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    『さよなら、田中さん』の続編。2冊目。

    賢人が引きこもることになった中学時代のある事件の話
    突然現れた嫌なおばあちゃんだったタツヨ
    中学から友達になった佐知子

    『さよなら、田中さん』で地元の私立中学に全部落ち、地方のキリスト教系の中学校に入寮することになった三上くん

    小学校時代の担任だった木戸先生のお兄ちゃんの話

    鈴木るりかさんの中学生とは思えない、深みのある感性で描かれる人間ドラマが面白い

    0
    2022年10月18日
  • 落花流水

    Posted by ブクログ

    テンポが若々しくて、あっという間に読んでしまった。
    憧れのおにいちゃんの犯罪、かなりショッキングな出来事を深刻になりすぎないよう、友人や家族の会話で蹴散らすような、ある意味これが高校生のリアルかもなぁと思いながら。
    ただ主人公水咲の気持ちのみで進むのでちょっと物足りなかった。

    0
    2022年08月28日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    しまった。。。

    さよなら、田中さん
    を読まずして、こちらを先に読んでしまった。
    多分前作を読んでいたら、全く違う感想になったのだろうなぁ。。。。


    いやでもしかし、読んでなかったが良い作品だった。
    それぞれに沢山の悩みを抱えた人物が沢山登場するのだが、どの話に出てくる人も、みんな前向きで美しい。

    これがこの作者様の魅力なのだろうなぁ。

    木戸先生、よく出てくるなぁと思ったら、最後の短編で木戸先生が。

    こんな展開もとても素敵。
    そして、えーーー!!そんな落ち!?って、どこかほっこり(^-^)

    作者様はまだお若いのに、凄い実力だな。
    他の作品も読んでみたい。素晴らしい(*^^*)

    0
    2022年07月09日
  • 落花流水

    Posted by ブクログ

    「さよなら、田中さん」以来楽しみに読んでいる、鈴木るりかさんの新作。「現役受験生が書く受験生のリアル」とかいう紹介文を見たけど、その言葉から受ける印象と中味はちょっと違うんじゃないかな。受験生なんて狭い枠ではなくて、誰もが持つ「ままならなさ」を重くならずに描いた、著者らしい作だと思う。

    いきなり下着泥棒の話から始まって(しかも犯人は主人公水咲にとっての王子様)、あれま、このお話はどう進むのかと思ったが、その件の着地点が焦点ではないのだった。憧れの人がおこした衝撃的な事件に、水咲の心は揺れ動く。でもそこに危うい感じがほとんどないのは、農村地帯に住み(水咲の家は農家)、通学時にはヘルメット着用と

    0
    2022年03月22日
  • 落花流水

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中2で作家デビューし5冊目のこの本。田中さんシリーズでなく、また新しい物語。何もかも完璧な初恋の相手、隣の家のお兄ちゃんと慕った相手が、ある日、下着泥棒で捕まってしまう。信じられない気持ちの水咲。もう、水咲の真っ直ぐな素直な感情や、愛海や聖二、山田ァの掛け合いに何度も笑わされた。この方の作品は元気をくれる。この先、どんな作品を書くようになるのか、本当に楽しみ。とても良かった、素敵な作品。

    0
    2022年02月08日
  • 私を月に連れてって

    Posted by ブクログ

    よろこび、哀しみ、優しさ、強さ、不安。
    人間にはいろんな面があることが書かれていて、これを高校生が書いたとは、、、‼︎
    真相をつく言葉を知っているのが本当にすごい!
    「夜を越えていくんだよ」という言葉に勇気をもらい、アンラッキーの先払い、ツケの回収って発想もおもしろかった。

    0
    2021年12月28日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    「さよなら田中さん」の続編。

    前作を読んだ時は、これを中学生が書いたのか⁉︎と驚くばかりだったが、今回も冒頭から「三波春夫のシベリア抑留の話(知らなかった)」や、「お大尽」なんて言葉が出てきて、作者は本当に高一⁉︎とまたまた驚愕。
    今作品も、金言格言目白押し。
    中一とは思えない花実ちゃんの、真っ直ぐながらも物事を冷静に客観的に捉える姿勢。
    オバサンも見習わないと…。

    本書は表題の花実ちゃんが主人公である「太陽はひとりぼっち」の他に、
    前作で全寮制のカトリック学校に進学した三上くんの学校生活と夏休みの帰省を描いた「神様ヘルプ」、
    花実ちゃんの小学校の恩師ちょっとオカルトな木戸先生の過去に触れ

    0
    2021年08月18日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    さよなら、田中さんの続編。読みやすい文体でその年代にしか書けないであろう当事者感というものがあり、同年代には共感できそうです。

    0
    2021年08月09日
  • 私を月に連れてって

    Posted by ブクログ

    鈴木さん田中シリーズ。「遠くへ行きたい」「私を月に連れてって」「夜を超えて」の三遍。ニート賢人の目覚ましい変化、新たに増えた田中家の「食器棚の奥の骸骨」。ますます磨きがかかったような筆致。続編気になる(*´꒳`*)

    0
    2021年05月13日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    鈴木るりかさん三冊目。田中さんシリーズ続編。大家の息子賢人くんの白薔薇の話、花実のおばぁちゃんの話、ミッションスクールに行った三上くんの話、木戸先生の生き別れた兄の話。どれも面白かったなぁ。文章に無駄な装飾がなくシンプルで読みやすい。人の内面を言語化して説明するのがとても上手で隅々まで描いている気がする。これはこれで好きだけど、もうちょっと余白みたいなのがあると嬉しいな。まだ高校生、これから先も楽しみな作家さん。

    0
    2021年03月28日
  • 私を月に連れてって

    Posted by ブクログ

    連作短編3編
    短い言葉,簡潔な会話,ストレートな表現,わかりやすくてしかも奥が深い.特に「愛されたい思いをずっと抱えて生きてきた」という言葉に胸が締め付けられました.
    また二階のニートの賢人のその後も気になるし,母田中真千子の過去も気になる.

