鈴木るりかのレビュー一覧
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ネタバレ小学生のころにデビューした作家さんだそうで、まだお若いのに、甘酸っぱい初恋から、高齢のおばあちゃん、中年サラリーマンおじさん、こどもが巣立った主婦など、本当にいろんな人生の日々の交々をまるでその人かのように心情を描けてすごすぎる…
いろんな人のたくさんの人生を味合わせてもらった短編集。いい気持ちで終わる短編集かと思いきや、中には罪の意識に苛まれたり救いようがなかったりする作品もあって、テイストとして落ち着かなかったので星マイナス一点。ダークはいらなかったかな。テイストとして、裸の王様は意外で、裸で日光浴して仕事もイキイキ泥棒も捕まえるおじさんだなんて思い付かない主人公。これもテイストがちがうけ -
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久しぶりの鈴木るりかさん。中学生のときの作品を読んでビックリしたのがついこの間だったのに、もう大学を卒業されたんですね。
この作品は帯に書かれていたとおり「涙と笑いの家族小説」の短編集。勢いのある文章で面白かったです。「世にも奇妙な物語」みたいな感じで楽しめました。
〈帰る家〉
寂しいもの同士のなかむつまじさが、嘘のようになかったことになってしまった切なさ。
紅美には、またひとつ強くなって前向きに生きてほしい。
〈江崎クリーニング店の娘〉
小学生の頃、琴美へのほのかな恋心と罪悪感をもったまま大人になった健太。同窓会で15年ぶりに会った琴美の言葉は·····。
やはり男性の方がロマンチス -
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7冊目の鈴木るりかさんは約3年ぶりの新刊。
14歳で作家デビューしたるりかさん。今年、早稲田大学を卒業されたようですね。専業の作家さんになられたのかしら?
今作は家族をテーマとした全7話の短編集でした。
すべて書き下ろしだそうです。
う〜ん、今作は、確かにるりかさんらしい文章の瑞々しさは感じられましたが、内容がどれもかなりやるせない…。
田中さん親娘シリーズのような明るさや救いがもうちょっと欲しかったかなぁ。
あ、でも『杞憂同盟』は、私もかなり心配性なのでちょっとだけ共感しちゃいました。
あと『渦』の余韻が好きでした。
次はぜひ田中さん親娘シリーズの続きをお願いします。 -
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ネタバレ「さよなら田中さん」のシリーズ 4作目
と知ったのは この本を読み終えてからだった・・・
そう 主人公は母子家庭の田中花実。
前半は受験生になった花実の母がひったくりにあった話から展開されていく。
後半は花実の母 真千子の母(祖母)が亡くなり、遺品整理したノートから その生きざまを紐解き 母との関係を知ることになる。
出だしの能天気な母と大家のおばさんの会話はテンポよく (ぁぁ この日常会話がいいんだよなぁ)と感じる。
そこからの ちょっと息苦しくなる同級生の家庭環境や疎遠になっている母と祖母の関係。
文章のリズムが心地よく 読み手を離さないのはこの作家さんの凄いところ。
(そうか もう -
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鈴木るりかの落花流水を読みました。
落花流水の意味は
落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。
時がむなしく過ぎ去るたとえ。
別離のたとえ。
また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。
散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。
転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということです。
主人公は小さい時よりお兄ちゃんと慕っている男性が居ました。
常に思って -
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6冊目の鈴木るりかさん。14歳で作家デビューし、現在、早稲田大学の2年生だそうです。20歳になったるりかさんの新作はデビュー作『さよなら、田中さん』の田中親娘シリーズの4作目。
中学3年生になった花実ちゃん。毎回のことですが、田中母と大家のおばちゃんの会話が本当におもしろい。そして田中母のポジティブシンキング「幸せは自分の心が決める」が素晴らしい。
今作は田中母がひったくり被害にあってしまうお話と花実の祖母タツヨのお話。田中母と祖母との確執の経緯が明らかに…。大家のおばちゃんの息子で元ニートの賢人くんが何気に頼りになってるなぁ。
前半は私の好きなるりか節炸裂。そして後半は重くて深い余韻を -
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ネタバレ初鈴木るりか。中学生デビューの作家さん、この作品は高校生の時に書いた第5作らしい。高校生が描いた小説としては確かにすごい!俺も、せめて20代で読んでいたら、おもいっきり彼女の小説にはまっていると思うが。
やっぱり人生半世紀過ごしてしまうと、感性が擦れるんやろなぁ、10代の感じ方や考え方に乗り切れないんよねぇ。まぁそれが、正しい?普通のおっさんなのかもしれないが…。
そういや、新井素子の星へ往く船シリーズも高校生で書き始めたんやったよなぁ、あれは当時凄く面白かったしのめり込めたから、やっぱ俺の感性が老化してるってことなんだろうと思う。 -
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朝ドラみたいに真っ直ぐで、読んでよかったと思わせて裏切らないのが好き。読むのが遅い私でも2時間程度で読める分量なのも、気軽で良い。
しかし、なぜか著者と同世代の娘には受けが悪い。母親から「高校生でこんな本がかけるなんてすごいよね」と勧められるときに「だからあなたも頑張りなさい」という発してもいない裏メッセージを勝手に読み取り、うんざりしているのか。面白いのに読まないなんてもったいないな、と思ってきた。
今回ふと思いついたのだが、もしかして本を買って読むという行為が、推し活のような心理になっているのでないか。デビュー作からずっと読み、作品の進化が我が子の成長のように誇らしく、著者を育てた気になっ