鈴木るりかのレビュー一覧
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現在高校2年生の鈴木るりかさん。14歳の誕生日に『さよなら、田中さん』でデビューしてから毎年誕生日に新作が刊行されています。今作で4冊目、私の大好きな田中さん母娘シリーズとしては3作目。
もうねえ、毎回思うんですが、るりかさん…本当に実年齢ですか?なぜ松島トモ子さんのCMを知っているの?実は昭和生まれでしょ?と言いたくなってしまいます。
今作は田中母の素性が少し明らかにされ、なんだかちょっと不穏な空気も感じます。でも相変わらず田中母はいいキャラだし、吹き出しそうになるくらい面白いかと思えば考えさせられたり、胸があつくなったり…特に『夜を超えて』は本当に良かった。木戸先生の名言もやっぱり深い -
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悲しみに負けそうになったら、
寂しさが忍び寄ってきたら
無理にでも笑う。
わかるよ、田中さん、
先生もそうして生きてきたから。
参ったね。
うん、これを娘よりずっと下の子が書いた、とは。
たぶん、本人 言われ尽くして
またかよ気分かもだけど
オバチャン言っちゃう!
(おばあちゃんだったら、悲しいな)
遥か昔、私だって子供だった。
子供なりにいろいろ考えていたし
見えないいろいろ 頑張ってた。
子育て中は、それを思い出したし
今 この本を読んで また思い出した。
ストレートな切り口
瑞々しく素直な文体
若いって いいなー
どんな作家さんになっていくのだろう?
勝手に 親戚の -
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デビュー作より3作読んでもうすごいの一言、読んでいてあきません。おもしろさ。今回もまたやってしまいました。「遠くへ行きたい」に出てくる麦茶のくだり、安くてお徳「こんなに美味しいのにさ。これなんか五十六袋も入ってて百五十八円だよ。ひと袋三円しかないんだよ。」もうこのフレーズいいなあ最高です。おもしろい発想読んでいてあきない。のんちゃん母子のエピソードはとても考えさせられる深いお話でした。「食器棚の奥の骸骨。どんな家庭にも秘密にしておきたいことがあると言う意味です。なかなかうまいフレーズです。賢人が主役のお話は最高でした。きれいにかわっていくのが素晴らしい。恋の行方がハラハラドキドキでした。その後
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『さよなら、田中さん』の続編(?)、3編。
「太陽はひとりぼっち」
花実は中学生。ビジネスマンや老婆が訪ねてきたりで大騒動。
「神様ヘルプ」
中学受験に失敗した三上。全寮制のカトリックスクールに通っている。
「オー マイ ブラザー」
不思議な不思議な木戸先生の過去と兄弟のお話。
若さというの…読んでいて勢い・力を感じるよ。それだけでなく、表現力や登場人物の描き方うまいなあ。やはり何よりも読んでて楽しいのがいい。前向きになれるし、気分転換にもなった、辛いことでも暗くならず、乗り越えてゆくしね。木戸先生のお話が最後、癖のある先生、木戸先生いいなあ。神様ヘルプは恋のお話でもあるけれど、それぞれ家族 -
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出たよ、花ちゃんの続編!
やっぱりいい❗
もはや皆さんのオムニバスストーリーのようだが。
太陽はひとりぼっち……中学生になった花ちゃんの新しい生活と友達。佐知子ちゃんが近い将来グレないか心配。でも花ちゃんと花母がいれば大丈夫かな?三上くんのときみたいに。
神様ヘルプ……その三上くんの新しい生活。信仰に救いと生き甲斐を見いだした三上くん。家族はドン引きだけど、とことん相性悪いなぁ(笑)結局、三上くんを堕落させるってか一般人に戻すのは花ちゃんと花母かな?
オーマイブラザー……木戸先生、大好きだった❗またもや登場で嬉しい❗欠損を知っているモノはすぐにわかる。木戸先生はいい人間、いい教師どよな。小学校 -
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ネタバレ「さよなら田中さん」のシリーズ 4作目
と知ったのは この本を読み終えてからだった・・・
そう 主人公は母子家庭の田中花実。
前半は受験生になった花実の母がひったくりにあった話から展開されていく。
後半は花実の母 真千子の母(祖母)が亡くなり、遺品整理したノートから その生きざまを紐解き 母との関係を知ることになる。
出だしの能天気な母と大家のおばさんの会話はテンポよく (ぁぁ この日常会話がいいんだよなぁ)と感じる。
そこからの ちょっと息苦しくなる同級生の家庭環境や疎遠になっている母と祖母の関係。
文章のリズムが心地よく 読み手を離さないのはこの作家さんの凄いところ。
(そうか もう -
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鈴木るりかの落花流水を読みました。
落花流水の意味は
落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。
時がむなしく過ぎ去るたとえ。
別離のたとえ。
また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。
散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。
転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということです。
主人公は小さい時よりお兄ちゃんと慕っている男性が居ました。
常に思って