    0
    2021年01月29日
  • 私を月に連れてって

    Posted by ブクログ

    現在高校2年生の鈴木るりかさん。14歳の誕生日に『さよなら、田中さん』でデビューしてから毎年誕生日に新作が刊行されています。今作で4冊目、私の大好きな田中さん母娘シリーズとしては3作目。

    もうねえ、毎回思うんですが、るりかさん…本当に実年齢ですか?なぜ松島トモ子さんのCMを知っているの?実は昭和生まれでしょ?と言いたくなってしまいます。

    今作は田中母の素性が少し明らかにされ、なんだかちょっと不穏な空気も感じます。でも相変わらず田中母はいいキャラだし、吹き出しそうになるくらい面白いかと思えば考えさせられたり、胸があつくなったり…特に『夜を超えて』は本当に良かった。木戸先生の名言もやっぱり深い

    0
    2021年01月23日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    悲しみに負けそうになったら、
    寂しさが忍び寄ってきたら
    無理にでも笑う。  

    わかるよ、田中さん、
    先生もそうして生きてきたから。



    参ったね。
    うん、これを娘よりずっと下の子が書いた、とは。

    たぶん、本人 言われ尽くして
    またかよ気分かもだけど
    オバチャン言っちゃう!
    (おばあちゃんだったら、悲しいな)

    遥か昔、私だって子供だった。
    子供なりにいろいろ考えていたし
    見えないいろいろ 頑張ってた。

    子育て中は、それを思い出したし
    今 この本を読んで また思い出した。

    ストレートな切り口
    瑞々しく素直な文体
    若いって いいなー

    どんな作家さんになっていくのだろう?
    勝手に 親戚の

    0
    2020年12月23日
  • 私を月に連れてって

    Posted by ブクログ

    デビュー作より3作読んでもうすごいの一言、読んでいてあきません。おもしろさ。今回もまたやってしまいました。「遠くへ行きたい」に出てくる麦茶のくだり、安くてお徳「こんなに美味しいのにさ。これなんか五十六袋も入ってて百五十八円だよ。ひと袋三円しかないんだよ。」もうこのフレーズいいなあ最高です。おもしろい発想読んでいてあきない。のんちゃん母子のエピソードはとても考えさせられる深いお話でした。「食器棚の奥の骸骨。どんな家庭にも秘密にしておきたいことがあると言う意味です。なかなかうまいフレーズです。賢人が主役のお話は最高でした。きれいにかわっていくのが素晴らしい。恋の行方がハラハラドキドキでした。その後

    0
    2020年11月23日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    『さよなら、田中さん』の続編(?)、3編。
    「太陽はひとりぼっち」
    花実は中学生。ビジネスマンや老婆が訪ねてきたりで大騒動。
    「神様ヘルプ」
    中学受験に失敗した三上。全寮制のカトリックスクールに通っている。
    「オー マイ ブラザー」
    不思議な不思議な木戸先生の過去と兄弟のお話。

    若さというの…読んでいて勢い・力を感じるよ。それだけでなく、表現力や登場人物の描き方うまいなあ。やはり何よりも読んでて楽しいのがいい。前向きになれるし、気分転換にもなった、辛いことでも暗くならず、乗り越えてゆくしね。木戸先生のお話が最後、癖のある先生、木戸先生いいなあ。神様ヘルプは恋のお話でもあるけれど、それぞれ家族

    0
    2020年09月20日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    中編1編短編2編
    中学生になった田中花実.貧乏を苦にすることなく(いや苦にはしてるか),つまりは明るくたくましく,母子家庭ながら母親のまっすぐな愛情に守られて成長していく.面白いだけではない人生の深みを語る,恐るべし鈴木るりかさん.

    0
    2020年08月06日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    前作の『さよなら、田中さん』より世の中の痛いとこを突いてきてる。
    でも、本作はあれもこれも書いてみたい!っていう、ネグレクトやら、声掛け事案やら、女装男子やらをてんこ盛りにして、高校生らしい勢いと若さを感じた。
    いつか、テーマを掘り下げて、さらに良い作品を書いてほしいな。

    0
    2020年08月01日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    やっぱり面白い。
    けど、前巻を読み直してしまうってことは…。
    まぁ、さらっと読めたのでエンタメとしては良いか。

    0
    2020年03月28日
  • 太陽はひとりぼっち

    Posted by ブクログ

    タイトルの作品を含む3編の短編で構成されている。17歳の女子高生が書いた作品とは思えない作品。現代の高校生というよりも、昭和の頃の高校生の感性に近い気がした。日本を代表する大作家になるかもしれない。

    0
    2020年02月13日
  • 江崎クリーニング店の娘

    Posted by ブクログ

    7つの短編集。
    小学生だったり、若い女性だったり、中年男性だったり、中高年の女性だったりと主人公も、話の方向もそれぞれバラエティに富んでいて飽きさせない。
    文章も素直で、ユーモアもありながら、ビターな部分もありと楽しめた。

    一番好きなのは「裸の王様」。設定の奇抜さ、ユーモアの加減、家族の微笑ましさ、最高でした。


    「12歳の文学賞」を受賞された作家さんということで、その頃のベストセラー「さよなら、田中さん」は続編も出てシリーズになっているとか。これは是非とも追っかけて読んでみたい。

    0
    2026年08月01日